合宿レポート
★20014-2015年合宿レポート
・初滑り(2014/12/13~14 かぐら)
   渡辺さん編
・1次合宿(2015/1/10~12 高畑)
  
・2次合宿(2015/2/7~8 高畑)
   たっきーさん編
・3次合宿(2015/3/21~22 高畑)
  
・春スキー(2015/4/4~5 かぐら)
  
・コブキャンプ(2015/4/11~12 八方尾根)
  
・千葉スキー技術選手権大会(2015/1/30~2/1 尾瀬岩鞍)
  
・準指導員検定(2015/2/28~3/1 高畑)
   建部さん編 NEW
   岡野さん編 NEW


初滑りレポート (渡辺さん編)

 あっという間に、今シーズンの初滑りを迎えた。

ここ最近の例にならい、かぐらスキー場・和田小屋宿泊。
この冬は、まとまった降雪が11月中は無く、ゲレンデコンディションが心配されたが、12月に入りたっぷりの雪が積もり、初滑り当日にはかぐらスキー場全面滑走可というすばらしい状況に恵まれた。

今回は14人が参加。
総務部行事は?年ぶり参加の北隅さんと今季入会の新林(年も若い)さんのフレッシュなメンバーも加わり、初日は、かぐらメインゲレンデを中心に滑り、時に吉本周講師の低速基礎練習などをおりまぜ、田代エリアへも足を伸ばし楽しんだ。

夕方から雪がかなり激しくなり、2日目のパウダー滑走も楽しみに、夜の和田小屋でいつものように消灯時間まで、スキー座学やピロリ菌など高尚な話題で議論を尽くした。

明けて2日目の朝。
つもりました。
ファーストトラックではなくダイビング。
除雪していないところは新雪1メートル、止まると脱出にものすごいカロリーを消費。
パウダーを楽しむにも、適度があると痛感。
今回のは、遭難という恐怖も感じさせられた。

新雪に思いのほか体力を消耗し、駐車場へ戻ると車も1メートルの雪の下。
午前中ですっかりくたびれ、帰途につきました。
雪山の引き出しは、本当に多種多様。
皆さん、「明けてびっくり・体力強化合宿=初滑り」にぜひお越しください。

2次合宿レポート (たっきーさん編)

滝澤充弘

 土曜日は風もなくよい天気、日曜日はお昼ごろ少し雨がぱらついたけど終日滑れました。
土曜日は大島講師、日曜日は竹内講師の班でこの数年間さぼっていた錆を少し落とせて、楽しく滑ることができました。

柏市スキー連盟の合宿に参加するのは4シーズンぶりでした。
高畑スキー場にも3シーズンぶりのご無沙汰。
自分は以前のSAJの教程でメインに取り上げられていた整地された緩斜面をカービングで楽にすべるというよりは、不整地や新雪をおもいっきり滑りたいと考えていました。
このため自然と基礎スキーから遠ざかり、野良スキーヤーに戻っておりました。
さらに、膝腰を痛めたこと、クライミングというお金のかからない遊びが好きになったこともスキーから遠ざかる一因でした。
ところが去年の指導員研修会では外足主体でずらしを取り入れたダイナミックな滑りに教程が戻っていて、これはまさに自分がやりたいことだったので、今シーズンは靴と板を新調して準備を整えていました。
今回の合宿は新しい教程のもとでレッスンが受けられるとあって、密かに期待するものがありました。

講習会では切り返し(ニュートラル)で内足がべた踏み→クロスオーバー→外板の先端からフォールラインに落ちていく→ターン前半から外足に乗る→外足に加重がかかっている(内足に乗っていない)→ニュートラルなどに気をつけながらいろいろなレッスンを受けました。
外足の片足スキーでは、自分がいかに外足に乗れていないか実感できましたし、内足の片足スキーでは内スキーの使いすぎ、内倒の癖が指摘されました。
外足のブーツに手を触れる動きで、外足過重が強まるのが実感できましたし、谷足べた踏みによる横ずらしはニュートラルに入る際の練習に良かったです。
講習会では、自分の欠点を確認できたこととその欠点を修正するヒントをたくさんもらえたのが良かったです。
あと、膝が割れるのも悪い癖なのでこの点も含めて、このあとのシーズンで調整したいと思いました。

合宿では以前から知っている会員から暖かく迎えられ、さらに新しい会員の方々とも楽しく交流することができてとても楽しかったです。
ありがとうございました。


準指導員レポート (建部さん編)

準指を受験して

 おかげさまで、晴れて合格致しました。
まずは、幾度となく指導ご支援いただいたみなさまに感謝しますとともに、改めて御礼申し上げます。

 実は、昨シーズン後はクラブにもご迷惑かけられないし、家族にも負担を強いていましたので、再受験はしないつもりでいました。
しかし、みなさんの温かくも厳しい(?)助言や家族の応援もあり、かなり迷ったのですが再挑戦を決心しました。

 昨年の失敗は、やはり技術と求められている演技への十分な理解が不足していたことです。
基礎系で落としたのですが、それは過重の方法と求められる演技に最後まで迷いがあったことでした。
今年は、あくまでバッジテストを受験する手本となるように注意をして滑るよう心がけました。
2回目ともなると、ガチガチだった昨年とは一変して、規制回転数もあまり気にしないほど余計な緊張もなく演技ができました。
ただ精神的には理論から始まって約半年、かなり負担だったので合格の瞬間も今もうれしさより肩の荷が下りたのが実感です。
(不整地はあえてコブラインを選択せず、得意なもさもさラインを最後なのでほんの少しだけ飛ばして滑らせていただきました。ゴールでヘルプの方々からブーイングの嵐でしたが。。。)

 私は北海道で生まれ約40数年スキーをしてきましたが、元が自己流できていたので、この2年間で基礎技術を一から見直す機会に恵まれ、奥深さをやっと少し理解できるようになりました。
おかげさまでこれからもさらにスキーの幅が広がっていくような気がします。

 最後に、これからもクラブやスキー界のために、微力ながら恩返しさせていただければと思っています。
宜しくお願い致します。

建部耕輔


準指導員レポート (岡野さん編)

 自分はそのとき、検定本部の方々が控える斜め後ろのテーブルに積み上げられたブルーの冊子の山に注目していた。
おおよそ20冊はあるだろうか…
そのテーブルの後ろには指導員会のおじさんたちが控えていて、『ビブナンバー32番、Wさん』と読み上げられると、冊子の山の上から一冊取り出し、傍らに置いたのだ。

 ここは’15年SAJ千葉県連準指導員検定合格発表の場。
発表方式はサドンデス方式で、点数順に合格者を読み上げていき、合格者は前へ出て、認定証を手渡される。
 『ビブナンバー○○番、Aさん』、
 『ビブナンバー××番、Bさん』
と合格者の発表に合わせ、先ほどの傍らの冊子の上に積み上げられていく。
4人目で『ビブナンバー14番、建部さん』とよばれた。
うん、うまかったしなぁ…
おめでとうございます、
と、ドンドンと発表されていく。
同時に冊子の山が低くなって傍らの冊子の山が高くなっていく。
 『ビブナンバー1番、~さん』 オオッ、
 『ビブナンバー△△、△△さん』 アアッ、
老いも若きも、ガンバッてるなぁ。
ちなみに、受検生は36名、年齢順に番号が振られているが、1番の方は確か70何歳か、36番は大学生である。
その後も発表は続く。
 『ゼッケン番号12番、□□さん』
前のゼッケンの方が呼ばれた。
この人もうまかったし…
と、見ると、冊子の山はあと数冊。
ここで言い知れぬ不安と落胆が心の中を支配し始めた。
ああ、ダメかぁ…
ついに最後の一冊が取られ、ついにテーブルの上には何もなくなった。
希望の灯が消え、
ああ、来年受け…。
そのとき、
 『ビブナンバー13番、岡野さん。以上です』!!!
ちょっと衝撃である。
 ビリッケツ合格、
エエッ!!ホント、マジでか!!
と口にしながら前に進み出て、表彰を受けたが、心臓バクバクであった。
そして表彰を受けて席へ戻ると、今度はパニックの波が押し寄せてきて、その後の事務連絡が何を言っているのが聞き取れなくなってしまったのだった…。

  ※        ※        ※

 スキーの上達を目指す人とは、どのあたりまでの上達を目指すのだろう。
宿で同宿した人やスクールで一緒の講習を受けた人に聞いてみると、1級は取りたいねという話が多かった。
 そう、1級は普通の技術志向のスキーヤーにとって一つの頂点、目標なのだ。
一般社会でもとおりが良く、『1級持ってます』というと『へぇ~うまいんだね…』という感想を持たれることが多い。
常設スクールにおいてもバッチテストはメインのイベントであり、スキーヤーの皆さんはバッチテストの最高ランクである1級を目指して日々滑走に磨きをかけている。
自分もかつてはそういうスキーヤーの一人であった。

 では、1級を取得したスキーヤーはその後どうするのだろう。

 さらにステップアップを目指すか、或いはレジャーとして年に数度、滑りに出かける程度になるか。
勿論、1級のまま技術をアップさせながら滑りを楽しむ人もいるし、一つの頂点を極めたということで、スキーを止めてしまう人もいる。
 自分の場合はというと、当初、スキールに入ったのはスキーが上手くなりたいから、或いは1級を取りたいからというものであったが、やがて、ゲレンデにて見かけた講師方の華麗で力強い滑り、スクールでの講師方の親切で丁寧に講習してくれる姿勢、に魅了されていったのだった。
それは勿論1級のさらに先にあるものであり、やがて自分もあのようになりたい、と強く願うようになっていったのだった。
 やがて1級取得後、“その上”を目指すことが自分の中で既成事実となるのは、ごく自然な流れだったといえる。
そして迎えた‘14年、クラブに来年度、つまり‘15年に準指導員受検という表明をするに至ったのであった。

 ‘15年準指導員受検は‘14年10月からスタートする。
千葉県スキー連盟に願書、検定申込書その他を手続きすることからはじめるのだが、そのやり方がなかなか解らない。
県連のHPに実施内容がPDF化されてUPされているのであるが、各々の書式なり申込書がバラバラに掲載されているだけなので、何をいつまでにどうしたらいいか、解り辛いのだ。
従って、全体の流れというか、この申込書をいつまでに申し込んで、受講料をいつまでに振り込んで、その後この講習を受けて…というフローが見え辛い(この辺は自分がフロー図を作って、機会があったらUPしたいです、ホントに…)。
実際に受講なり受検なりをすれば簡単だったとなるのだが…。
 で、なんとか理論講習を受けて、11月頭には自分にとってはプレスタートとなるグレスデンスキーへ行ってきた。
スキー場は長野県原村にある人工スキー場で、グレスデンスキーとは5、60センチのコの字になったレールのようなアルミの棒に、車輪を取り付けてあるというもの。
これでプラスチックプレートが張られた人工スキー場を滑るのであるが、これがチョ~いいのだ!
特に「自然で楽なスキー」で腐ってしまった体に、外傾・外向を覚え込ませるのにうってつけである。
また、“三角窓”が出来てしまう人に、内足の使い方というか、内足の外旋を練習するにも良い。
同時に伊藤敦さんの講習を受けてみたが、これまた親切で丁寧、非常にわかりやすい講習で、得るものが多大であった。
これは本当にお勧めです。
シーズン前の感覚を取り戻すためとか、弱点克服とかに利用されるのも良い。
自分は、ここで習得したことが後になってジワジワ、効果を示し始めるのであった。

 12月下旬になって、本格的なシーズンインである。
クラブのたかつえのレベルアップ講習では、柏の星一徹(スミマセン若い人は知らんでしょう)こと鈴木健一さんの鬼の特訓を受ける。
内容はプルークボーゲン、横滑り、シュテムターンなど、基礎系のものだが、これがまた、全然出来ない。
だいいち、これらについて体系的に習ったことのないものばかりで、滑るたびダメ出しを受ける。
ゲレンデに響き渡る怒号を受け、もう、ヘロヘロになりながら、なんとか講習を終了したのであった。
 1月になり、連休に2次養成講習を受ける。
キンキンに冷えた車山高原での講習は主に基礎系を中心に実施された。
ここで注意されたことは、プルークでは荷重・抜重の際に急激に動いてしまうこと、つまり、ペコッペコッと動いてしまうこと、シュテムターンではターンの開き出しで谷足に荷重を残したままになること、横滑りでは旋回の際に腰が回ってしまうことであった。
プルークではジワ~ッと荷重・抜重すること、シュテムでは開き出してきれいなプルーク姿勢になること、横滑りでは腰を回さないことが以降の課題となった。

 ところで、基礎系のベースの姿勢・動きとは何であろうか。
それはしっかり『外傾・外向姿勢を取ること』と、『外足荷重で滑走すること』にあるだろう。
それを上半身(腰から上)を動かさず中間ポジションのまま、下半身(腿から下)を動かして滑走すればいいことになる。
プルーク、シュテム、横滑りもこの姿勢・滑りをベースに展開される。
こうして彼が判り、我が判る、百戦危うからず、ではないが、目標とすべき滑りを目指し、自分の滑りを修正することで良いということではないか、これをスムーズに出来ることを目指し、以降の練習を進めていくこととなった。

 1月下旬の3次養講では基礎大回りが良くできていると言われた。
オオッ、これはグレスデン効果ではないか。
が、他の滑走はボチボチである。
 さて、月は進み、2月に突入する。
クラブ2次合宿、4次養講と講習を受けて基礎大回り小回りは安定してきたが、プルークはあいかわらずボチボチ、横滑りは腰回り、シュテムは右ターンでの開出しに難を残したままであった。
特に横滑りについては、今年は雪が多いことからゲレンデがモサモサの状態が多く、フラットで滑らかなバーンに恵まれることが少なかったので、効果的に練習することがなかなか出来ずにいた。
結局、全体的に滑走日数が少なく、練習不足なのだ。
それでも、横滑りについては検定前週になんとかそれなりの滑走に持って行けたのだが、シュテムは不安な状況を残したまま、本番に突入することになったのである。

2月27日(金)
 検定前日に現地入りし、最終仕上げ練習と、検定エリアが掲示されたことからインスペクション滑走を行う。
猪谷ゲレンデのスタート位置は、昨年に比べて全体的に下げられている。
ここでシュテム、大回りは4~5回転だろう、6回はきついなという印象であった。

2月28日(土) さあ、検定初日!!
【実践大回り】
 実践大回りは今シーズン、ほとんど練習していなかった。
普通の大回りとして滑走した回数も、今シーズンは昨日の3本程度を加え合わせて10数本程度である。
ぶっつけ本番で臨んだが、5ターンでゴール、まあまあだったかな。

【リズム変化(総合滑降)】
 リズム変化に至っては先週、昨日のを合わせて数本しか滑っていない。
大回り→小回り→大回りで展開を考えていたが、後の大回りがはっきりアピールできるものではなかった。
でもまあまあ。

【基礎小回り】
 まあ、普通通り滑れただろうと思う。
もうちょっと腕を上に構えて滑走すべきだった。

【横滑りの展開】
 ドキドキの1番手滑走である。
腰の向きに気を付けて滑走した。
大回りはゲレンデを大きく使い、小回りはリズミカルさを念頭に滑走した。

【シュテムターン】
 左ターンの開き出しはいいのだが、相変わらず右ターンが…
5ターンでゴールだが、滑走スペースがあまりないので、ちょっとキツキツ、
最後のターンは外足に乗りながらクルリん!としたかも…
ここで点を落としたか…(T_T)

3月1日(日) 残りは3種目!!
【プルークボーゲン】
 スタートが9時からということで、当日朝に練習する暇もない。
ブラックリフト先の規制されたコースの脇を1~2回滑走練習して板を担いでスタートラインに戻るという、忙しいスタート前であった。
滑走は滑走性を高めること、外足でターンをリードすること、スムーズな荷重抜重を見せることに気をつけた。
ゴールしてみると、ゴールエリア後ろで何故かみんなシーンとしていた。
話するにもヒソヒソなのだ。
よくテニスでラリー中、会場がシーンとしているシ-ンがあるが、それみたい。
会場の緊迫感はあるが、スキーであることを考えると、ちょっとおかしかった。

【基礎大回り】
 ブルーコースの降り切る手前あたりの緩斜面がコース。
プレッシャーはあるのだが、緊張感が少し心地よい。
スタートを待つ間、切り替えのシーンをイメトレ。
滑走そのものは、まあまあかな。

【小回り不整地】
 スーパーブラックは、前々日の雪が残ってモコモコだったので、受検生皆でデラがけして平坦エリアを作った。
左側にはこぶラインが出来ているので、平坦エリアを行こうとする安パイ狙いのどこかの誰かさんを尻目に、そのこぶコースを狙う。
スタートに立つと、コース中間辺りで岩沙さんがビデオカメラを向けているので、軽く手を振る。
これで最後、悔いなく滑る!!と思い滑走した。
ゴールして、もうちょっとガンガン行っても良かったかなと思いつつ、まあ、無事終了して、ホッとした。

 こうして全滑走が終わったが、どの滑走もあっという間に終わってしまうし、コレッ!!という印象は特に無かった。
まあ無事に終わってレストハウスで合格発表を待っていると、疲れがどっと出てきて眠くなってしまった。

  ※        ※        ※

 合格発表後、すっかり舞い上がってしまった自分は、登録料の支払いのためにお金を取りに車に戻った際に、認定証を車に忘れてしまった。
その後、合格者の記念写真を撮る際に、皆、認定証を手に持っている中、一人だけ会員証を持って写りこむというオチをつけてしまいました(^^;
                                            (おわり)


Ski Association of KASHIWA since 1961