| チーム |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
| 宮崎工 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
2 |
4 |
| 前橋工 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
前橋工、初戦突破ならず―。第82回選抜高校野球大会2日目の22日、15年ぶり4度目の出場となった前橋工は、
宮崎工に0―4で敗れ、勝利の校歌を歌うことはかなわなかった。
9人全員が左打者の前橋工打線は、宮崎工の左腕エースに抑え込まれて無得点に終わった。
課題だった守備面では、無失策と冬の練習の成果を発揮した。
負けた悔しさを胸に、さらなる成長を誓ったナイン。甲子園1勝は、夏の目標へと変わった。
○…前橋工はエースの平井が立ち上がりから制球に苦しみながらも粘り強い投球。
バックの助けもあって8回まで2失点に抑えた。
一方、先発全員に左打者を並べた打線は、三者凡退を6度喫するなど淡泊な攻撃が目立った。
宮崎工の左腕浜田の前に好機をつくれず、無四球で2安打完封を許した。
宮崎工は3回2死一、三塁から3番長嶺の左前打で先制。
9回も2死から稲垣の適時三塁打を含む3連続長短打で2点を加え突き放した。
浜田は外角への制球が良く、三塁を踏ませなかった。
◎左対策実らず
あの球が、こない―。主砲富沢達貴(3年)は、狙うべきコースをしっかり頭の中にたたき込んでいたはずだった。
外角の直球。「体が開かないよう注意して、逆方向へ」。富沢を含めて、全員左打者の前橋工打線。
宮崎工の左腕エース浜田智博(同)との“左対左”は不利といわれるなか、攻略のイメージは出来上がっていた。
だが、現実は予想に反した。思いのほか、浜田が外角に投げてこない。
逆に肩口から曲がってくるカーブ、ひざ元で落ちるチェンジアップと内角の変化球でカウントを稼がれた。
外角に来ても切れのあるスライダー、とらえようとする前橋工のバットから、さらに逃げていった。
「最後まで打つ球をしぼりきれなかった」と富沢。小暮直哉監督(25)も、「あれほどスピードが速いとは思わなかった。
差し込まれることが多く、力負け」と悔しさをにじませた。左投手をどう打ち崩すか、新たなテーマが見つかった。