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キムキョンハン(金耿漢)のトップスピンサーブ
2007世界選手権韓国代表決定戦での金耿漢。プレー自体はそれは見事だが、勝負は厳しい、壮絶に散った感じ。ワイルドカードをだすべきであろう。勿体無い話だ。

世界選手権個人タイトルを二つ(1999シングルス、2003ミックスダブルス)持つ金耿漢のトップスピンサーブ。

 非常に端正なフォームになっている。ソフトテニスはボールのラケット面への接地時間がながいので、スピンが容易であり、フラットとスピンサーブの区別が難しい、というか意味がないことがおおいのだが、このサーブははっきりとトップスピンを意識している。トスの位置、ラケットの軌道等、参考になるとおもう。

 スタンスがややオープン。ちょっとみるとデュ−スコートへの打球にみえるほどだが、これはアドコートへのサーブである(なぜかサービスはクローズスタンスという固定観念があるようだが...)。

 両足の向きがほほおなじなのがユニークだが、オープンスタンスと13〜の右足の引き付けで、タメ、をつくりだしている。グリップはコンチネンタル。左手の使い方が素晴らしい。大きく下半身をつかった、まず模範的な左足着地のサービス。


 韓国男子ネットプレーヤーのサーブは非常に多彩である。(過剰な)スライス、(これまた過剰な)リバース、バズーカ、アンダーカット、と次々繰り出してくる。しかし、後衛陣はノーマルなオーヴァ−ヘッドのみということがおおい。なぜかバズーカだけはあるが、スライスとかリバースを使うことはほとんどない。カット使いもすくない。なぜなのか?
............................よくわからない。

 それはさておき、希代のテクニシャンである金耿漢も例外ではない。バズ−カ以外のすべてを装備しているといいっていいほど多彩さである。パワー偏重ともいえるライバル金煕洙とは違い、彼はテクニック偏重といえ、技こそ全て、というような風である。十分いや十二分にパワフルなのだが、パワープレーに魅力を感じないのだろう。絶妙のソフトタッチを駆使した超絶技巧の数々・・・・語りだすと切りがない。

 サーブの話しにもどると、早くからアンダーカットにも手を染めており、いったい何種類のサービスをもっているのか?近年はみせなくなったが、ヒース−も真っ青のキョンハンスライスもある。2000年前後の彼の十八番でもあった。これは強烈な変化をし、(逆位相となる)インドア等では、ワンバウンドで相手のボディーを直撃なんてシーンを何度もみた。まるで越前リョーマである!こんなサーブは後にも先にもみたことがない。

金耿漢(KIM Kyung-Han) 韓国 達城郡庁所属 1998アジア競技大会国別対抗優勝、1999世界選手権シングルス優勝、国別対抗準優勝、2000アジア選手権国別対抗準優勝、2001東アジア競技大会国別対抗準優勝、2002アジア競技大会 国別対抗優勝、シングルス優勝、2003世界選手権 ミックスダブルス優勝 国別対抗準優勝

(by TOSHI)

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