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一水会が発足した最初から、稲垣先生は全国のご自身の弟子、もしくは先生に弟子入りをすることを望む人達が、横のつながりを持って互いに助け合い励まし合っていけるようにしたいとお考えでした。やがては日本だけではなくヨーロッパも一緒にと思っていらっしゃいましたようです。その第一段階として、会の名称を歩射研究会という狭いイメージから、分かりやすく象徴的である一水会という名に改め、この一水会が筑波大学と共に日置當流の正統なる射術を後世に残したいという先生のお考えを実践する核となるように、と願われたのです。
一水会の名称は、先に述べた歌からとってありますが、筑波大学の弓道場「蓬矢館」の名もこの歌からとられたので、双方ともに、真に日置當流を学ぶ者の集いの場になるようにという願いを籠められた先生のお気持ちが拝察できます。
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