◆日本拳法とは?

柔術を起源とした総合格闘技。

空手の突き・蹴りと、柔道の投げ・関節が全て有効である。

◆特徴と利点

・頑丈な防具を着装するために、安全に思い切り打ち合えること。

・自由度が高いため、様々な格闘技の経験や技術を応用できること。

◆歴史

日本古来より高度に発展してきた柔術の技術体系は、江戸〜明治の

近代化の中で廃れ、やがて柔道・空手などに集約されました。

そしてスポーツとして世に広める上で、危険な当身(打撃)技は

柔道では禁止されるなど、様々な制限が加えられ、空手等での

寸止めや形稽古として残るのみとなっていたのです。

 

しかし日本拳法の祖である澤山宗海宗家は、実戦的で強力な

当て身技を加えることによってこそ、柔術本来の持つ強さを

得ることができると考えました。そこで独自の頑丈な防具を考案し、

安全かつ自由に(当て身を含む)柔術ができるようにしました。

こうして日本最古の総合格闘技と称される日本拳法が誕生し、

澤山宗家の在籍した関西大学から、主に大学の部活を中心に

スポーツ拳法として発展してきました。

 

そしてボクシングの元世界チャンピオンの渡辺二郎氏や

キックボクシングの猪狩元秀氏(現日本拳法協会主席師範)

など、数々の名選手を輩出してきました。

 

警察の逮捕術や自衛隊の徒手格闘にも応用され、

その実戦性が高く評価されています。