index <<< VIR.00024 >>>
男子国別対抗 王者台湾はなぜ敗れたか? その1
 

 台湾はやはり強かった。出足の国別対抗で躓きどうなることやら・・・・と思ったが最終的には男女で金が三つ。組織委員会が発表したランキングで総合一位(男子の部も一位)に輝いた。
 台湾気質というのは、のると恐い、のせる手がつけられない、などとよくいわれる。これはたしかにある。1985年の世界選手権での圧勝(団体優勝、個人ベスト4独占)などはそういう視点で語られることもおおい。しかしそれには裏もある。悪いムードも引きずってしまうのである。今回もそうなりかけた。史上初の男子国別対抗四大大会連続優勝という大偉業をほぼ手中にしながらまさかの大逆転負け。その最悪なムードをミックスダブルスに思いきり引っ張ってしまい、台湾男子は崩壊寸前という風。実際、ミックスでの李佳鴻と葉佳霖は焦りに焦り、もはや修復不能とみえた。強いとはいえ若い選手たちの集団である。しかも短期決戦である。やはりアジア五輪はなにがおこるかわからんな・・・と納得?しかけたところだった。とにかくミックス終了時点での彼等の崩れ振りは絵に書いたようで救いがなく、団体戦で敗れて直接の敗因となった葉佳霖はともかく、無敗で完璧だった李佳鴻のミックスでの乱調振りは痛ましいほどで、こういうこともあるのか、と私はストーリーを描いてしまったのだ。大会前の練習はあまりに素晴らしかったせいもあり、そのギャップに唖然だった。しかし,唯我独尊我...という風の王俊彦が一方的な展開でシングルスに優勝すると、ダブルスでも揚勝發・李佳鴻が、決して出来はよくなかったが、韓国、日本、韓国と当たるきついドローを勝ち切ってしまう。台湾男子はやはり強かったのである。・・・・続く

李佳鴻のドライブボレー

 ドライブボレーはダブルフォワード時代にはもはや必要不可欠な技術である。もちろん難易度は高い。テニスは確実に難しくなっているのである。レベルは確実にあがっているのである。昔のほうがレベルが高かった・・・なんていっている人は間違いなくとりのこされていくことになる。

 李佳鴻(リーチャーホン)は豪快なプレーヤだが、その彼の特徴が最大限に発揮されたのがこの動画でプレーだ。これほど豪快なプレーは一般的では、無論、ない。しかし彼にとってはそう珍しいことでもない。念のためにいっておくがいつもこうなわけではないよ。こういうプレーもあり、なのである。また豪快なだけではない。テイクバックは実にコンパクト。

展開的には相手のダブルフォワード展開からロビングで左ストレートの雁行陣に変わった直後のストレートへのポーチになる。無論エースになった。

 

1 2 3 4
5 6 7 8
9 10 11 12
13 14 15 16
17 18 19 20
21 22 23 24
25 26 27 28
29 30 31 32
33 34 35 36