
雨宿りの日記
12/25 ランキングで振り返る2006年
えー、何というか、早いね1年。もう終わりなの!?
という訳で、今年が僕にとってどんな1年だったのかランキングで振り返ろうと思う。何故なら日本人はランキングが好きだから。
・2006年漫画ベスト10(私的)
第1位 「ハヤテのごとく!」(週間少年サンデー) 畑健次郎
第2位 「皇国の守護者」(ウルトラジャンプ) 佐藤大輔/伊藤悠
第3位 「げんしけん」(アフタヌーン) 木尾士目 (完結)
第4位 「ONE OUTS」(ビジネスジャンプ) 甲斐谷忍 (完結)
第5位 「HUNTER×HUNTER」(週間少年ジャンプ) 冨樫義博
第6位 「NANA」(Cookie) 矢沢あい
第7位 「のだめカンタービレ」(Kiss) 二ノ宮知子
第8位 「シグルイ」(チャンピオンRED) 南条範夫/山口貴由
第9位 「ハチミツとクローバー」(コーラス) 羽海野チカ (完結)
第10位 「バガボンド」(モーニング) 吉川英治/井上雄彦
まず1位の「ハヤテ」はもうぶっちぎり。毎週毎週こんなに面白い漫画が読めていいのだろうか?そのうちバチが当たるんじゃないのか?
2位の「皇国」は面白いには面白いけど1番のネックはテンポ。現在原作は9巻まで出ているんだけど、このペースだとそこまでに追いつくだけでも10年ぐらい掛かっちゃうぞ!
「げんしけん」「ONE OUTS」「ハチミツとクローバー」の3作は今年完結ってことでちょい評価高め。
「ハンタ」は今年掲載4回、単行本1冊という成績ながら強力な信者補正により5位に。ま、まあ単行本1冊出してるんだしね・・・。
「NANA」も「のだめ」も今年は嫌ってほどに旋風を巻き起こした話題作。まあ良い漫画だからね。当然だい。
「バガボンド」もいつのまにやら来年中には完結しそうな勢い。とうとう。ホントとうとうだよ。
しかし10作も挙げたのに全く掲載誌が被っていないのはどうしたことか! ベスト10に入る作品が3つくらいある雑誌なら喜んで定期購読出来るのになー。
・2006年小説ベスト5(私的)
第1位 「プラハの春」 春江一也
第2位 「ベルリンの秋」 春江一也
第3位 「Innocent World」 本田透
第4位 「クワイエットルームへようこそ」 松尾スズキ
第5位 「天使の梯子」 村山由佳
とにかく今年は「プラハ」が読めただけでも大満足です。神様(って何?)ありがとう。
でも今年は質はともかく量は読めなかった。来年はもっともっと量を読もうと思う。
えー、映画やアニメもやろうと思ったんですが、観た作品が少なすぎて出来ませんでした。どうしたってランキングが組めない。特にアニメ。冗談抜きに「トップをねらえ2!」と「涼宮ハルヒの憂鬱」と「ひぐらしのなく頃に」ぐらいしか観てないよ!貴様っ、それでもオタクか!!!
なので来年は何とか時間作ってもっともっとアニメを観ることを誓います。それでは皆さん良いお年を。
12/3 サーベルタイガーに激萌え!「皇国の守護者」(原作佐藤大輔 画伊藤悠)感想
予想外のブレークを果たした注目作。ということで僕も読んだわけなんですが、いや面白かったです!ほんと驚いたよパトラッシュ。世の中まだこんな面白い漫画があるんだよ。お前犬だからわかないだろうけどさ〜。
この作品は戦争小説の漫画化なので「戦争」というものを非常にリアルに描いている。僕は読んでいて、初めて田中芳樹先生原作の銀河英雄伝説のアニメを観たときの感覚を味わった。劇中、同盟軍の英雄ヤン・ウェンリーは
「つまるところ用兵とはいかに効率良く兵隊を殺すかということだ。」
みたいなことを言う。やさしいヤンがこんな台詞を口にするなんて戦争ってのは容赦ねーなー。でも互いの知略を尽くした戦術勝負は面白いなー。ってな感覚を「皇国の守護者」でも味わえたのだ。
ただ「皇国の守護者」のほうがより「戦争」を容赦なく描いていると思う。銀英伝のほうは文明が発達していたためか略奪や暴行の類は控えめに(良くない事として)描かれていたが、「皇国の守護者」の文明はだいたい明治〜大正くらいだ。略奪やら強姦やらは普通に描かれている。戦争だもん。当たり前でしょ?くらい普通に。
ただ、ここまでリアルに戦争を描いてしまうと普通ならエンターテイメントとしての救いがなくなってしまうところだけど「皇国の守護者」には救いがある。少なくとも僕には。
(僕にとっての)この作品の救いはずばりサーベルタイガーだ。この作品には剣虎隊なる不思議な部隊が存在する。これは軍事用に調教したサーベルタイガーを従える部隊で、主人公直衛が所属しているのがこの剣虎隊だ。
でね、このサーベルタイガーが可愛いの!すごく!!
敵に対してはメチャクチャの狂暴なんだけど主人に対しては恐ろしく健気で、なんというかすごい泣けるのだよ。人が死ぬシーンよりサーベルタイガーが死ねシーンのほうが断然僕は悲しいね。
サーベルタイガー同士の友好も見逃せない萌えポイント。千早と隕鉄の別れのシーン。そして倒れたサーベルタイガー(崑崙か王護か妙髪。見分けたいけど見分けられん。くそ。)に不破が顔を寄せるシーン。もうね、可愛すぎ!何だよ「ニー」って。萌え殺す気か!
主人と猫との関係を見せ付ける熱い台詞も必見だ。「来る・・・か。隕鉄・・・。」とか「--疾ろうか千早。僕らの往き着くべき戦野へ。」とか。西田少尉(笑顔が素敵)は隕鉄だけでも退却させようとしたんだけど隕鉄は戻ってきちゃうのね。その時の隕鉄の可愛いこと可愛いこと。
もうね、隕鉄串刺しにしたカミンスキィとか不破の頭かち割ったバルクホルンとか・・・、お前らとはもう絶好です!これからは口利きません!
11/25 ドキュメントスポーツ大陸「ディープインパクト
凱旋門賞 激闘の記録」感想
僕は観たいけど観れない番組はとりあえず録画しておいて時間が出来たときに観るようにしている。が、もし時間が出来なかったときには録画しておいたその番組は一体どうなるのか?
というわけで10/7にNHK−BS1で放送されたスポーツドキュメント「ディープインパクト 凱旋門賞 激闘の記録」を今頃になって観たわけなんだけど、その感想はというと・・・・・、え〜と、観ててすごい困った気持ちになりました。や、もちろんその原因は今まで観ずに置いといた僕にあるんだけど。でもまさかこんなことになるなんてな〜。
「ディープインパクト 凱旋門賞 激闘の記録」の前半はディープインパクト陣営がいかに凱旋門賞に万全を期して望んだかが解説される。これまでとは比較にならないほど長い移送、日本とは違う柔らかい芝、水食料の違い等さまざまな問題を1つ1つ解決していく様子は何とも心強い。
次にディープを迎え撃つ世界の強豪馬「ハリケーンラン」「シロッコ」等の紹介。
「ハリケーンラン」は凄まじい闘争心の塊。例えどんな不利な位置からでも目の前の馬は必ず抜き去ってしまう。(その鬼神の如き走りにはプロの調教師も「あり得ない」と唖然。)
一方の「シロッコ」は「ディープインパクト」や「ハリケーンラン」のような爆発的な加速力はないものの、その分スパートを掛けられる距離が長く、先行逃げ切りの展開には滅法強い。(大体名前からして強そうではないか。)
そしてレース。出来るだけディープより先に最後に直線に入りスパートを掛けたい「シロッコ」。その「シロッコ」にあまり距離を開けられないようにしながらも、背後の「ハリケーンラン」にも注意を払わなければならないため、完全に挟み撃ちの形に追い込まれる「ディープインパクト」。それら3頭の激しいせめぎあいから1歩引いた所で絶好の位置をキープする伏兵「レイルリンク」。各馬それぞれの戦略とそれに基づく厳しい駆け引きの解説は見応え十分。さすがはNHK。良い仕事をしている。
さて、これで終わればこの作品は間違いなく良質のドキュメントで終われるのだが、最後の最後に悲劇が待っていた。このドキュメントのラストは、何と武騎手と池江調教師の凱旋門賞直後のインタビューだったのだ。
武豊騎手「馬も我々も、全てベストを尽くしたということは自身をもって言えるので・・・・・・・。また挑戦したいですね。」(悔しさを噛み締めるように!)
池江泰郎調教師「これで、終わったちゅう思いやないですからね。また、次へ、前に向けて前進していけば、まだまだ・・・・。いろいろな面でチャンスは恵まれてる馬だと思いますからね。これで、また、負けたのを反省してね、気を引き締めて、次のことにチャレンジしたいと思います。」(強い決意を秘めるように!)
・・・・・・ちょっとこれ笑うに笑えなかったよ!いや、もちろん悪いのは僕なんですけど。
そしてエンディングは翔けるディープインパクトをバックに力強いナレーションで締められる。
「初めて経験した世界の強豪との戦い。ディープインパクトは新しい目標を見つけました。いつの日か、世界の頂点へ。空飛ぶサラブレット「ディープインパクト」。新たな挑戦が始まります!」
11/22 最近聴いた音楽
「セツナレンサ」(RAD WINPS)
高い作曲力と作詞力を併せ持つ脅威のバンド。いやほんと野田君の詩はすごい好きですよ僕。前作「有心論」といい前々作「ふたりごと」といい素晴らしすぎるアベレージも魅力。
「The Still Steel Down」(安藤裕子)
綺麗なメロディに綺麗な歌詞。かなり良質のBGMソング。
「アイランド」(レミオロメン)
レミオロメンの中では1番好き。「粉雪」よりも断然良いと思う。
「コイスルオトメ」(いきものがかり)
メロディが好き。歌詞は超ド直球。自分的にはそれもまた良し、です。変に飾るよりはね。
「遠く」(ASIAN2)
別に特別良いってわけでもないけどやろうとしてたことは高評価。ほら、日本のミュージシャンって主義とかイデオロギーとか歌にしなさすぎるからさ。
「Good morning」(SPECIAL
OTHERS)
現時点での「SPECIAL OTHERS」の最高傑作。(2006.11.22 自分調べ)
「斬鉄」(夢中夢)
格好良いー。そして美しい。
11/21 「教育基本法改正案」衆院特別委で可決
まあ良いですよ、もう。(つーかしょうがない。与党のほうが数が多いんだもん。) 僕にはよくわからないけど子供達に愛国心を教えれば現代社会の様々な問題は根本から解決するらしいしね。
ただ1点だけ。学校で愛国心を教えるならきちんと「愛国者であっても政府を批判していいんだよ」ってことも併せて教えてあげてくださいな。いや、頭のいい子はちゃんとわかるんだろうけど僕みたいな馬鹿な子はいちいち教えてもらわないとわからないからね。
11/8 ドラマ「のだめカンタービレ」第4話「キス成るか!?感動の定期演奏会バトル!!」感想
4話目にしてすでにそこらの連ドラの最終回を軽く凌駕するハイテンションをみせるドラマ版のだめ。
いや定期演奏会のシーンは泣きそうになりましたよ。僕は高校あたりから泣いた経験ってのが全然ないのでこれはもう泣いたに等しい。
ただ定期演奏会のシーンって原作だと別に泣くようなところじゃないんだよね。もちろん原作にないのだめの感動シーンがあるせいもあるんだけど(何だこの日本語?)それ抜きにしてもあの演奏シーンは泣けると思う。これはやっぱり実際に流れている音楽の力なのかな?漫画だと音楽はただ表現されてるだけだもんね。(まあ「のだめ」は表現出来てるからこそすごいんだけど。)
放送前には原作ファンから悲鳴が上がったこのドラマ。(というか僕も上げた。) しかしまさか原作を超える出来をみせるなんて。やっぱり「のだめ」という作品自体が映像化に向いていたってことかな?・・・・いや、それだけじゃないような気もする。映画版「デスノート」とか観るとそう思ってしまう。
とにもかくにもこんなに楽しめるTVドラマは「白い巨塔」以来。嬉しいな。
(「我輩は主婦である」とか「純情きらり」もなかなか良かったけどね。「のだめ」はそれ以上。)