

| Access&Parking ★★★☆☆ | |
| 横浜から湘南電車(JR東海道線)に揺られて約35分、570円の運賃と対面座席にそこはかとない旅情を煽られながら到着した平塚駅のバスターミナルは、改札向かって左手側の北口。球場までは徒歩23分と微妙な距離のため、往路はパッと見”神奈月”に錯覚するカナチュー(神奈中=神奈川中央交通)バスの利用が一般的のようだ。1軍公式戦が開催日は14番線から直通バスが臨時運行される模様だが、10番乗り場から出発するバスに乗ればモウマンタイらしい。バスは10分強で「平塚市総合公園 球場入口」と刻印された石碑前に到着。料金170円(後払い)。 球場併設の駐車場は、プロ野球開催日は関係者専用(警備員談)のため、一般利用はできないものの、公民館(駅方面に向かって徒歩10分くらいの場所)横の敷地が臨時駐車場として開放されていたので、自動車での来場も問題なさそう。但し、帰り際の混雑には覚悟を。ちなみにこの日は試合終了後におかま掘っちゃった車の発生して、球場前の道路は渋滞に拍車がかかっていた。 地元民ことジモンさんの交通手段はチャリ。「自転車・オートバイ 駐車禁止」と注意書きが立て掛けられながら、そんなことはお構いなしな”MADE IN マー坊”気質が垣間見えたが、むしろチャリ&単車を注禁にする意味が俺にはよく理解できない。 |
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| Location ★★★★☆ | |
| 「平塚→チーマーランナー中大・川波(現・NTT西日本?)がペース配分無視の大疾走が思い出深い8区→海」との俺のイメージを壊すかの如く、楽園ベイベー(BY RIP SLYME)な湘南予想図などまるっきり存在しない、横浜ゴム、不二家、PILOT、東京電力などの工場が林立した工業地帯に球場はあった。近隣には平塚市役所もあり(箱根で早稲田の9区を務めた大関篤史が確か就職したはず)、少なくてもイメトレでシコれる場所じゃねえぞ。深緑に囲まれた平塚市総合公園(30.3ha)では、球場横でマー坊予備軍がストリートバスケに講じ、一塁スタンド後方には、ヒデ(現・ボローニャ歌劇団)や小島サン(現・ザスパ草津)がプレーしていた平塚競技場が隣接されたりと、環境はどことなく駒沢公園風味。そういや平塚駅北口も、量産型横浜駅西口って感じだった。ちなみに近くに、校庭にナイター設備を備えた公立の中学校があったのにはビビッタよ。 | |
| Shopping ★★★☆☆ | |
| 麺嗜好者の俺は、1塁スタンド裏で販売されていた天ぷらそば(450円)に充足感。比較的物価の安い神宮と比較しても、若干お手頃価格なのが嬉しいやね。この球場で高ポイントなのは、狭い通路に雑多な人だかりができて、野球場の理想とも言える縁日的情緒感を売店付近で味わえた点。七夕祭りで有名な街の♪ラッセ〜ラ〜、ラッセ〜ラ〜♪な風情をちょっぴり感じろれた気分かな。麦汁は瓶Only生Nothing。売り子は制服未着用で、それぞれが思い思いの服装で場内を歩いていたのも地方球場ならではか。 |
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| Mood ★★★★☆ | |
| シーレの縄張り(’96年まで横浜2軍のホームグラウンド)とあって、言わずもがな7割はベイヲタ。大半は地元のよしみで応援している印象で、吉見の背信投球にも殺伐モードに包まれることなく、至ってマターリ。試合開始の時点で盛況な入りの外野はその限りではないにせよ、空席がチラホラ見受けられた内野に関しては、勝ち負けへの拘りは感じられず、年に1度のフェスティバルを楽しんでいる様子。浜スタはいつでも足を運べる距離だし、おらが街での公式戦開催に意義があるんだろう。普段よりも劣悪条件にも関わらず、浜スタ開催よりも燕ヲタの来場数が多かったな。ムーディーといえば、正面入口横の券売所のおばちゃんの稲葉浩志ばりに悩ましく艶かしいタンクトップ姿でのお出迎え。入場料に逆セクハラサービス料が含まれてるんですか?でしたらその分を割安にしてもらった方がどれだけ有り難いことか。 | |
| Personality ★★★☆☆ | |
| ともすれば没個性的な球場も、限りなくグラウンドレベル観戦を可能にする外野フェンスの低さは手放しで褒め称えたいところ。「乱入を煽ってるの?」と聞きたくなるような高さで、ベイ完敗のゲームにも、乱入はおろか、暴れ出すDQNもいなかったし、マー坊生誕の地はちゃんとモラルを弁えているのは立派。 照明灯の鉄柱は平塚の頭文字、H型を意識した作りかな?浜スタのY型を模倣したと推察。デジタル、アナログ併用のスコアボードが味わい深さを醸し出す反面、手書きのメンバー表は内野からではおもくそ読み辛い。マウンド付近と二塁ベース後方に設置されたスプリンクラーは、試合15分前から散水を始め、土に適度な湿り気を与えた後に、グラウンドキーパーが丁寧にラインを引き始めた。そんなクラシカルな絵は現代においてとても新鮮。 ドラマヲタ向け情報としては、「人間・失格」(TBS)で堂本剛演じるマコトが自殺直前に父親役の赤井英和とキャッチボールしたのがこの球場。正義感が仇となってイジメのターゲットとなり、我慢の限界に達して登校拒否を起こしていたマコトが、親子水入らずの1日を過ごして、最後にキャッチボールしながら「現実逃避せずに学校へ通う!」って誓う場面はジーンと来たよ。 直接、球場とは関係ないけど、平塚駅の切符売場には「ひらつかえなん」(BY 鶴太郎)囲碁・将棋&競技かるた部&放送委員会の全国大会出場を称える横断幕が掲げられていた。体育会系ならいざ知らず、日陰の文化系も分け隔てなく祝福する温かさに感服。そうだよ、何であろうと、全国の舞台に立つって凄げえことなんだよな。 |
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| Equipment ★★☆☆☆ | |
| 席質に関しては幾多の地方球場同様、ネット裏は背もたれ仕様、緑色の内野席が独立型ベンチシート、外野は芝生席。完全分離構造となっており、内外野の行き来は不可能。語るような設備が特になくて、スペース余っちゃうから、裏情報を捻じ込んでやるっ。点在していた係員の主な業務内容は場内案内で、ぶっちゃけチケットチェックは激甘。お陰様で3200円(3塁側B指定)でバッ(以下自主規制)。アトラクションは手抜かりなく、浜スタ完全移植モード。出囃子もアリ〜の、偽ファイアガールもしっかり出張。平塚で♪ALL THE THINGS SHE SAID♪(t.A.T.u)や♪COTTON EYE JOE♪(REDNEX)が流れるとはね。ただ音響設備は不十分なせいか、はたまた騒音対策か、通常よりも音量はかなり控え目。試合直前にはベイが月1発刊するフリーペーパー「Beautiful YOKOHAMA」で選手紹介コラム(RHYTHMIC STADIUM)を執筆しているスタジアムDJ栗原治久と、俺の通勤時の相棒FM横浜「ザ・ブリーズ」の街角リポーター藤田優一が登場して、開始を待つ場内を温めたりと、充実したアトラクションを地方巡業だからといって、出し惜しみせずに、おまけに5回終了時には花火も打ち上げ、サービスが素晴らしかった。そんな中で唯一、後悔したのは1塁側の入場客にはゲートでベイ下敷きがもれなく配られてたこと。同じ値段を払ってるのに、大ちゃんしく損した気分。♪It's show市民〜♪ | |
| Cleanness ★★★☆☆ | |
| コンクリート造りの外観に古ぼけた印象を感じるが、そこはまだ築20年足らずの中堅選手、便器は旧式の型ではあったものの、トイレは浜スタの外野のそれよりもよっぽど綺麗で、トイレにうるさい俺的にも何の支障もなかった。願わくば自動水洗センサー導入して欲しいところだけど、贅沢言っちゃいかんざき。 | |
(04.7.5記)