合宿レポート
★20016-2017年合宿レポート
・初滑り(2016/12/10~11 かぐら)
  
・1次合宿(2017/1/7~9 高畑)
  
・2次合宿(2017/2/11~12 高畑)
   大江康則さん編
・3次合宿(2017/3/18~20 高畑)
   大島達真さん編 NEW
・春スキー(2017/4/1~2 かぐら)
  
・コブキャンプ(2017/4/8~9 八方尾根)
  
・千葉スキー技術選手権大会(2017/1/20~22 戸隠)
  
・準指導員検定(2017/3/4~5 高畑)
  

2次合宿レポート (大江康則さん編)

 合宿体験記

私は、昨年入会した、最も新しい会員です。数年前に柏の中高年スキークラブに入り、これまで楽しいスキーライフをエンジョイしていました。
ただ楽しすぎて、スキー技術の向上には今一歩むすびつき難い状況下にあり、どうしようかと思っていました。その時、先輩会員より柏市スキー連盟に入ってはどうかというアドバイスを受け入会いたしました。

合宿参加が認められ詳細案内も届きましたが、諸事不案内で心配していました。その時、同乗させていただく水守さんから、懇切丁寧な連絡を頂き、本当に安心いたしました。
当日の車内でも、水守さん、國島さんより、連盟の事、スキー技術・知識についてはもとより、普段の練習の仕方についても教えていただき、開講式前に実際ゲレンデで指導もしていただき大変感謝すると共に、お二人を通して連盟の素晴らしさと、温かさ、絆の強さを感じました。

講習会では、岡野先生の班となり、(1)外足にしっかりのる(2)外足の後方に強く押し続ける、ということを、プルーク、横滑り等をまじえて繰り返し指導していただきました。お陰様で、安定した姿勢でスピードを一段上げることができるようになったと思っています。
後半には大島教育部長さんも来られ、指導先生が二人となり折々適時適切なアドバイスを受けることが出来て、大変参考になると共に、目から鱗の事が沢山ありました。又、練習方法についても多くの示唆をいただき、もう少し頑張ろうという気持が湧いてきました。

二日目は、順調に推移し滑りまくっての実戦訓練となりました。バリエーションを変えての滑りを通して、教わってきたことの大切さ、有効性を体験できました。
午後は一転して、無謀とも思えるコブ指導をお願いし、惨憺たる結果となり、転倒、コースアウト等のかぎりを尽くし、まさに雪だるま状態となり、技術の未熟さ等を痛感させられました。親身に指導していただいた竹内先生に申し訳なく思っています。

今後とも、これにこりず何とか頑張っていこうと思っていますので、先生方そして会の皆様方、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。

3次合宿レポート (大島達真さん編)

今回の三次合宿はとても経験深い合宿でした。

一から滑りを見直して、特にこぶは全く違う滑りかたを習ったので大変でした。

一級検定に備えての練習も無事終わり検定も合格できてとてもよかったです。

最終日は選手班に入り、さらにレベルの高い講習を受けることができ、良かったです。

今回の合宿で学んだことを生かしてさらに滑りをより良くするために頑張りたいです。

指導員検レポート (岩沙好一さん編)

 「正指導員古希記念受検:危機一髪」レポート

受検1月前、養成講習で「大部いい線いってるよ」と言われ、受検1週間前、元SAJデモから「出来ているので自信を持って良い」とのコメントを貰い帰宅した翌日の朝、それは起きました。左足親指の付け根が赤く腫れ痛み出したのです。症状が昂進し午後には痛風だと悟りました。しかし土曜で医者は休診、翌々日の月曜の朝一番、駆け込みました。「一週間後に検定がある。それまでに直して欲しい。再発しないように再発しても滑れるようにして欲しい」と藁にもすがる思いで訴え、薬を処方してもらいました。「現地で痛風発作が起きるより事前に起きた方がまだいいんだ」と強気で構えていると、出発前々日にスキー靴が履けるようになりました。受検初日は、発作防止のため薬と水分を多めにのみ続け、無事終了。しかし、その真夜中に目覚めた時、あと1日だけもてばいいんだとの思いがふとよぎり、薬を追加で服用してしまいました。2時間後、突然、激しい水下痢に襲われ、続けざまにトイレに5~6回駆け込みました。身体中の水分が抜けるのではないかと思いました。焦りでまんじりともせず横たわっていると明け方に治まりかけたので出陣しました。食事をせず水分は口を湿らす程度に抑え、少しでも気配を感ずると検定の合間をかいくぐってトイレに通うという何ともせわしい1日となりました。痛風の薬でお腹が緩くなるとは知らなかった。日頃の不摂生が祟ったにも拘わらず受検でき、その上、一発合格できたのは、神が見捨てなかったと言うより悪運が強かったと言うことなんでしょうね。

3年前に準指導員になって以来、指導力をつけることが第一の関心事でした。しかし①自身の技術向上にも目が向くようになったこと、②今シーズンは親しい準指受検者と練習する機会が多くなること、③検定種目は以前受けた準指検定と同じと予想されたこと、④準指合格時に交わした某氏とのやりとり「次は正指導員を受けなさい」→「でも受検資格ができる頃には70才になっていますよ」(私)→「だからやるんじゃないか」が耳に残っていたこと、⑤墓場には正指導員として赴きたいと思うようになったこと等、総合的に勘案、決意しました。体力が衰えつつある中、受検するなら「今でしょう」。

今シーズン、受検までに43日滑りました。雪のない10~11月は狭山スキー場(10日)、検定前の1ヶ月は雪質と地形に慣れるため検定会場のサンメドウズ清里スキー場(7日)に集中的に通いました。尤もこの中には検定目的ではない柏市ダイヤモンドスキークラブでのコーチング(10日)も含まれています。

参加した検定向け講習は、①12月の当連盟の受検者特別レッスン(1回2日)、③1月の県連の養成講習(2回5日)、③2月の元SAJデモによる検定対策キャンプ(2回2日)です。エッジング等基本練習のみの講習もあり、検定種目に特化した講習は養成講習1回2日と対策キャンプ2回2日の計3回4日です。ここで既往7種目の今シーズンの表現要領と新種目1つの運動要領を確認しました。

検定は、初日午前にペーパーテスト、その午後と2日目に実技、3日目に結果発表です。

ペーパーテストは選択問題、語句の記入問題が殆んどでした。1~2割の人が早めに切り上げ、退出しました。私もその一人で、大急ぎで車でスキー場に向かいました。

実技会場サンメドウズ清里スキー場(第3会場)の雪がカチカチになった時にはやっかいでしたが、良好に仕上がっていたようです。300名が受検、各50名の6班に編成され、実技に臨みました。検定バーンは予め公表されていたので、私を含め皆さんが前日までに試走したと思います。

私の班の最初の実技は、①滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開です。今年からの新種目です。検定スペースがずいぶん短く設定されたので、用意していた7回転を規定最低限の6回転に落とすか、回転数はそのままで弧をかなり小さくするのか迷いましたが、後者を選びました。強めの外スキーカービングで思ったより気持ち良く小さめの弧が描け、姿勢も維持されていると感じながら滑りました。この種目の合格率は48%でした。

次は②総合滑降です。検定バーンはくの字型で、前半は急斜面、後半は短い中急斜面。検定員からは後半しか見えないので、前半で調整し、後半への入り方とそこでのリズム変化の見せ方がポイントと思いました。前日の試走で暴れ気味だったので、板をきっちり抑え正確な滑りを心がけました。ギルランゲでのリズム変化も初めて入れられたし、全体としては手堅く纏めた積もりです。しかし①滑走性と両立したのかなと言う点と、②今シーズンは大回りを改造し、谷回りでの深い内傾作りを目指してきましたが、後日VTRで見ると脚の伸展と内傾が実感よりかなり小さく、以前より多少は良い程度にしかなってませんでした。

初日の最後は③横滑りの展開です。見せたいポイントを強調できたと思いました。

2日目の最初の種目は④プルークボーゲンです。皆さん規定の4回転していたのですが、前の人の4回転目を待たず次ぎの人をどんどんスタートさせていました。講評によると、ポジションを見ていて、合格率は高かったとのことでした。検定員から遠い1~2回転目が勝負のようでしたが、ターンサイズの調整に気を取られ最初のターンが固まり気味だったと反省しつつ滑っていました。

2種目目は⑤急斜面でのパラレルターン大回りです。前日の総合滑降での滑走性に確信が持ててなかったこともあり、スピード重視とし、ターン数を減らし縦目に滑りました。目的の滑りが出来た積もりでした。しかしA級検定員受検でその場で採点していた当連盟の沓掛さんから「一緒に滑っていた人達に比べ落とされていたので、不合格の79点をつけた」と合格発表後に聞かされ、がっかり。

3種目目の⑥コブは苦手。検定1月前に絶不調に陥いり、その上、清里のコブはカチカチと聞いていたので、怖じ気づいていました。現に最初に入った清里の固くて深いコブに手も足も出ず、どうにかしなければここで終わると思いました。(1)当連盟の小笠原さんの後を滑り、ヒントを得て清里入りし、(2)上手な人を見つけてこつを尋ね、(3)山梨県技術戦での滑りを観戦し、固くて深いコブの攻略法を探る等、泥縄的ながら懸命に研究しました。ポジションを変え従来やってこなかったスライド系の滑りでどうやら行けそうなところまでもっていきました。しかし、検定コブのインスペクションが許されたので、前日の実技終了後に行ってみるとびっくり。大勢でデラガケした結果、コブ山や表面の柔らかい雪が削り取られ、斜面の大部分がアイスバーン状態になっていました。なにしろアイスバーンでの小回りは未経験でしたので、固い斜面を求めては翌日の不整地開始まで練習しました。が、しかし、またびっくり。当日、集合して検定斜面を見ると、一夜できれいなコブ斜面に大変身していました。全部基礎向けで、どのラインも滑れそう。ピッチが一番細かいラインに入り、当地で習得した滑り方で気持ち良く滑りきりました。VTRでみると深く回しているように見え、コブ初心者の手本程度にはなっていたと思います。沓掛さんも合格の80点をつけられた由。

4種目目の⑦シュテムも見せたいポイントは表現できたと思いました。

最後の種目は⑧基礎パラレルターン小回りです。検定用DVDを見て試行錯誤しているうちに、クロスオーバーからの回し込みをみせるとともに、連続的なずらしと切り替えまでしっかり回し込むとの組み合わせで柔らかな制動をみせるというちょっと雰囲気の違う滑りに辿り着きました。養成講習で「それで密脚すれば高得点がでる」と勧められたので、洗練化に努めました。しかし清里の固い雪で滑ってみると、ターン弧が大きくなるか山回りでの制動が強くなりすぎることが分かりました。そこで谷回りで強い捻りずらしをかける小回りを急遽練習し、雪面の硬軟に応じ使い分けることにしました。当日は固めの雪面でしたので間に合わせの後者で滑りましたが、VTRをみると上半身の揺れが目につきました。

終始、痛風がらみの不安やらせわしさやらが付きまといましたが、いざ実技となると普段の気持ちで臨めました。これに対し結果発表を迎える時はドキドキでした。合格者のビブ番号が番号順に読み上げら、演壇のスクリーンに表示されていきます。私は32番、比較的早めに読み上げられホッとしました。全体の合格率は58%でした。

意気揚々と帰宅し合格証を妻に手渡した後、初めてVTRを見ると、あらや減点要素こそ目立つが、加点要素などは見受けられない。「なんだ、下手じゃん」と落ち込みました。合格発表会場に居合わせた沓掛さんから頂いた言葉「合格は終わりではなく始まり。特に最初の半年が大切。あれで正指導員かと言われないようにしっかりやるように」がこたえてきました。

今現在は燃え尽き症候群状態で滑る意欲が全く湧かなくなっていますが、それも時間の問題。今後とも技術・指導の両面にわたり精進し、微力ながらスキー界に貢献して参ります。

当連盟の皆々様には多面に亘りご指導・ご鞭撻を賜り、厚く御礼申し上げます。最後になりますが、応援に駆けつけVTR撮影までして頂きました齊田ご夫妻には特に感謝申しあげ、レポートを終えたいと思います。

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