合宿レポート
★20013-2014年合宿レポート
・初滑り(2013/12/14~15 かぐら)
  
・1次合宿(2014/1/11~13 高畑)
  
・2次合宿(2014/2/8~9 高畑)
   中川さん編
・3次合宿(2014/3/21~23 高畑)
  
・春スキー(2014/4/5~6 かぐら)
  
・コブキャンプ(2014/4/19~20 八方尾根)
  
・千葉スキー技術選手権大会(2014/1/31~2/2 尾瀬岩鞍)
  
・準指導員検定(2014/3/1~2 高畑)
   岩佐さん編


2次合宿レポート (中川さん編)

 猛寒波が襲来し、首都圏は何十年かぶりの大雪という予報もものとせず、雪かきは嫁さんに託して二次合宿に参加してまいりました。

 1日目は予想に違わず大雪、2日目は参加された皆さんのスキーに対する熱い思いに寒波も気後れしたのか、パタリと雪も止み最高のスキーコンディションとなりました。
ただ帰り道が雪崩で通行止めという背水の陣状況となりましたが、まぁなんとかなるだろう的な雰囲気は、さすが太っ腹な方ばかり。
夕方には通行止めも解除され、皆さんご無事に帰宅されたかと思います。

 さて、私の班は講師が鈴木健一さんで、今回の練習テーマは谷回りから外足をしっかり動かしていくこと。2日間をとおしてみっちりご指導いただきました。
最初はプルークボーゲンで内足を上げて外足とクロスしたり、シュテムターンで外足を動かしたり、といった基本的な練習から始まったのですが、恥ずかしながらうまくできません(涙、涙)。
それを見た同じ班の斉田さんから「中川さんは実戦向きですね」と言われました。う~ん、うまく言うなぁと変に納得してしまいました。
というのも私は基本練習というものをいままでほとんどしてこなかったのです。
深雪やコブなどの不整地を一日中疲れきるまで滑りまくることばかりしてきました。
「ワイルドだろ」と言いたいところですが、要は爽快さばかりを追求する体力任せの自己満足スキーヤーです。
そんな自分に限界を感じ、また年を取ってきたことも手伝って、ようやく大人の判断ができるようになってこれではいかんと思い、柏市スキー連盟に入会させていただいたというわけです。
昨シーズンから合宿の度に基本ができていないと猛反省して、習ったことの復習をするぞと心に誓って帰るわけですが、すぐに自称ワイルドスキーヤーに戻ってしまいます。
これまで教えていただいた講師の方々、ゴメンなさいm(__)m

 横道にそれましたので講習の話に戻ります。
 ① 切替えで低い姿勢をとり谷回りから外足を動かして着地させる。
 ② 低い姿勢を取るのは高い位置からでは足の動きを充分に使うことができないため。
 ③ 足を動かすためにはエッジを立てるのではなく、板をフラットにしてルーズにずらす。
 ④ 外足の動きに連動させて上体をななめ前内側に重心移動させること。
 ⑤ 板は体の横から出てきて足元に戻っていくイメージ。
その他にもたくさん教えていただいたのですが、中心のところはこのようなことかと自分で思っています(もし理解が足りなかったり浅かったり間違っていたら、ワイルドに免じてお許しください)。

鈴木さんの滑る後姿を見て発見したことがありました。
ひと月ほど前に知り合いとスキーに行ったとき、その人の滑る後姿と同じだったことです。
谷回りからしっかりずらしを使ってコントールする。いまさらですが知人はそこを意識して滑っていたのですね。
漠然と滑っているわけでは決してなく、そこには何らかの意図や意思があってそれを表現しているのだということが、少しですが理解できました。
これは収穫でした。

 収穫といえばもうひとつ。私は肩を上から下に上体をかぶせるようにして動かす癖があります。
それを直すために腰をしっかり入れて体が弓なりになるように意識すると、なんと左右の視界が劇的に広がったのです。
つまりいままで肩や頭が傾いていたため視野も傾いていたのですね。
視野が水平になったため左右の視界が広がったように感じたのです。
これはけっこう新鮮で、感動的で、爽快で、楽しい経験でした。

 基本練習は毎回うまくいきませんが、悩んだり、努力したり、発見したり、楽しんだりと、奥が深いところがスキーのいいところだと実感する合宿でした。
鈴木さん、たいへん丁寧にご指導いただき、ありがとうございました。

最後になりますが、同じ班のオヤジギャグ連発の斉田さん、まじめな顔で爆笑するような冗談を言う瀬原田さん、明るく笑い声の絶えない松本さん、楽しく講習を受けることができました。
どうもありがとうございました。
またよろしくお願いします。

準指導員検定レポート (岩佐さん編)

 準指導員検定の合格者が成績順に呼ばれます。
最初に当連盟の竹内さん。さすがのトップ合格。
その後、次々と呼ばれていくのを固唾を呑んで聞いていると、8番目に「ジブナンバー2 岩沙好一」とコールされました。
当連盟のサポーターの方々が一斉にあげた「やったー」とか「ウオー」という声が大きなどよめきとなって会場内にそして私の頭の中に響き渡りました。
67歳、今回最高齢の準指導員誕生の瞬間でした。
一発合格です。
嬉しさとほっとした気持ちに包まれて公認証の授与を受けました。

 受検を決意したのは2年前です。
馴染みが殆どない内脚スキーを最初の1年で間に合わせ、2年目から受検という目論見でした。
しかし世の中思い通りに行かなく、2年目に検定方法が根元からひっくり返されました。
暫くは「何もかも変わり、直ぐに対応できないよ~」と嘆き節でしたが、やがて「よ~し、やってやる」と負けじ魂に火が点きました。

 昨シーズン終了後直ちに着手したのは体力づくりです。
ジム通い、週2~3回の自転車での長距離ライドとダイエットを続け、10kgの減量にも成功。
スリムで筋肉質?いや少なくとも太っていると言われない程度の身体にした積りです。

 理論検定(ペーパーテスト)については試験4ヶ月程前から前年度の教科書をもとにぼつぼつと勉強し始めました。
しかし試験1ヶ月前の秋にやっと発刊された今年度の教科書を読んで愕然としました。
なんと要であった内脚の記述が一掃され、外脚一色に塗り変えられているではありませんか。
勉強した半分が無駄になった気分でした。
尤もここはあり余る時間を有する退職者の強みで、余裕で試験を迎え、余裕で終えました。

 実技については課題がてんこ盛りでした。
①粗野で特有の癖が目立つターンやコブの洗練化、
②慣れ親しみ始めた内脚主導から外脚荷重のカービングへの切り替え、
③プルークボーゲン、シュテム、横滑りなど不慣れな新種目の習得に取り組みました。
今シーズン検定までに滑った日数は37日、このままでは落ちるとの思いに突き動かされつつ一所懸命に練習しました。
最初はさまになっていなかったようです。
しかし当連盟の太田さんの辛坊強いご指導によりまして、「服を変えたら、岩沙さんが滑っているとはもう誰も分からない」(竹内さん)と評されるほど変わったようです。

 実技検定には落ち着いて臨めました。
今出来ることは概ね出来たと思います。
一番すんなりいったのは基礎大回りで、こうあれかしと繰り返し練習してきたことが自分なりに全て表現出来た感じです。
斜度がある検定バーンに合う基礎小回りがなかなか見つかりませんでした。
しかし検定前々日に伊藤さん、前日に太田さんという検定員お二人が同じようなイメージで小回りしているのを垣間見ました。
これだ。眼に焼き付けられた動きをもとに決戦用の滑りを組み立て、自分を信じてスタート。
1、2、3ターン目、入った。
ぴったしカンカンだ。
そのまま気持ち良く滑り切りました。
一番練習通りにいかなかったのが4回というターン規制があるプルークボーゲンでした。
検定エリアが予想より小さく設定されたため、大き目で練習して来たターン弧を縮めるのに忙しくなり、推進の動きを加えることに気が回りませんでした。
超ベテラン揃いのサポーターの方々にきめ細かくケアーして頂き、大いに助かりました。
その力強い存在は他の孤独な受検生の羨望の的でした。

 緊張が続いた日々が終わり、穏やかな生活に戻りました。
グラスを片手に、居間の壁に掛けてある準指導員公認証を見上げては「合格してよかった」と呟いています。
良いクラブに所属し、多くの方から適切なご指導や暖かいご支援を頂戴でき、合格祈願をしてくれた妻の理解も得て、検定一筋に過ごすことができました。
ラッキーなことに巡り合わせの良さにもいろいろ恵まれました。
私は幸せ者です。
微力ながらスキー界に貢献していく所存です。
最後になりましたが、お世話になりました皆々様に心より御礼申し上げます。

Ski Association of KASHIWA since 1961