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渡邉梨恵のフォアハンド

 美しいフォアハンドである。軸の設定、意識が明確でそれが美しさの源になっている。

 相手からのボールはかなり速くて、つまりおしこまれ気味だが、上体がつっこんでいない。軸を中心にきれいに鋭く回転し、ラケットは充分に前にふられている。

 充分なウエイトシフトは大切なことだが、それよりも優先されなけばならないのは打点を前に設定することである。そのあたりをこのフォームから感じてほしい。

 インパクト前後にかけて顔を残すことで上体がブロックされ、それがスイングを加速させている。

 両肩を結ぶ線が傾いていないことも、大切な要素だ。よく左肩が下がった形を推奨する人がいるが、それではきれいな回転をすることがむずかしくなる。

 全体のスイングはセミループスイングといえ、フラットというよりはスピン傾向の強い選手である。

 

 2004、2005と全日本ダブルス(皇后杯)、シングルスともに二連勝。これはたいへんな記録だとおもう。特に2005年度は東アジア五輪の予選、全日本インドアも制し、完全無欠の全日本ランキング一位を獲得した。国際大会では2004アジア選手権、2005東アジア競技大会の国別対抗団体で対韓国の大将戦を勝ち抜き、ペア掘越とともに日本の国別対抗二連勝の立て役者となった。ドーハでも国別対抗初優勝のキーとなるはずだったのだが・・・(敵国、特に韓国にあたえた)渡邊・掘越の不在という安心感は大きいとおもうし、その通りの展開となってしまった感は否めない。けがに泣かされた2006年。彼女たちにとっても日本にとっても、非運だったということなのか・・・(by TOSHI)

グリップはやはりセミウエスタン。
中堀.高川、渡邊、掘越 四人の全日本チャンピオンによる「初心者からのSOFT TENNIS」はこちら。彼等の肉声と動画によるレッスンが満載!!
静止画は2005東アジア五輪(マカオ)、動画は2004アジア選手権(チェンマイ)より。  
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