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 平成23年度 レポーターキャラバン IH取材活動報告

  

8月10日(水) 後半2日目

 

【ボクシング競技】

 

秋田県秋田市立体育館でボクシングの全国大会が行われた。大会1日目の広島県代表者と結果は次のとおりだ。
ピン級 小原俊くん 崇徳高校 2ー0で勝ち
バンタム級 北尾亮我くん 広陵高校 1ー2で負け
ライト級 大成浩平くん 崇徳高校 4ー5で勝ち
ライトウェルター級 森広一喜くん 崇徳高校 1ー1の僅差で手数が多く勝ちトーナメントのため、後日に試合が続く。


                                                   加計高校 2年 長尾摩美

「  道程  」 

 

 

 “期待のルーキー”そう呼ばれる北尾亮我さんは、広陵高校ボクシング部の1年生だ。多くの人は、高校から始めるのに対し、彼は小学3年の頃からボクシングの世界に浸っている。正直、最初の頃は父に言われ、嫌々やっていたらしい。だが、スポーツジムに通ううち、広陵の監督に声をかけてもらい、苦手な勉強にも取り組み、今がある。しかし、1回戦で、期待のルーキーは、東京の選手に判定1ー2で敗れてしまった。本人は、精神的に圧倒されたと分析していた。監督が言うには、「北尾は勉強や、ドアをきちんと閉めるなどの普段の生活の充実さに欠けている」たかがドア。されどドアだ。何気ない小さな思いやり、勉強という苦手なものへの挑戦が、期待のルーキーを一流選手に育てていくのではないかと私は感じる。彼には未来がある。たくさん経験を積んで、もっと強くなった彼が来年、全国で活躍できると私は信じている。

                                                                                                                加計高校 2年 長尾摩美

「 笑花満開 」

 

 

 ボクシングを始めたきっかけは、格闘技、つまり殴り合いがかっこよく見えたから。そう笑顔で答えてくれた崇徳高校3年の森広一喜さん。福島の選手との戦いは、安心感を与えてくれるような積極的プレーで1ー1の僅差勝ち。ボクシングを初めて人間的に強くなれたと答える彼。だが、今日の試合を同じ崇徳の選手である中林研人くんは、「まだやりきれてない。森広くんならやれる」というような言葉を言った。きっと、今まで一緒に練習し、戦ってきた中林くんだから、森広くんの何かを信じて言ったのだろう。次の試合も、自分らしく頑張って、仲間と笑い合ってほしいと願う。

                                                                                                                加計高校 2年 長尾摩美

 

 「 初戦突破 」

 

 

 

崇徳高校ボクシング部2年、小原俊選手の今回の目標は“初戦通過”であった。というのも、小原選手が出場する46kg以下のピン級は、公式戦が少なく、大きな公式戦ではこのIHが初の試合となったからだ。
試合が始まりハラハラする展開が続いたが、相手選手より的確にポイントを獲得した小原選手が0対2で勝利した。
IHという大きな大会での初戦突破。小原選手は試合後の取材で「勝てて嬉しい」と明るく笑って語った。私はその一言に彼の初勝利の嬉しさがにじみ出ているように感じた。

                                              呉宮原2年 佐藤綾音

 

 「 強靭な精神力 」

 

 

 

 レフェリーの判定が彼に上がった瞬間、私の目からは感動の涙がこぼれていた。崇徳高校ボクシング部3年、大成浩平キャプテンの試合である。
実は彼の父も高校生時代、秋田で開催されたIHにボクシングで出場していた。競技場も同じである。大成選手は「IH出場が決まった時“ようやく自分の目的の1つが叶った”と思った」と語る。
彼の父にも話を聞くと、「中学の頃はずっと水泳をやっていて、本人は絶対一生やらないと言っていた」と語った。わずか3年足らずでIHに出場した彼には、父親ゆずりのセンスがあるのではないだろうか。
大成選手も「昔に比べやる気も元気もある。最初は嫌だったけど、今はやって良かったと感じる」と晴れやかな笑顔で話した。
しかし彼の母はボクシングをすることに反対である。それは大成選手が遠征中に眼窩骨折をしたことが理由の1つだ。大成選手は「本当に心配をかけて申し訳ない」と苦笑しながら母への思いを語った。
彼の長所は“強い精神力”である。順調に3回戦まで進めば彼の最大のライバルとの対戦になるが、長所を活かし1戦1戦を大事に勝ち進んで欲しい。

                                                             呉宮原2年 佐藤綾音