八百長認定の理由開示を

 日本相撲協会と調査特別委員会の会見報道によると、八百長認定の判断は@認めた3人の供述A警視庁提供の携帯メールB疑惑の取り組み分析C調査への態度だったそうだが、これだけではその力士がなぜ八百長と認定されたのかがさっぱり分からない。

 ここでキーポイントとなるのが、メールに名前が挙がっていながら唯一シロと認定された翔天狼関の存在である。彼がなぜ八百長をしていないと判断されたのかを明確にさせておかないと、彼はいつまでたっても灰色力士として見られてしまうだろう。裏を返せば、それを知ることにより、クロ認定の理由も浮かんでくるはずだ。

 長年相撲を見てきている好角家なら、推測の域でもある程度、今回の問題の全貌を見通すことはできる。ただ、大相撲が国民に認められ、汚名回復を本気で目指すならば認定理由の開示は不可欠である。暴行事件、大麻問題、野球賭博といった反社会的なものと違い、社会罰の犯罪行為ではないのだから、余計にそのことが問われるのではないだろうか。

相撲道楽・マイケルオズ(平成23年 4月3日記す)

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