第1章 基本規定
【競技の概要・取り組み】
 鉄板早撃ち九州スチールは、エアソフトガンによるスティールチャレンジ形式の競技会です。
@鉄板早撃ち九州スチールは、安全性と合法性を大前提とします。
A競技に関わる者、観客そのほかが、競技を安全に楽しむために存在します。
B主催者はルールに基づき競技を進行し、ルールは競技者、観客はもとより、スタッフおよび主催者にも平等に適応します。
Cルールに記載のない事柄につきましては主催者判断による九州スチール内での慣例で行います。

【参加資格】
 下記の条件に同意される方に限り、誰でも参加可能です。
@人身及び物損事故、法的及び条例違反があった場合の責を100%負うことに同意される方。
A18歳未満の参加者は保護者の許諾を得ることを条件とします。
 18歳未満の方が参加を希望する場合、開催地の都道府県条例の内容を保護者自身が確認して参加の決定を判断し、主催者にその内容を事前に連絡し参加許可を得ることを義務付けます。事前に主催者に対し誓約書を提出しなくてはいけない場合があり、この場合は誓約書の提出がなければ参加は認めません。人身及び物損事故、法的及び条例違反があった場合の責は100%保護者が負うこととし、メーカー、組合、主催者、スタッフ、他の参加者などの第三者は一切の責を負いません。
上記の理由により18歳以下の者の単独での参加は認めず、必ず保護者同伴とします。また、会場のある自治体の条例などにより、使用するエアソフトガンに制限がある場合はそれに従うこととします。

【アイプロテクション】
会場内では安全の為にアイプロテクション(シューティンググラス、めがね、サングラス)の着用を必要とします。
アイプロテクションをせずに会場内にいる人に対しては退場とします。また、アイプロテクションの不備により負傷されたとしても運営は一切の責任を負いません。

【観戦と撮影についての注意点】
競技を観戦・撮影する場合、競技の進行を妨げないこととします。
@特にレンジオフィサー(以後ROと表記します)がレンジコマンド「スタンバイ」のコールをした後には、当該ステージ周辺では、担当ROと射手へ干渉する言動は、禁止とします。
  ※ただし安全や競技進行に関する重大な事態は除きます。
A場内での撮影は試合進行の妨げにならない限り原則自由ですが、被写体となることを避けたい参加者もいますのでご配慮ください。また、競技中のフラッシュ撮影は厳禁とします。
B観戦者・撮影者の行動で試合進行や安全上問題があると主催者やスタッフが認めた場合、会場からの退場をしていただきます。

【服装規定(ドレスコード)】
エアソフトガンを使用した競技ですので、迷彩服などの軍事的な服装での参加・会場への入場は禁止とします。また政治的・宗教的な過激なスローガンやアピールとなるような服装での参加・会場への入場も禁止とします。

【その他】
 会場内での飲酒、喫煙は厳禁とします。特に飲酒後に競技参加した射手には即刻退場を命じます。会場内での携帯電話はマナーモードなどにし、競技に影響が出ないようお願いします。

第2章 スコアリング
【スコアリング】
 競技における成績の集計と記録(スコアリング)の基本はタイムとします。
@射手はステージにおいて指定された回数(ラン・ストリングス)の試技を行い、タイムを競います。
Aタイムは、ブザーなどのスタート合図から、ストップターゲットに最初にヒットするまでの時間とします。
Bタイムは各ラン毎にスコアシートに記録され、ペナルティ・ボーナスを加算・減算したタイムとします。
C各ランで与えられる最大のタイムは30秒でとします。何らかのトラブルで射手がランを終えることができなかった場合にもこのタイムを適用します。
D各ステージのタイムは、すべてのランの合計からもっとも悪いタイムのランを除いて算定します。
E各ステージのタイムは、ステージのすべてのランが終了後、スコアシートに射手がサインしたときに確定します。
F射手がもしスコアシートに記録された成績、または各ステージの判定に異議ある場合は、射手はスコアシートにサインせずにレンジマスター(以後RMと表記します)・マッチディレクター(以後MDと表記します)を召喚することができます。
G同一スコアの処理(タイブレーク)は、複数の総合スコアが同一のシューターがいた場合、あらかじめ定められ、競技開始前に告知されたステージのスコアの少ない方を上位とします。
複数のステージスコアが同一のシューターがいた場合、もっともスコアの少ないラン同士を比較し、少ないスコアのほうを上位とします。もし最も少ないランのスコアも同一であった場合、2番目に少ないスコアのランからもっとも多いスコアのランまで同士を、決着がつくまで比較します。

【スコアに対するペナルティ】
@スタート合図からストップターゲットに最初にヒットするまでの間、ヒットミスしたターゲットがあった場合、ミスとして1枚に付き+3秒のペナルティをタイムに付加します。
A試技において、スタート合図より速く射手がドロウ動作に入ったとROが確認したときは、フライングとし+3秒の行為ペナルティが付加します。ただし、ROはフライングに当たるかどうか微妙なタイミングであったと判断した場合、射手にその旨を伝え、場合によっては警告することとします。
Bフットフォールト(ボックス外の地面に足など身体の一部がついている状態)でのターゲットヒットは無効とし、行為エラーとしてさらに+3秒のペナルティを付加します。
Cフットフォールトでヒットが無効となったターゲットは、ボックスに入ってヒットし直すことでカバーしたことになるが、行為エラーは解消されません。
Dストップターゲットに関しては、たとえフットフォールトなどの不正な状態でヒットしても無効とはなりません。ただし、行為エラーとして+3秒のペナルティを付加します。
Eボックス間の移動のあるステージで、射手が指定されたボックスから指定されたターゲットをヒットしなかった場合、そのターゲットはミスターゲットとして処理され、1枚につき+3秒のペナルティを付加します。この場合、ストップターゲットをヒットする前に最初のボックスに戻り、撃つべきターゲットをヒットした後に2つめのボックスに行って指定したターゲットをヒットすれば、ペナルティは発生しません。
Fガス切れ・弾切れが原因でストップが撃てずタイムが計測できない場合は、いかなる理由においてもそのランはMAXとします。MAX判定後に次のランを開始する前にガス・弾は補充できますが、やむを得ずボックス外に出る場合はROの許可を取って指示に従うこととします。
G各部門で特別にペナルティが設けられている場合は、そのペナルティを適用します。

第3章 競技の規定
【競技の内容】 
レンジに設営されたステージにおいて、後に記す各個別部門で定めがある場合を除き、ROの指示・合図でガンをホルスターからドロウし、すべてのターゲットをヒットしたあと、ストップターゲットをヒットするものです。
@ステージは、あらかじめ定められた位置に配置された複数のターゲットと最後にヒットするよう定められたストップターゲット一つと、試技を行うボックス(1 ないし複数)で構成します。
A各ステージで定められた数の試技を終えるまでを各ステージの競技とします。

【競技部門】
「鉄板早撃ち!九州スチール2012」では、レース部門、スタンダード部門、ロングガン部門、リボルバー部門を個別部門とし、各部門の成績を総合した総合部門の計5部門とします。
@総合部門(略称:オープン)
  ・すべての部門の成績を総合した部門。
Aレース部門(略称:RA)
  ・ホルスターの使用を義務付けられ、光学照準器を使用したオートタイプ及びケースレスリボルバータイプを使用した部門。
  ・ホルスター、BB弾、パワーソースに関しては、全体のレギュレーションに適合していること。
Bスタンダード部門(略称:ST)
  ・ホルスターの使用を義務付けられ、光学照準器や発光機能を持ったサイトを使用しない(集光アクリルは可)オートタイプ及びケースレスリボルバータイプを使用した部門。
  ・ホルスター、BB弾、パワーソースに関しては、全体のレギュレーションに適合していること。
Cリボルバー部門(略称:REV)
  ・ホルスターの使用を義務付けられ、照準器の仕様に関係なくケース(カートリッジ)を使用したリボルバータイプのガンを使う部門。
  ・ホルスター、BB 弾、パワーソースに関して、全体のレギュレーションに適合していること。
Dロングガン部門(略称:LG)
  ・ホルスターは使用せず、照準器の仕様関係なくロングガンタイプを使用した部門。
  ・BB 弾、パワーソースに関して、全体のレギュレーションに適合していること。
  ・肩付けできるデザインをし、肩付けしてシュートできるモノのみとします。
E射手は一つの部門にエントリーした場合、総合部門と個別部門にエントリーしたとみなし、それぞれの部門で表彰を受けることします。
  ※エントリー数やステージ数で特例が発生する場合があります。
F射手がガンや装備のトラブルや負傷などにより、エントリーした各個別部門での競技続行が不可能の場合、別の装備や手順によって競技を完遂した場合にのみ、総合部門での表彰が可能とします。
G個別部門は最低3エントリーをもって成立とします。不成立となった個別部門の射手については総合部門のみの表彰とします。
 
 【その他の注意点】
@ ジャケットドロウは禁止とします。
A 法令その他により取り扱いに特段の資格を必要とする質または規模の気体などの持ち込み・使用はいかなる場合でも禁止とします。

第4章 参加にあたっての装備に関する規定
【ガンレギュレーション】
原則としてASGKまたはJSGKなどの国内生産者団体加盟のメーカー製品及びそれらをベースにするカスタムガンとします。海外製品は日本国内の銃刀法および自主規制に照らし合わせて製作されていない可能性が高いため、使用される参加者は事前に主催者に報告し許諾を得ることとします。
 法令・各部門の規定および以下の事項に抵触しない限り、ガンに対する加工・部品交換は認めます。
@WA SV、KSC STI、マルイのハイキャパシリーズのシャーシ等、もともと金属製で市販されているものについては、カスタムパーツメーカー製の金属パーツに交換して使用することを認めます。
Aアウターバレルの金属化は可能とします。が、安全面の確保のためオート、リボルバーともにどこかにスリットか穴を開けることとします。
  ※使用BB弾より1mm以上大きいもの、スリットは幅1mm以上で使用BB弾より1mm以上大きい切り込みを輪切り状に入れることとします。
Bマグウェル、トリガーなど発射機能に関係ないアクセサリーについては金属製への変更を認めます。
C電動ガン及びケースレスリボルバーなど、パワーソースがガン本体から分離できない構造のガンで、アンロード時にBB弾を発射しないとチェンバー内のBB弾をクリアできないものについては、特別ルールを設けた上で使用許可した機種のみを使用することとします。 (後述【エアガン特有の構造のための規定】を参照のこと)
DパワーソースはHFC134a等代替フロンガス、電気、エアー、(コッキング式他、ガン本体または外部に蓄気されるもの)、グリーンガス(サンプロジェクト製)の使用を認めます。
E外部ソース(エアタンク、グリーンガス)を利用する場合、必ずリリーフバルブ(安全弁)を使用するものとします。リリーフバルブ(安全弁)としては、フリーダムアームズ社製「リリースバルブ」の使用を推奨します。
  ・ガン外部からパワーソースとして気体を導入する場合、ガン本体、マガジンに装着されたリリーフバルブ(安全弁)を容易に分離できないよう接着するなどの措置を行うものとします。
  ・初速チェック後はパワーソースの変更、ステージごとにパワーソースを変えることは認めません。尚、全てのソース使用者においてアンロード時を利用して競技中に抜き打ちで初速検査を行う場合があります。
  ・ガス切れなどのトラブルでソースを変更しなければならない場合は、ジャッジに申し出て許可をとり、新たに使用するパワーソースで再度初速を計測します。変更前に規定内でも変更後に初速規定オーバーの場合は参加継続を認めず、改善されない場合はその時点でDNFとします。
Fオーバーパワー・過度の金属化ガン違反によって法令違反等の問題が発生しても、責任は持ち込んだ射手及び所有者が負うこととし、主催者及びスタッフ、他の参加者は責任を一切負いません。

下記の各項目に該当するものは競技で使用できません。
@ 銃刀法その他の法令に違反するもの。
  ※ 銃刀法に違反したエアソフトガンであると判明した場合、当局に通報します。
  ※ メーカーからの出荷状態であっても違反が確認できた場合、当局に通報します。
Aトリガーガードからはみ出るトリガー及びトリガーシュー、トリガーガードを有しないもの。
B装弾数が5発未満のもの。
Cマガジンがガンと一体で密閉式であるなど、ロード&アンロードが著しく困難と見なされるもの。
Dメーカー出荷状態で材質が樹脂製(HW材含む)である主要パーツ(スライド、フレーム、シリンダーなど)を金属製に変えたもの。
Eメーカー出荷時を含む金属製スライドの使用。
Fケース(カートリッジ)式で、ケース内にガスタンクを備え、過去の事例から、構造が実銃に近いなどの問題があると主催者が判断したもの。
  ※コクサイ・ミラクルカートリッジM29、タナカ・カシオペアシステム、アサヒ・M40等
Gフルオートでしか射撃できないもの(セミオート、フルオートが選べるものはセミオートのみ可)。
Hレーザーサイト。
Iその他主催者が競技使用に不適当と判断したもの。
  特定の禁止事例
   ・コクサイ製リボルバーのサイドプレートの金属化=Dに該当
   ・マルイ等のSTIシャーシ+異なる発射機構のスワップ=Dに該当
   (随時増える予定あり)

【ガンの区分】
@ オートタイプ
  ・ガス式ブローバックハンドガン、ガス式固定スライドハンドガン、コッキングハンドガン、電動ブローバックハンドガン、電動固定スライドハンドガン
  ・ケースレスリボルバーについては【エアガン特有の構造のための規程】のDに照らし、オートタイプとみなして取り扱います。
A リボルバータイプ(ケース、カートリッジを使用し、シリンダーがトリガーと連動して回転するガン)
  ・ケース式ダブルアクションリボルバー、ケース式シングルアクションリボルバー
B ロングガンタイプ(肩付けするストックを持ち、肩付けしてシュートできるガン)
  ・ストックを持つ電動ガンまたはコッキングガン(ショットガン含む)、ストックを持つブローバックガン、非ブローバックガスガン(ショットガン含む)、ストックをつけたオートタイプまたはリボルバータイプのモノ

【エアガン特有の構造のための規定】
@ボックス内でマガジンロード後、チャンバー内の弾を確認・試射等いかなる理由においても、試技の前に弾を発射することは認めません。修理後、ガンチェックをしたい場合は審判の許可を得て指示された場所でのみ動作チェックができるものとします。この場合もボックスに入ってロードしてからのガンチェックは認めません。
A電動ハンドガンはチャンバーに給弾するためのロード時に、1回だけダウンレンジに向かってトリガーを引くことが許されます。2回引くことは試射にあたるため禁止します。もし行った場合は暴発扱いとしDQとします。電動ハンドガンの構造上、ノズルの停止位置によっては1回のトリガー操作で弾が発射されてしまう可能性がありますが、これに関しては不問とします。アンロード時はマガジンを抜いたあとダウンレンジに向かって何回かトリガーを引いて弾が出なくなるまで撃つこととします。
Bマルイ及びタナカのケースレスリボルバーはボックスに入ってからロードすることとします。ケースレスリボルバーのアンロードは、スイングアウトした状態でケースを後ろから押して残弾を全て排出する方法とし、ROが排出を確認した後にシリンダーをクローズできます。ロード及びアンロード時のスイープ行為、待機場所でシリンダー内に弾が装填されている状態が発見された場合はDQとします。シューターの希望があればガン本体に改造を施し下記のCの方法を採用することで使用可能とします。
Cタナカ等のケースレスリボルバーは安全にアンロードできるようにするため、シリンダー交換式もしくは交換式に改造したものに限り参加を認めます。ボックス内及び試射レンジ以外でシリンダーを装着することは弾の装填の有無に関係なくDQとします。
Dケースレスリボルバーは装弾数に関わらずオートタイプとみなし、クラスはレース部門、スタンダード部門とします。

【パワー及びBB弾規定】
BB弾の直径・重量に関係なくパワーの上限を0.8Jとします。使用BB弾は市販されているプラスティック製で6mm及び8mm径のものに限り、それ以外は一切認めません。
@参加エアソフトガンの全てにパワーチェックを行います。
A6mmBB弾を使用し、対象年齢が18歳以上のガンの場合、競技前のパワーチェックでは、0.2g弾使用でASGK簡易弾速測定器での測定で4枚を完全に貫通しない事を目安とする。(計測時にマルイ0.2g弾を使用する)競技に使用できる弾は0.3gまでとする。
B8mmBB弾を使用し、対象年齢が18歳以上のガンの場合、競技前のパワーチェックでは、0.27g弾使用でASGK簡易弾速測定器での測定で3枚を完全に貫通しない事を目安とする。(計測時にマルシン0.27g弾を使用する)競技に使用できる弾は0.4gまでとする。
   ※測定器の誤差や測定条件の差違がありますので、準備段階では制限値より余裕を持ったセッティングで準備をお願いします。
Cオーバーパワーと認められたガンに関しては、競技中であってもパワーチェックを行います。
 
【ホルスター規定】
 ホルスターは、原則としてウエスト付近に取り付けられるものとします。
 @原則としてガンを納めた際にトリガーが露出するものは使用できません。
  ※シングルアクションリボルバーのためのウエスタンホルスターを除きます。
 A安全のための参考としたUSPSAルールに基づき、ホルスター項目に禁止条件を追加します。
  5.2.7.1 ショルダーホルスター及びタイダウンホルスター
5.2.7.3 シューターが直立した状態で銃口の向きがシューター後方3フィート(約 90cm)以上後方に向くもの
 B更なる安全確保のため、アンクル、サイホルスター、クロスドロー、バックサイドも禁止とします。
 Cホルスターを装備するためのベルトは必ずベルトループに通すこととします。
※インナーベルトとアウターベルトがあるタイプのベルトを使用する場合は、インナーベルトだけベルトループに通せばよいとします。
D完全なロック機構のないホルスターを使用する射手には、ガンの保持に問題があると見なし、レンジ外でホルスターにガンを納めた状態での携帯を禁じます。この場合、射手に対してレンジ外でのガンの携帯にケースの使用を命じます。
 ELG部門、射手に身体的ハンディキャップ等が認められ主催者が特別に許可した場合はのぞきます

【トラブルの場合の特例措置】
@ガンやホルスターその他装備に機械的その他のトラブルが発生し、競技の続行が難しいとROが判断した場合、射手は同様の装備を代替品として使用し競技を続行できます。また、ROは射手が代替品を使いたいと申し出た場合、速やかに代替品使用の可否を判断するものとします。
A同様の装備とは、ほぼ同一であるとROが認めたものであり、そのほかの装備へ代替する場合もROが同様と認める必要があります。
B射手は代替品を使用した時点で、競技当初より使用していた装備を再度使用することはできません。
C射手は次のランのシュートを始める前に、ROの許可のもと、修理や代替品への交換のため、ガンを極力安全な状態にした上でボックスを離れることができます。ガンが安全な状態になったかどうかの判断は射手ではなくROが行います。

【競技進行に関わる規定】
@ドロー・サイトチェックはスムーズな競技進行のため5回までとし、ロードしてからのサイトチェックは一切認めません。
Aドライファイアやサイトチェックは1回目のランの前までしかできません。ステージによっては、ドライファイアやサイトチェックの回数を制限される場合があります。
B射手はボックス内での試技時、ボックスの外の地面に身体のどの部分も触れていなければ、ボックスの区切りに足をかけたりするのはかまわないこととします。

【失格(DQ)に関わる規定】
以下のような違反行為をした射手は直ちに失格(以下DQと表記)とします。
ガンを使って競技する以上、抵触する行為に対してはDQまたは退場という重い処分を科します。
@ロードアンロードにかかわらず、ガンをアップレンジに向けた場合。
Aロードされたガンを落とした場合。
※射手がボックスに入り、「ロードアンドメイクレディ」のコールがあった後にガンを落とした場合、ロードされたガンを落としたとみなします。
Bホルスターに入ったままの暴発、またはボックス近辺で暴発させた場合。
※ボックスに入った射手がスタート合図前にBB弾を発射した場合、暴発とみなしDQとします。
Cボックス間の移動のあるステージにおいて、移動時に真横・上方・下方など明らかにターゲット方向から完全に外れた場所(真横など)に向けてBB弾を発射した場合。
Dロードアンロードにかかわらず、ガンスピンなどガンの危険な取り扱いをした場合。
Eほかの射手の射撃を妨害するなど、著しくスポーツマンシップに反する行為が確認された場合。

以下のような行為をした射手は、1度目は警告、2度目でDQとします。
@アンロードのガンを落とした場合。
Aアンロードのガンをホルスター(またはケース)に納めず、ボックスから入退場した場合。
Bホルスターを使う部門でホルスターに納めずボックスを出たり、ホルスターを使わない部門でマズルがターゲット方向を向いていなかった場合。
  ※ROの判断により、即時DQとなる場合もあります。
Cボックス間の移動のあるステージにおいて、移動時に真横、上方、下方など、明らかにターゲット方向から外れたところにマズルを向けていた場合。
Dボックス間の移動のあるステージにおいて、移動が完了する前に射手がターゲット方向に発射した場合。

【ガンのスタンバイ時の状態】
@初弾をシングルアクション(SA)で発射するオートタイプのモノは、初弾をロードし、ハンマーがコックされ、セイフティがかかっている状態(コック&ロック)でスタンバイすること。
A初弾をダブルアクション(DA)で発射可能なオートタイプのモノは、初弾をロードし、ハンマーダウンでスタンバイすること。
B初弾をDA、またはSAが選択できるオートタイプのモノを使用する場合、上のSAまたはDAのいずれかの方法でスタンバイし、競技会中でのは変更は認めない。
Cグロックタイプのモノはエアソフトガンの機構上SAであるが、初弾をロードし、ハンマーがコックされた状態でのスタンバイとする。トリガーにあるセイフティ機能を無効にしてはならない。
Dリボルバータイプのモノはシリンダーにロードし、ハンマーダウンでのスタンバイとします。これはケース式、ケースレス式にかかわらず同様のものとします。
Eロングガンタイプのモノについては、初弾をロードし、セイフティのあるものはセイフティオンの状態でスタンバイとします。

【スタンバイポジション】
スタンバイポジションはホルスターを使う部門は原則としてガンをホルスターに入れ、ハンズアップ(両手首を背中側から見て肩の線から上に上げた状態)とします。
@LG部門でのスタンバイポジションは以下のとおりとします。
 ・グリップまたはストックを握った手の親指を腰骨に当て銃口を45 度下方に向け、両手でガンを保持。トリガーからは指を外すこと。セイフティがあるものはセイフティオン(ついていないものに関しては問い合わせること)。保持の補助としてスリングを使用することは認める。また、ボックス入退時にケース(販売時の箱でも可)を使用すること。

【ロードとアンロード】
会場内ではROからロードするように指示されたとき以外、射手をはじめとするすべての場内の人たちは自分の管理するガンをアンロードの状態にしておくものとします。
 @射手は「ロード・アンド・メイクレディ」のコールの後、「レンジ・イズ・クリア」のコールまで、ガンがロードされているものとして取り扱うものとします。

【マズルコントロール】
ボックス内において、射手はロード・アンロードにかかわらず、マズルをダウンレンジ方向に向けることとします。
 @ガンの作動不良を解消するときなど、特に留意すべきこととします。
 Aボックス間の移動があるステージにおいても同様の取り扱いとします。

【トリガーコントロール】
射手はガンを撃つ場面でないときは、ロード&アンロードにかかわらずトリガーガード内に指を入れてはいけません
@試技中でボックス間を移動するオーダーがある場合も同様とします。

【ボックスからの入退場に関する規定】
いったんボックスに入った射手はいかなる場合でもROがガンの状態を確認するまではボックスから離れてはいけません。
@ROは射手がボックスを離れる場合は、速やかに射手がガンを安全な状態にしたかどうかを確認し、ガンをホルスター(もしくはケース)に納めさせなければいけません。
A射手はROの安全確認に協力し、指示に従った上で初めてボックスを出ることができます。
Bガンや装備の故障や不調のため、アンロードできない場合やアンロードしたことを示せなくなった場合、射手はその旨をROに知らせる義務があります。
C射手はどんな場合でもロードされたガンを放置してボックスを離れてはなりません。
DROは射手と協議し、ガンを極力安全な状態にして射手がボックスから安全に退出できるようにしなければなりません。

【レンジコマンドに関する規定】
レンジコマンドは以下の流れとなります。
@"メイク・レディ"− ROの監督の下、射手はダウンレンジを向いてガンを準備し、必要なスタートポジションをとらなくてはなりません。
※"メイクレディ"コマンドはステージの始まりを意味する。一度"メイクレディ"コマンドが与えられると、射手はROの監督と事前の承認無しにスタート位置から移動してはならない。
A"アー・ユー・レディ?"− 射手からの否定の反応が無い場合は、ステージの要件を完全に理解し、続ける準備ができていると判断される。
  準備ができていないなら、"ノット・レディ."と言わなければならない。
 B"スタンバイ"− このコマンドの1〜4秒後にスタートシグナルのブザーが鳴る。
 ※ブザーのスタートシグナルに射手が反応しない場合、どんな理由であってもROは射手がコースを試みる準備ができているか確認して、Aの"アー・ユー・レディ?"からレンジコマンドを再開する。
C"ストップ"− ステージに割り当てられたROは、いつでもこのコマンドを発令する事ができる。射手は直ちに試技をやめ、動きを止めて、ROから指示があるのを待たなければならない。
D"イフ・ユー・アー・フィニッシュド、アンロード・アンド・ショウ・クリアー"− 試技が終了しているならば、射手はダウンレンジにマズルを向け、マガジンを取り外し、可能であればスライドをロックするかホールドオープンにし、チェンバーを空にして、ROによる点検を受ける為に、ガンを下ろし提示してください。リボルバーは空になったシリンダーをオープンにして提示してください。
E"イフ・クリアー、ハンマーダウン、ホルスター"− このコマンドの発令後は、射手は試技を禁止される。射手はガンをダウンレンジの安全な方向に向け続けていなければならず、以下に示すガンの最終的な安全チェックを実行しなければならない。
-Self-loaders−
 スライド・ボルトを戻し、トリガーを引く(もしあれば、ハンマーやデコッカーに触れずに)。
  -Revolvers― 
   空のシリンダーを閉じる(もしあれば、ハンマーに触れずに)。
ガンが安全な状態であると判明したならば、射手はホルスターやバッグにガンを収めなければならない。もしガンが安全な状態であると判明しなかった場合、ROはDの"イフユーアーフィニッシュド〜"からレンジコマンドを再開することがあります。
F"レンジ・イズ・クリアー"− この宣言はステージの終了を意味します。いったん宣言すると、ROと射手はターゲットを採点する為にダウンレンジに移動する事ができます。

【判断に関する規定】
@競技の判定、ルールについての判断は、原則として複数のROによって構成されたROチームが行います。
A射手にミスターゲットや行為エラーによるペナルティを課す場合、ROはペナルティを課す行為があったランの終了後、速やかに射手に伝えなければなりません。
Bルールについての判断で、ROチームが判断できない場合はROとレンジ全体を管理するRMの判断に従い、RMが単独で判断できない場合はMDと協議の上での判断をRMの判断に換えることができます。
 CROチームの判定に不服がある場合、射手はRMを召喚する権利を持ちます。
RMは召喚された場合、射手とROチームおよび同じスクワッドの射手ら事情を聞く必要があります。また、RMはMDと協議することもできることとします。
D各所から事情を聞き、MDと協議した上でRMが判定を覆す場合は、同時に判定を下したROを罷免しなければなりません。