■新田一美『霊感探偵倶楽部シリーズ』全リスト■

新田一実、講談社X文庫 whiteheartのシリーズについて。
「霊感探偵倶楽部」 魔境の姫神、呪われた愛情、暗闇の狩人、黒い誘惑 時の迷宮の舞姫、凍えた闇、妖鬼の呼ぶ声、紅月の夢 死者の饗宴、血を啜る魂、慈悲深き黄泉の封土、忘却の虜囚
「新・霊感探偵倶楽部」 妖かしの紅い華、不安の立像、幻惑の肖像、怨の呪縛 涯なき呪詛の闇、佳人の住む家、死を呼ぶ遊戯、月下に嗤う影 修羅の旋律、黄昏れに鬼が囁く、喪神の永き記憶、黄泉からの誘い
「真・霊感探偵倶楽部」 見つめる眼、闇より迷い出ずる者、疾走る影、冷酷な神の恩寵 愚か者の恋、死霊の罠、鬼の棲む里、夜が囁く 紅い雪、緑柱石、月虹が招く夜、黄泉に還る
「姉崎探偵事務所」 花を愛でる人、美食ゲーム、海神祭、死者の恋唄、 夢に彷徨う、タタリ神、妖精の囁き、神さまを捜して 死にたがる男、影男、闇を継ぐ子供、美貌の記憶 時の迷い子、罠 、聖母 、覚醒、封印、いにしえの神 (イラストレーション:笠井あゆみ)

霊能者大道寺忠利の一人息子である竜憲は、とある事件で、身体の中に古代の姫君・戔須良姫が身体に入り込んでしまい、友人の姉崎大介は姫神の恋人である古代の男神・素戔鳴の霊を宿してしまう。 この二人が、いろんな霊的事件を解決していく……というのが基本的なストーリーです。 分類すると、「ライトBLホラーライトノベルズ」…って感じですか(笑)。 その二人に、色々な登場人物が絡んで、ストーリーは進行していきます。このシリーズは今の段階で、4部までにわかれていて、それぞれにカラーが違っています。本来なら、『黄泉に還る』で大団円を迎えても良かったと思うのですが… そもそも自分が、新田一実のこのシリーズに嵌ったのは、彼女等の倫理観に共感を覚えたからです。あ、ここで彼女等って複数形を使っているのは、新田一実が里見敦子と後藤恵理子の二人がかりのペンネームだからです。 物語の中に出てくる、ちょっとしたエピソードに彼女等の倫理観が如実に描かれています。 面白いシリーズなので、是非読んで戴きたいとは思うのですが、何せ冊数が多いですからねぇ(苦笑)。勿論、どの一冊をとっても読むには支障はないのですが、出来れば最初から順序立てて読んだ方が、より楽しめるのは確実です。でも、この全冊が揃っている書店って見たことがないので、古書店や リサイクルショップで気長に捜してみてください(笑)。 因みに、自分が一番好きな作品は、やはり『黄泉に還る』です。とても感動的なラストで、 本当に、これで大団円を迎えていたなら、一生記憶に残るシリーズになっていたかも知れません。


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