第3回 LC-杯 Aブロック 


エントリーNO.1   レイニースターライト

「マンビキーのG★MEN」

 

警備:休憩入りまーす。

店長:おう、お前か。

警備:あっ、店長!お疲れ様です。店長も休憩ですか?

店長:ああ。

警備:店もほぼ開店休業状態なのに休憩してて大丈夫なんですか?

店長:放っとけようっせえな!適度に休まなきゃ持たねんえだよ。

警備:まあそんな事はさて置きまして、最近は万引きしてGメンの制止を振り切ってそのまま逃走する輩が増えているそうですね。

店長:他人事かよ。それを追っ掛けて捕まえるのがお前の仕事だろうが。

警備:簡単に言わんといて下さいよ。チャリ相手に足で追い掛けるのも相当キツいんですから。

店長:スマンスマン。しかし万引き犯は捕まえずに、休憩中の俺を捕まえてそんな愚痴を言いに来ただけじゃあるまいな?

警備:皮肉も言わんといて下さいよ。万引き犯どころかお客さんもロクに来てないじゃないですか。

店長:お前も人の事言えんだろうが。まあ俺に話があんだろ?聞くよ。

警備:ありがとうございます。

   じゃあ早速本題に入りますが、万引き犯に話し掛けても振り切られない様にですね色々考えたんですよ。

店長:成程。しかしお前のアイディアで役立つのか?

警備:ええ。それは勿論ですとも。

   今日は店長さんに僕の努力を認めて貰う為に、この一週間寝る間も仕事する暇も惜しんで色々考えたんですよ。

店長:後者は是非とも惜しまないで欲しかった所。遊ばせる為にお前を雇っている訳じゃねえんだから。

警備:まあ幾つか案を用意したんでコチラをご覧下さい。(ポータブルDVDプレイヤーを用意する)

店長:用意周到だなこの野郎。口頭で伝えりゃ良いのに。

警備:ではまずはこれですね。どこにでもいそうな仮想敵はどこにでもいそうな青年です。

店長:青年か?

警備:若い連中は足で翻弄したり暴力でこっちを攻撃したり大人しく捕まるパターンと云うのが少ないです。

   だからこうしてシチュエーションを考えたのです。

店長:成程。

警備:因みに青年役は僕の友人です。役者を目指している夢見がちバカです。

店長:ほう、お前は只のバカだから向こうの方がまだマトモな気が。

   まあとりあえず文句は一通り見てから言おうじゃないか。じゃあ早速流してくれ。

警備:はい!(再生ボタンを押す)





青年:(キョロキョロ)

警備:(物陰に隠れて青年を尾行する)

青年:(キョロキョロ)

警備:(気付かれていない模様)

青年:何やこのスーパー、カメラもあんまし無いし客も少ないやないか。へへっ、こりゃ好都合。

   そんじゃ頂きましょうかね。(胸ポケットにお菓子やらジュースを詰め込んでいる)

警備:(確認し引き続き青年を尾行する)

青年:じゃ帰るか。(勿論レジを通さずに店を出ようとする)

警備:(青年の肩を叩き)お兄さん、お兄さん。

青年: ! ! !

   な、何やオッサン……?

警備:実はね私、コレなんだよ。(「万引きGメン」と書かれたプラカードを見せる)

青年:うわー、マジですかー!?全然気付かんかったー!!

警備:しかもね、カメラがそことそことそこと、後そこにも。(色々指差して最後はDVDを録画してる方を向く)

青年:隠しカメラかよー!!うっわーこんだけ仕掛けられてんのに全然気付かんかったー!!

警備:じゃあカメラに向かって行くよ?

青年:分かりました。

二人: 大 成 功

(「但し万引きでは無く、万引き犯を捕まえた事」と云うテロップが入る)

警備:はい、お疲れさまでしたー。

青年:いやあ本当にビックリしましたよ。僕みたいな役者の卵にまでドッキリ仕掛けるなんて。

警備:スマンスマン、取り敢えずそこの事務所でちょっと休もうか。

青年:そうですね!

警備:(店内の事務所に連れて行く)はい万引き犯確保ー!!

青年:しまったー!!やられたー!!クッソー!!

警備:ハッハッハ!!今時素人もどきを対象にしたドッキリなんてねえよ!!さあ盗った物を出すんだ。






店長:(耐えきれずDVDプレイヤーの停止ボタンを押す)黙って見てたけど何だよこのクソ茶番は!?

警備:何かご不満でも?

店長:不満しかねえわ!!何でドッキリバラすみたいな展開なんだよ!?

警備:こうすれば自分は特別な存在だって勘違いしてくれて止まってくれますよ!

店長:万引きした地点でもう特別なんだよ!悪い意味でな。

   後お前、撮った場所この店だよな?

警備:ええ、そうですが。

店長: 何 で 目 に 見 え て る カ メ ラ が 全 部 無 い ん だ よ ! ! !

警備:そりゃ勿論ドッキリ作戦を成功させる為と僕の捕まえる腕を遺憾無くふるう為ですよ。

店長:いざと云う時に証拠として押さえられねえだろうが!!やったやってないの押し問答になるぞ!

警備:その代わり出入り口にたっぷし入れときましたから。

店長:よう考えたらそこだけやられても!!店内に至る所に無きゃ抑止力にならんのよね!!こちとら結構予算無理してカメラ設置してるんだぞ。

警備:大丈夫ですよ。大体万引き犯はカメラの死角を突きますから。

店長:そこ突かれるといやはや何とも。……ってカメラ無きゃ結局店内至る所死角だらけだろうが!!

警備:そこは僕が店内うろうろしてカメラ撮影しますよ!こうすればドッキリとして成立しますし。

店長:店内カメラ持ってうろうろしてたらお前が怪しまれるだろうが!!見てない隙狙ってやられるぞ!

   ほんで後ドッキリって言うのやめろ!万引きは立派な犯罪!お前が一番自覚を持たなきゃいけない立場だぞ!

警備:しかしこれで捕まったなら上々でしょうよ。

店長:こんなんで実際に捕まるバカ居ねえよ!!てか今気付いたけどこれ撮ってる時店営業中だよな!?

警備:そうですが。

店長:  本  来  の  業  務  を  全  う  し  ろ  よ  !  !

警備:ンモー、文句ばっかし。じゃ次行きましょう。今度の相手は女子高生です。

店長:女子高生か?あの男だけじゃねえのか。

警備:思春期の女子と云う生き物は非常に性格が不安定で、親への反発やストレス、好奇心で罪を犯してしまうのです。

   そんでもって捕まえたとしても逆に痴漢扱いされてこっちが捕まる可能性があります。

店長:成程。厄介そうな相手だが大丈夫なのか?

警備:ええそりゃもう。ぽちっとな(再生ボタンを押す)




女子高生:(おおよそ30代位の女が無理矢理メイクしてコスプレしてる感じの見た目)

  警備:(見た目はガタイはしっかりしているものの小汚いオッサンだが、髪形をピッチリ決めて高そうなスーツに身を纏っている)

女子高生:うっわー、アタシ今チョー万引きしたいんですけどー!!と云うワケで色々物色するんですけどー!!

  警備:(物陰に隠れて女子高生を尾行する)

女子高生:(キョロキョロ)Gメンらしきメンズもカメラも無いから早速行くしー!!

  警備:(気付かれなかった事に安堵している)

女子高生:とりあえずコレとー、コレとー、コレにするしー!!(高価な化粧品を幾つかカバンにしまう)

  警備:(髪形を携帯用の櫛で整えつつ引き続き尾行している)

女子高生:レジなんてシカトするしー!!バイビー!!

  警備:(スーツを整えつつ引き続き尾行している)

女子高生:ヘッヘッヘ、盗んでやったし!!帰って早速友達に売るし!(自転車に乗ろうとしている)

  警備:そこのお嬢さん、ちょっと良いかな?

女子高生:ゲーッ!!バレたし!!しかも何だよこのオッサン!?ひょっとしてGメン!?

     ち、ちげーし!こ、この化粧品は盗ったモンじゃないし!知らねーし!

  警備:何を勘違いしてるのかな?僕はこう云う者なんだ。(「モデル派遣会社」と書かれた名刺を見せる)

女子高生:えー、ウッソー!?マジィ!?

  警備:僕は一目見て確信したんだ。この業界は君が是非必要なんだ。だから僕と一緒に来てくれないかな?

女子高生:ハイ!!行きます!!でもぉ、親や学校に言わないといけないだろうしぃ。

  警備:何だそんな事か。気にしなくて良い。僕から話しておくよ。

女子高生:うっわー、有り難し有り難し。

  警備:じゃあ早速事務所に行こうか。

女子高生:はい!これで新しいウチデビューだし!!

  警備:(店内の事務所に連れて行く)はい、ここが君のデビューが開ける場所だよ。犯罪者へのな!

女子高生:ウゲェー!!ココはスーパーの事務所!!テメェやっぱりGメンだったか!!

  警備:お前みたいな万引き犯がモデルなんてあり得ねえよ!!鏡見ろバーカ!!




店長:(強めに停止ボタンを押す)テメエが鏡見ろクソボケ!!!

警備:何ですか!何で止めるんですか!?これから良い所なんですよ!?

店長:良い所って何だよ!?何となく嫌な予感がする!

   ほんで何だお前のあの格好!?どこのホスト崩れだよ!?1ミリも似合ってねえよ!

警備:お母さんは似合ってるって褒めてくれたんですけど。(しゅん)

店長:親バカのバカエピソードとか要らんから。でこれで良く捕まると思ったな!?

警備:女の子はいつでも夢見がちなんですよ。

店長:お前この茶番見せる前と言ってる事違ぇぞ!!全部が全部モデルやらタレントに憧れてると思ったら大間違いだからな。

警備:でも歌舞伎町仕込みだったんですけど。

店長:ターゲット層が偏見まみれだ!!

   で見た瞬間からツッコもうと思ったけど、なんだあの女子高生は!?口調のウザさは勿論だけど明らかに年食ってねえか!?

警備:僕の妻です。

店長:お前奥さんに何させてんだよ!?誰得なんだよ!?少なくとも俺は得してねえからな。

警備:一種のプレイです。(キリッ)

店長:  他  所  で  や  れ  や  !  !

     ほ  ん  で  俺  に  見  せ  る  な  !  !

   で、何その普段見せた事無いような鋭い目つき!?普段の業務でやってくれんかね!?

警備:この後滅茶苦茶セックスした

店長:ピクシブで一時期流行ったテンプレやめろ!!やっぱりやりやがったなこの野郎!!

警備:お気に召さないようなので別の場所で見せましょう。

店長:万が一売りだされたらあちこちのレビューサイトで星一つ評価しまくってやる。何処のサイトでもGメンも女子高生が見るに堪えないって書いてやる。

警備:(しゅん)

   じゃあ次行きましょ。はいはい、行ったら良いんでしょ行ったら。

店長:明らかにやる気失くすんじゃねえコラ。俺は見る気とっくに失せてるんだぞ。

警備:じゃあGメンを二人にして、さっきの青年役の万引き犯を捕まえます。やっぱり一人じゃどうしても追いつけない部分がありますからね。

店長:それお前のせいじゃね?何なら撮影役の奴誰か知らんけど、そいつをGメンに回せば良くね?

警備:じゃあ行きますね。ポチッ(再生ボタンを押す)

店長:折角アドバイスしてるのにこの野郎。




女子高生:あぁんっ、そこらめだしぃ///




店長:消せ。

警備:しまった次だった。(一旦停止し、別の所を再生する)

店長:ったく。でやっぱり星一つだった。ちょっと期待して損した。




女子高生A:(おおよそ30代位の女が無理矢理メイクしてコスプレしてる感じの見た目)

女子高生B:(ガタイはしっかりしてるものの小汚いオッサンみたいな見た目)

女子高生A:はうー、憧れの先輩に話し掛けるなんて無理だよお……。

女子高生B:何気弱になってんのよ!アタシがいるじゃない!




店長:言うてすぐ間違えるなよ!!

警備:何がですか。

店長:青年が主役のヤツ言うたよな!?何でこんな甘酸っぱい青春モノっぽい出だしなんだよ!?ミスってるよな!?

警備:ミスじゃないです!ちゃんと全部見てから文句言う約束でしょ!?

店長:見るまでもねえよもう。まさか万引きGメン二人ってコイツらって言うつもりじゃねえだろうな。

警備:そうですけど。

店長:ゲーッ!!何考えてんだコイツ。

警備:意外性がある方が見つかりにくいんですよ。

店長:意外性はあるけどメリット無さそうだから言ってんだよ!

   で女子高生二人だけどな、最初の話したがってる気弱な女子高生ってさっきと同じお前の妻じゃね!?

警備:そうですが何か?

店長:いい年こいてコスプレして恥じらってる年増の姿見て何て思ったら良いんだよ!?

警備:まあまあ経費削減ですよ。再現ドラマだって同じ俳優使い回してるじゃないですか。

店長:それと同じシステムで考えるなよ。ってかこんなモン撮ってる方がよっぽど無駄だわ。てか口調ウザくないならさっきのもそうしろよ。

   ……まあ百歩譲って最初のは良いんだ、もうどうでも。

   その告白しようとしている年増を励ましてる奴、お前じゃね?

警備:バレました?

店長:バレるに決まってんだろ!!さっきの小汚ねえホスト崩れとメイクが全然変わってねえんだもん!どうしてこうなった。

警備:趣味です。(キリッ)

店長:  家  で  や  れ  や  !  !

     だ  か  ら  俺  に  見  せ  る  な  !  !

   そんで何その決め顔!?もっと決めるシチュエーションがあると思うんだけど!

警備:まあまあ、見た目なんてどうでも良いじゃないですか。問題はこの中身ですよ。僕の妻と同じです。

店長:お前、本人の目の前で今とまるっきり同じ事言って引っ叩かれてまえ。

警備:フフッ、じゃあ行きますよ。(ワクワクしながら再生)

店長:やべえコイツ、もうどうしようもねえ。



青年:(キョロキョロ)

女子高生A改め妻:やっぱし、アタシ無理ぃ~!

女子高生B改め警備:何言ってるの!今日捕まえないでいつすると云うのよ!?

 妻:だってぇ……///

青年:ふぅ、見てる奴いねえな。じゃあ盗むか……。(鮮やかな手口で色々ポケットやカバンにお菓子を詰めている)

 妻:きゃっ、先輩の事見れないよぉ……。(目を手で覆う)

警備:アンタの好きになった人が過ちを見逃すって言うの!?アンタそれでも万引きGメンなの!?

 妻:それはそうなんだけどさぁ……。やっぱし話し掛けるなんて出来ないよぉ……。

警備:いい加減にしなさいっ!!(ばしっ!)

 妻:痛っ!

警備:アンタはそれで良いかもしれないけど、アイツにとっては窃盗と云う立派な犯罪を犯してるのよ!?

      このまま帰しちゃったらアイツはずーっと底辺のままなのよ!?アンタしか止める人がいないのよ!?

青年:(店を出て自転車に向かっている)

警備:ホラ!早くしなさい!陰でアタシが見てるから頑張るのよ!

 妻:うん!頑張るよ!(店を出て青年の元に駆け出す)

      あっ、あの……、先輩……。

青年:あっ、後輩のAちゃん!どうしたんだい?

 妻:先輩!ずっとずっと先輩の事見てました!アタシと付き合って下さい!

警備:(物陰から見てる)良くやったわ!

青年:ホント!?いやー!僕も実はAちゃんの事好きだったんだ!嬉しいなあ!喜んで付き合うよ!

 妻:本当ですか!嬉しいです!じゃあ早速一緒に行きましょう!(青年の腕に抱きつく)

青年:お、おぅふ!どこでも付き合っちゃうよー!

 妻:(店に向かって歩き出す)

      万引き犯捕まえたよー!

青年:ゲーッ!!罠かよぉ!!

警備:良くやったわ!さあ観念なさい!

 妻:全く……誰も一言も貴方の事を好きだなんて言っていないから。私が好きなのはこの人だけなの!(青年の腕から離れ、警備の胸に抱きつく)

警備:お、お前……、いきなり抱き着くなよ……。

青年:ガビーン。

 妻:ねえ、抱いてよ。

警備:ああ!




店長:うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!

   くそがああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!(おもむろにポータブルDVDプレイヤーを壁に叩きつける)

   はぁはぁはぁ…………。

警備:ちょっ、何するんですか!?これから良い所だったのに!あ、中のディスクは無事だ……。

店長:だからだよ!!!だから壊したんだよ!!!

   何だこの三文芝居の末の安っぽいAV展開はよお!?思ったより遥か斜め上の酷さだった!!

警備:こうすれば万引き犯も捕まるでしょ。

店長:確かにロクな青春時代を送ってなさそうな奴なら掛かりそうだけども!でもこれなら普通に捕まえりゃ良い事だろうが!!

警備:そうか、普段のままの俺で良いんですね。(キリッ)

店長:  そ  う  だ  よ  !  !  !

     こ  の  三  つ  の  ク  ソ  茶  番  な  ら  普  段  の  お  前  で  居  て  く  れ  !  !  !

   全く、お陰で貴重な休憩時間が終わっちまったじゃねえかよ畜生。ホラ、持ち場に戻るぞ。

警備:はーい。……おっとカメラマンを務めてくれたの後輩から電話だ。

   何!?怪しい奴を店内で見かけた!?よっしゃ今行くぞ!

店長:うっわ、また万引きか?早く行って来い!で撮影役お前の後輩かよ。初めて役立った気がする。




万引き犯:(キョロキョロ)

     よっしゃよっしゃ、それじゃ頂いちゃいますかねヒッヒッヒ……。

     ヘッヘッヘ……、楽勝楽勝。じゃあこのまま帰っちまおう。(店を出る)

  警備:おい。

万引き犯:あぁん?何だお前?

  警備:(万引き犯に強力な腹パン)

万引き犯:うぐっ!(その場に倒れる)

  警備:おい。

   妻:はい。(万引き犯を担ぎあげる)

  青年:はい。(車のトランクを開けて万引き犯を詰め込む)

  警備:よっしゃじゃあ連れてってやれ。我らの  事  務  所  へな。

  後輩:全くこう云う奴らが居るから俺等が苦労するんですよね。(車のエンジンを蒸かす)

  警備:まあそう言うな。じっくり締め上げて絞れるだけだけ絞ったら、後はいつも通り適当に捨てておけ。じゃ頼んだぞ。

残り3人:イエッサー。

(車が遠くへ走り去る)



店長:(一部始終を見て)

   バカな万引き犯だなあ……。ウチで万引きしたら奴等の事務所に連れてかれて二度と戻って来なくなるんだよなあ。だから余計な対策も要らねえんだよ。

   ……だけどコレが広まった所為で客足が遠のいちまったからなあ。普通のお客さん呼びもどす方法考えねえとな……。

   とりあえずアイツ等に頼んでさっきのAVみたいなのコピーして売り出してみるか……。


ジンガー

マグネッツ

スライドGARAS

サイクルハンマー

QQQ

加点・減点

平均点

総合順位

45

51

46

48

50

63

65

 

52.5

25位

・万引きと何かしらの結び付けはうまかったと思います。
ただ、1つ1つの茶番?が長さの割にもう1つ面白さを出せてない気がして、なんというか全体的に単調さが目立ったかなぁと。
あと、店長さんが字間を開けてツッコミを決めにきてるところが多々ありましたが、見てる方としては構えてしまいますし、
ハマれが効果は出ると思いますが、個人的には、そんなにドンと見せるところでもなく感じてしまい、ちょっと失速となったかなと。(ジンガー)

・AV展開が出てきてから少し面白くなりましたが、立ち上がりが少し遅かったかなと。
セックスしたは天丼してもよかったんじゃないかなぁ。
元ネタ自体が手垢まみれだし危険なボケではあるんですけども、流れ的には自然かなと。
オチは意外性はありましたが、もう少し伏線とかあった方がよかったかなと。
こんなお客さんの少ないスーパーに警備がいる理由とか、なんで事務所と繋がってるのかとか、
そこら辺ももうちょっとフォローした方が良かった気がします。(マグネッツ)

・「この三つのクソ茶番なら普段のお前で居てくれ!!!」に代表されるように、言葉のセンス自体はなかなかのモノだったと思いますが、
それを使っているボケ・ツッコミ1つ1つ自体は流れに乗りきれずイマイチでした。
言葉のセンスは高かったので、それをもう少し上手い使い方で活かせればよかったと思います。
減点はしてませんが「スペース空けツッコミ」は普通に突っ込んだ方がよかったと思います。
あれはツイッターなどでやる単発ネタならいいのですが、こういう流れの中でやるとパタっと流れが止まります。
それが多用されてしまったのでどうにもこうにも加点材料にはなりません。(スライドGARAS)

・DVDの映像を見せるっていうのがなかなか文章でないと表現しづらいものだと思うんで、この構成は好きです
ただ、空白入りのツッコミがちょっと冷めさせる印象でした。そこまで熱意を込めて言うセリフでもないかなあ、という感じで。最後の「そうだよ!」は良かったですけど
後、オチは本筋の馬鹿馬鹿しさとの落差でかなりビックリしました(いい意味で)(、)

・ツッコミの激しさが良い。店長と警備員のやりとりはしっかりと作られていて良かったですが、
その一方でボケの数が少なかったのが惜しかったです。
警備員と女子高生などの一連の小芝居の部分でもっとボケを詰め込めればさらに面白くなったはず。
平均点は十分つけられるネタだったと思うので、今後に期待しています。(サイクルハンマー)

・登場人物たちの良い意味で芝居じみていないナチュラルな掛け合いが、良いと思いました。
ただ、後半のVTRボケが「くそがああああ!!!」とまくし立てられてしまう程の勢いが足りずパンチに欠けていたので、そこのツッコミだけ少し空回りしていた様に感じました。
ネタ全体の流れはしっかりしていたので、万引きVTRから現実に引き戻すタイミングだったり上で触れた様なボケの精度・質感のチョイスなどそういった技術が追い付けばもっと面白くなると思います。(QQQ)

・言い回しだったり何気ない会話の中でも笑いを取ろうと工夫をしているのが分かり好印象なネタ
ただ本筋の万引きシーンはどの部分も爆笑できるポイントが少なかったために全体的に盛り上がらなかったかなぁという感じでした
技術は充分にあるので後は重たいパンチですね(翔)


エントリーNO.2 インタープラグ

「ロシアンルーレット」

 

或る国の、或る大富豪の所有する、或る地下施設。
ここは、世界中の有力者達が違法な賭博を行う影の施設である。
賭けの対象となるのは、莫大な借金を抱えた者であり、彼らはゲームに勝利・・・即ち、生き残ることで相手に賭けられた莫大な保険金を手に入れる事が出来るのだ。
無論、勝負に敗れても悲観することはない。その時はすでに、この世のものではなくなっているのだから。

そして今日も、また新たな勝負が始まった。
参加者は二人。
6発入りのリボルバーに、銃弾を1発入れ、交互に自分のこめかみに銃口を当て、引き金を引く。
単純かつ、いかさまの無い勝負。
最後に生き残っていた者が、未来への光を手に入れるのだ・・・!










(ピッ)

『Odds Yatsugami:10.0 Wataya:2.0』

綿谷 ・・・表。

八神 ・・・チッ・・・。(コインをテーブルに置き、リボルバーを手に取る)

綿谷 ・・・。

八神 ・・・。(右のこめかみに銃口を当て、引き金に人差し指をかける)

綿谷 ・・・。(両手で耳をふさぐ)

八神 ・・・っ!(カチッ)・・・ふぅ・・・。あんたの番だ。(リボルバーをテーブルに置く)

綿谷 ・・・運がいいですね。(リボルバーを手に取る)

八神 ・・・。

綿谷 ・・・はぁっ・・・・はぁっ・・・・!僕は・・・生き残るっ・・・!(右のこめかみに銃口を当て、引き金に人差し指をかける)

八神 ・・・。

綿谷 ・・・っ!!(バキューン!!!)

八神 !!!

綿谷 っ!!!・・・びっくりしたぁ~・・・!

八神 ・・・。

綿谷 (テーブルの上の小箱から銃弾を1個取りだし、リボルバーに充填、リボルバーを再びテーブルの上に置く)・・・次、行きましょうか。

八神 死  ね  よ ! ! ! ! !

綿谷 わっ!?

八神 何なんだよあんた!?ゼロ距離で銃弾が頭に当たってるのに何で生きてるんだよ!!!?

綿谷 え~・・・そんな事言われたって~・・・

八神 理由を教えろ!何で!?いかさまじゃないよな!?これ実弾だもんな!何で!?

綿谷 そうは言っても・・・たまたま僕はこめかみ部分が人より硬いだけですよ?

八神 たまたまで済むレベルじゃねえよ!!脳が揺れるどころの騒ぎじゃねえんだよ!?テンプルって人の弱点でしょうが!?

綿谷 僕は小さいころのあだ名がアイアンヘッドでしたから。

八神 限度ってものがあるだろ!

綿谷 因みにあなたの小さい頃のあだ名は?

八神 変なところで話題を膨らませようとするな!それに言わねえぞ!俺は口がかたいからな。

綿谷 もうこれから二人で会うことはないですけどね・・・それじゃあ、次の勝負に行きましょうよ?

八神 ・・・いや一発勝負じゃねえの!?こういうのって一発勝負じゃねえの!?

綿谷 あ、その前に片づけちゃいましょうか。(床に落ちた銃弾を拾い始める)

八神 行けねえよ!!大体、今のだって3回目だぞ!?

綿谷 いや~、3回目ともなると緊張が解けると思ったけどそうでもなかったっすね。

八神 知らねえけど!?ってか1回目、2回目とどうにかスルーしたけど流石に3回目は無理だ!

綿谷 我慢の限界でしたか?

八神 そりゃあそうだよ!!だって、1回目であんたが当たり引き当てた時点で俺は生き残れることを確信してたもの!!!それが自然な流れで2回戦に突入したんだぞ!?落ち着いてられるかぁ!!

綿谷 でも、事前で言われてたルールは「どちらか一方、生き残った者が勝者となる」って事でしたから。

八神 主催側もこんなことになるとは思ってなかっただけだわ!!俺が3連勝してる所だわ!!って言うか連勝って言うシチュエーションがあり得ねえんだよこのゲームだと!!!

綿谷 じ、じゃあ、貴方が次に銃弾を当てても、2回は無かった事にしますから!

八神 出来ねえよ!!頭に一発くらっちまったら終わりなんだよ!!自分の物差しで判断するなよ!!やるだけ不毛だわ!

綿谷 でも、このままだとお互いに保険金が下りずに借金地獄のままですよ・・・?

八神 うぐっ・・・そ、それはそうかもしれないけど・・・。

綿谷 兎に角、どちらかが倒れるまで続けなければならないんです・・・主催側からも特に指示もないですし、次の勝負に行きましょう。

八神 ・・・俺の勝ちにしろよちくしょう!!










(ピッ)

『Odds Yatsugami:25.0 Wataya:1.8』

八神 コイントス!(ピーン パシッ)表裏、どっち!?

綿谷 ・・・裏で!

八神 ・・・また俺先攻か!(コインをテーブルに置き、リボルバーを手に取る)

綿谷 ・・・。

八神 ・・・ったく!(右のこめかみに銃口を当て、引き金に人差し指をかける)

綿谷 ・・・。(両手で耳をふさぐ)

八神 ・・・っ!(カチッ)・・・おら、交代だ!(リボルバーをテーブルに置く)

綿谷 ・・・ついてますね。(リボルバーを手に取る)

八神 ・・・まあ、それは否めねえな・・・。

綿谷 はぁっ・・・・はぁっ・・・・!僕は・・・生き残るっ・・・!(右のこめかみに銃口を当て、引き金に人差し指をかける)

八神 ・・・お前そのセリフ4回目だぞ!?まだ緊張してんのかよ。

綿谷 ・・・っ!!(バキューン!!!)

八神 ・・・。

綿谷 っ!!!・・・びっくりしたぁ~・・・!

八神 ・・・。

綿谷 (テーブルの上の小箱から銃弾を1個取りだし、リボルバーに充填、リボルバーを再びテーブルの上に置く)・・・次、行きましょうか。

八神 だから!!!!これじゃあ駄目なんだってば!!っていうか何で銃弾が何発も用意されてるんだよ!!!?

綿谷 4連敗かぁ~・・・ついてないなぁ。

八神 ついてるだろ!!普通なら死んでる所なんだから!!!来世分もその次もそのまた次の命も使ってる所なんだぞ!!?

綿谷 あ、生まれ変わりとか輪廻を信じるタイプの人なんですか?

八神 何だっていいわ!!変なところに食いつくなや!!そんで外のモニター見て見ろ!!

綿谷 モニター?あぁ、僕らの賭けの倍率が表示される所ですね?

八神 お前の生き残りの倍率が1.8倍なのに対して俺の倍率20倍だぞ!?もはや出来レースじゃねえか!!!

綿谷 本当だ・・・あ、「やつがみ」って読むんですね。「やがみ」かと思ってました。

八神 立て続けに変な所に食いつくなぁ!それよかこんなんじゃ終わるもんも終わらねえよ!

綿谷 で、でもこのリボルバーにも、銃弾にもいかさまは施されてないですよ!?

八神 いかさまがあるとしたらお前のこめかみだわぁ!!賭けをしている富豪どもの視線が痛いわ!「どうせ綿谷は死ねないから、八神早く死ね」みてえな視線を四方八方から感じてるわ!!

綿谷 じゃあ、テンポよく行きましょう!正直、第1ゲームで10分近く使ってしまったのが響いていると思うんです!

八神 命がけのゲームなのにテンポよくってどういうこっちゃ!大体それくらいの緊張感が付きまとってもおかしくねえだろうが!

綿谷 でも、2ゲーム目は5分、3ゲーム目はものの3分で終わったんですよ!?4ゲーム目にいたっては1分かからなかった!

八神 そりゃあ早くもなるわ!だってこのやり方だとどうがんばっても結果見えてるもん!

綿谷 とりあえず、無駄な動きをはしょって、最低限の動きだけやって見ましょうか?










(ピッ)

『Odds Yatsugami:50.0 Wataya:1.5』

八神 ・・・まず、コイントスするだろ?(ピーン パシッ)

綿谷 で、裏!

八神 はい、裏。で、俺の番ね。あんたここだけは当ててくるな!(コインをテーブルに置き、リボルバーを手に取る)

綿谷 (耳をふさぐ)

八神 ・・・(カチッ)はい外れ~。(リボルバーをテーブルに置く)

綿谷 ・・・。(リボルバーを手に取る)

八神 で、お前が当てるじゃん?

綿谷 (右のこめかみに銃口を当て、引き金に人差し指をかける)はぁっ・・・・はぁっ・・・僕h

八神 それもいいから。どうせ当たりだから。

綿谷 ・・・っ!!(バキューン!!!)

八神 はい当たりー。か~ら~の~?

綿谷 っ!!!・・・びっくりしたぁ~・・・!

八神 その驚いた所で5回戦終了~。

綿谷 (テーブルの上の小箱から銃弾を1個取りだし、リボルバーに充填、リボルバーを再びテーブルの上に置く)・・・えっと、今ので18秒です。

八神 最短記録を更新したな。

綿谷 やったぁ!

八神 やったぜ!ってバカ!

綿谷 おぉ!ノリツッコミ!

八神 そんな事を目的としていないんだよ!俺たちのゴールはここじゃねえって!!

綿谷 す、すみません・・・15秒は切れますよね。

八神 いやいやいや!!タイムアタックにこだわるなよ!!完全に趣旨履き違えちゃった!

綿谷 でも、テンポ良くやろうっていう話だし~。1秒のロスが後半に響きますよ?

八神 F-1のピットか!?ていうかこのロシアンルーレットの本来の目的を見失うなよ!!勝った方が生き残れる勝負って言う前提を忘れるなぁ!!

綿谷 ・・・人の命を奪う拳銃で生き残るなんて、皮肉な物ですね。

八神 何を急に悟りを開いてるんだよ!?

綿谷 ・・・あ、悟りとか気にされるタイプの方何ですか?

八神 忘れたころに変な所に食いつく流れを復活させるのやめてくれよ!

綿谷 何にせよ、このままじゃあ何も解決しませんよ。

八神 大半はお前のせいだからなぁ!?

(ピッ)

綿谷 ・・・あれ?ちょっとモニター見て下さいよ。

八神 なんだ?またオッズが変わったか?

綿谷 ・・・いや、違いますね・・・。










『次からは、銃口を口に入れて射撃しろ』

綿谷 ・・・えええええええぇ~!!?ふ!!ふざけんなよ!!

八神 いや当然の流れだわ!むしろ遅すぎ!

綿谷 で、ででででででも!!こんな方法で生き死にを決めるのはどうかと思います!!

八神 今更何を言ってんだあ!!お前5連敗してるのに図々しいんだよ!!

綿谷 うわ~!!!怖い!怖い怖い怖いっ!!!ヤバいってこれは!僕だけはこめかみルールってわけにはいかない!!!!?

八神 いかねえよ!お前のこめかみが異常だからルールが変わったのにそこだけ現行のままだったら何にもならねえよ!

綿谷 くっ!・・・ここからが本当の戦いだ!

八神 これまでのマジで茶番じゃねえか!!











八神 コイントス。(ピーン パシッ)

綿谷 ・・・表!

八神 はい、おも・・・あれ・・・お、裏だ・・・!

綿谷 ってことは僕が先行か・・・6回目にして初めてですね。(リボルバーを手に取る)

八神 そ、そうだな・・・。(コインをテーブルに置く)

綿谷 はぁっ・・・・はぁっ・・・・!ほふは・・・ひひほほるっ・・・!(口に銃口を入れ、引き金に人差し指をかける)

八神 いや、無理に喋ろうとするなよ!

綿谷 (カチッ)・・・!!

八神 な!?は、外れた!?

綿谷 ひゃったー!はひへへはふへは!

八神 いや口から出してから喋ってくれよ!

綿谷 (銃口を口から出し、リボルバーをテーブルに置く)ふぅ・・・何か風向きが変わったかもしれないですね。

八神 ふん・・・5回連続で当たっておいて何を言うんだ・・・。(リボルバーを手に取り、口に銃口を入れ、引き金に人差し指をかける)

綿谷 ・・・。(両手で耳をふさぐ)

八神 (カチッ)・・・。(銃口を口から出し、リボルバーをテーブルに置く)ふんっ。

綿谷 ちぇー・・・ここで決まると思ったのに・・・。(リボルバーを手に取る)

八神 これで決まったら俺は成仏できねえよ。

綿谷 はぁっ・・・・はぁっ・・・・!ほふは・・・ひひほほるっ・・・!(口に銃口を入れ、引き金に人差し指をかける)

八神 同じミスを繰り返すなよ!

綿谷 (カチッ)・・・!!

八神 また外れた!

綿谷 (銃口を口から出し、リボルバーをテーブルに置く)よしっ!!

八神 くっそ!何でルール変更とともに外れまくってるんだよ!!(リボルバーを手に取り、口に銃口を入れる

綿谷 ・・・って言うか良くそんなにさらっと出来ますね・・・確率3分の1ですよ?

八神 ・・・!!(銃口を口から出す)急に話しかけるんじゃねえよ!

綿谷 あ?ビビりました?

八神 うるせえよ!!いいから黙ってろ!

綿谷 はいはい・・・。(ニヤつきながら両耳をふさぐ)

八神 ・・・ふざけやがって、動揺するとでも思ったか・・・!(口に銃口を入れ、引き金に人差し指をかける)

綿谷 ・・・死ねっ。

八神 (カチッ)・・・!!(銃口を口から出し、リボルバーをテーブルに置く)よっしゃあ!!

綿谷 ・・・ついていますね。ちっ!

八神 舌うちすんなよ!って言うかさりげなく死ねとか言うなや!気分が悪い!ほら!てめえの番だ!

綿谷 か、確率は2分の1・・・!銃弾か空砲か・・・大人か子どもか・・・男か女か・・・愛か恋か・・・!

八神 ゴチャゴチャうるせえよ!最後のは何か例え間違ってるし!

綿谷 (リボルバーを手に取り、口に銃口を入れ、引き金に人差し指をかける)

八神 ・・・あ、ここは言わないんだ・・・。

綿谷 (カチッ)・・・!!!

八神 なっ!!!?

綿谷 やったー!!!!外れだー!!ここにきて最大の勝負に勝った!ひゃっほい!ビバ!人生!!ありがとうこめかみ!!さようなら八神!!

八神 う、嘘だ・・・!

綿谷 さあ!この銃の引き金を引くんだ!もちろん!口に銃口を入れてね!(リボルバーを手渡す)

八神 (受け取る)・・・あ・・・あぁ・・・!!!(口に銃口を入れる)

綿谷 (両手で耳をふさぐ)



















(ピッ)

『Odds Yatsugami:1.0 Wataya:1.0』

八神 (ボリッボリッボリッ)・・・この銃弾、さっきのやつより美味いな。

綿谷 口がかたいってそういうこと!?


ジンガー

マグネッツ

スライドGARAS

サイクルハンマー

QQQ

加点・減点

平均点

総合順位

61

63

68

90

70

65

70

 

69.5

14位

・設定はすごく好きです。ロシアンルーレットで死なないって。
ただ、引き込む部分として重要と思われる「撃ったのに死なない」箇所ですが、
(バキューン!!!)だけで当たりだったことを示す台詞が書いてないので、「それで生きてる」=「弾は出なかった」とか判断してしまい、
その後読み進めて分かりはしましたが、引き込まれ具合としては微妙な感じになってしまいました。
あと、さすがに生死のかかったこの場面だと1、2回目スルーできないんじゃないかなと。
そこの部分でテンションに共感できず引っかかりとなってしまいました。
最後も出したい情報だけ出してる感じで、つながりとして不自然な気が(綿谷さんは初見のように驚いてますが八神さんは「さっき」って言ってる)
全体的に引っかかる箇所が多かったですが、設定は非常に面白いと思いますし、ちょっと整えるだけでも大分違った印象になるのではないでしょうか。(ジンガー)

・最短記録に挑戦するって言う発想がすごい。インタープラグの真髄ですね。
オチはなんとなく読めてたけど、口が堅いが伏線になってたのには驚き。一本取られました。
こういうネタでは難しいかもしれませんが、ロシアンルーレット毎に挟まれる会話に、
もう少しフックがあればなぁと思いました。
それか最短記録挑戦のような要素をもっと見せてくれれば、もっと高得点になったかなと。
好きなんですけどね。LC-杯だからこそ活きるネタだなと思ったので、そこは少し加点しました。(マグネッツ)

・わ、2ネタ連続でスペース空けツッコミ出てきた!
こちらは「撃たれたのに死んでない」の強調だったことに加え、1回限りだったので流れストップとかにはなりませんでした。

まあ、このようなネタでオチがホントにどちらかで死ぬ、というのは多分ないだろうと思ってたので、
きっちりネタがジャンプし始めたところにそのまま着地して終わった感じでしたが、
この大会で比較的多くみられる繰り返しネタのちょっと変わったバージョンで、
大爆発はありませんでしたが、パチっと始まって、パチっと終わるきっちりとした上質のコントでした。
あ、あとオッズが当然のようにどんどん傾いていったところ、ちょっと好きです。(スライドGARAS)

・ギロチンのネタもそうなんですけど、インタープラグはシリアスな空気の作り方がうまいと思います。ここからどうなるんだろうとワクワクしますね
そして「こめかみがたまたますごい硬い」という大味なボケからの切り崩し方、「生き残ったものが勝者」「ついてない」「タイムアタック」などの自分で作ったルールのいじり方などがかなり良く出来てたと思います
ただ、最後のくだりでちょっと二人がするっとやり過ぎてるのが気になりました。それこそ今までと違い確実に生死の分かれるところなんでもうちょっとじっくり書いた方が良かったんじゃないかなあ、と(、)

・シリアスな題材のネタながらも見やすくて良かったです。構成力がありますね。
もうちょいはっちゃけた感じのボケや間抜けなボケがあれば、さらに親しみやすいネタになって面白さが倍増してたのでは。
「生まれ変わりとか輪廻を信じるタイプの人なんですか」これはうまい。(サイクルハンマー)

・銃口の向きを変えなければならない展開に向かい始めてからグッと引き込まれました。いつもながら雰囲気作りが上手いです。
ただ読んでいて臨場感を出したいが故に、ト書きを少々詰め込みすぎて読むテンポを崩してしまっている様な気もして改めてト書きって難しいなあと思いました。
今回のシチュエーション的にも、わざわざト書きを入れずとも想像しやすい設定だと思うので挟むにしてももう少し吟味しても良かったような気がします。(QQQ)

・上手にできているなぁ……絵が浮かびましたし2人のやり取りが重いようで軽いのが妙に面白い
オチも見事なんですけど、話の展開の仕方が山場を作りにくいやり方だったというか、序盤のやり取りの不条理さを中盤から後半にかけて序盤を超えるようにもっと作りこんでほしかったですね(翔)


エントリーNO.3 サイクルハンマー

「田舎に泊まり隊」

 

阿部:あぁ今日はテレビ番組のロケで青森に来たはいいけど、人がいないなぁ。周りは田んぼばっかりだし、こんなんで今夜泊めてくれる人は見つかるのだろうか・・・

岡:よいしょ、こらしょ。

阿部:あっ、人がいました! あそこの田んぼで農作業してるおばあさんに声をかけてみましょう。こんにちは。

岡:こんにちは、どちら様ですか?

阿部:こちら大東京テレビの「田舎に泊まり隊 復活スペシャル」でロケをやらせてもらってる阿部という者ですが・・・

岡:田舎に泊まる? 何言ってるんですかここは都会ですよ。

阿部:いや、周り田んぼばかりだしどう見ても田舎ですよ。

岡:新幹線が通ったから都会だべ!

阿部:確かに青森まで開業したけど!

岡:そもそも田んぼだって今はハイテク化されたので都会になったも同然ですよ。

阿部:意味が分からない。手作業で何かしてましたよね?

岡:今日はたまたま。普段は全部機械で作ってるし、ウチの農協では昨年に農業用ロボット・田郎くんという新たなマシンも登場したんですよ。

阿部:そんなロボットあるんですか!? いったいどんな農作業をしてるんですか?

岡:主に田んぼの真ん中で両手を広げて見張り番をしてくれてますね。

阿部:・・・それ、俗に言うかかしってヤツじゃないですか?

岡:かかしとは違ってハイテクだべ! ちゃんと動けるし、この前も大雨が降った時に田んぼの様子を見るため用水路まで走っていったんですよ。

阿部:それ死亡フラグだから止めてやれ! 行っても意味ないし危険なだけだ。

岡:そんな、現在の3代目田郎くんがせっかく行ってくれたのに・・・

阿部:前2台は流されてるよな! ほら言わんこっちゃない。

岡:流されたんじゃなくて土に還ったんですよ。

阿部:もういい、本題に行きますよ、今夜はぜひ家に泊めて頂けないでしょうか?

岡:えっ、私と一緒に泊まるということは、一夜を共にするということですか!?

阿部:その言い方だとヤバい方向に行きそうじゃないですか。

岡:実は2年前に旦那さんに先立たれてから、毎日寂しい思いをしてたのよ・・・

阿部:いやそんな、誘惑されても困りますよ。

岡:あ、私の家は散らかってるから、車でそこの道を右に曲がって20分ぐらい行くとホテルがあるのでそこでもいいわよ。

阿部:そういう番組じゃないから! ホテルじゃなくてお家に泊まらないといけないわけで・・・

岡:大丈夫、ホテルの名前は「べんきょう部屋」というから入っても勉強してるんだと思われて怪しまれないわよ。

阿部:そういう問題じゃない! とにかくその気は全くないから・・・

岡:じゃとりあえず家に上がって下さい。泊まっていいですよ。

阿部:・・・なんだろう、宿泊先が決定したなら喜ぶべきところなのにどうも喜べない。

岡:遠慮しなくていいですよ。

阿部:まぁそう言うのであれば・・・おじゃまします。(靴を脱いで家に入る)

岡:汚い家で申し訳ないです、床にはヤモリが這いずり回ってるけど気にしないで下さいね。

阿部:気になる! いくら田舎とはいえそんなのが家にいたらイヤですよ。

岡:ウチは都会だけど、この辺にはヤモリとかカエルとかイノシシとかいろんな生き物が出るもので。

阿部:なぜかさっきから認めようとしないけどここは田舎そのものですよね。

岡:いや都会だべ!

阿部:さっきから気になってたけど、「だべ」って言ってる時点で田舎者だから。

岡:都会だけどイノシシが庭に入ってくることもあるんですよ。さらにこの前には家の庭に2羽ニワトリが侵入してきたけどここはあくまで都会です。

阿部:何だその早口言葉みたいな侵入者たちは!?

岡:さらにこの前は家の庭で子豚、タヌキ、キツネ、猫が走り回っていたけどここは都会・・・

阿部:しりとりみたいな侵入者たちもいらないから! てかそれって本当なのか!?

岡:本当ですよ、これはさすがに騒がしかったから、全部まとめてうどんに入れようかと思いましたわよ。

阿部:たぬきうどんきつねうどんに本物は入ってない! てか猫はどうやってもうどんにはならないし。

岡:そう?美味しそうじゃない?

阿部:全然。

岡:てかヤモリとかタヌキとか、東京にはいないの? それか大東京なら家にタモリが入ってくることもあるんでしょうね。

阿部:タモリは床を這いずり回ったりとかしないから!

岡:しないの? でも家にタモリが侵入してきたら楽しそう。

阿部:タモさん侵入はありえないし、せいぜいヨネスケがまれに晩御飯時に侵入してくる程度だから。

岡:まぁとにかく廊下はヤモリの死体ですべって危ないので居間に案内しますね、こちらでございます。

阿部:そんな危険まであるのか・・じゃ入りますよ。(居間に入って2人で座る)

岡:いや~それにしてもあなた本当にカッコいいですよね。

阿部:いやそんなこと無いですよ、お世辞を言われても困りますし。

岡:お世辞じゃないですよ。例えるならば郷土の英雄、相撲の振分親方と同じぐらいカッコいい。

阿部:うん、誰だか全然知らない。

岡:えっ知らないの、振分親方といったら元高見盛じゃないですか。

阿部:高見盛と同じぐらいってそれコメントに困る! 褒めてるつもりなのか!?

岡:では、まずはご飯にする? お風呂にする? それともワ・タ・シ?

阿部:申し訳ないですが最後のはまず無いですね。

岡:それとも、マ・ワ・シ?

阿部:マワシって何ですかそれ?

岡:こちらにあるマワシを腰につけて、さぁ一緒に相撲をとりましょう!

阿部:別に相撲とりたくもないから!

岡:マワシのつけ方が分からない? それなら私がつけてあげますよ、さぁ服を全部脱いで・・・

阿部:もはや逆セクハラだ、誰か助けて~!

岡:ダメですか?

阿部:・・・ご飯にしましょう。

岡:分かりました、阿部さんのためにおいしいご飯を作ってあげますね。

阿部:よろしくお願いします。

岡:じゃ、とりあえず鶏をシメてきますね。

阿部:それ放送できないからやめて!  

岡:えっ、今から鶏の丸焼きを作ろうと思ってたのに、最高のおもてなし料理を。

阿部:いくらなんでも野性的過ぎるだろ。

岡:じゃ豚の丸焼きにしますか?

阿部:それも却下だ、まず2人ではとても食べきれないし。

岡:じゃ、この前に庭で捕獲したタヌキの丸焼きを・・・

阿部:さっきからそうだけど丸焼きしか調理方法がないのか!? アフリカの部族とかでももっと色んな料理方法があるぞ!

岡:じゃどんなのが食べたいの?

阿部:そうですね、郷土の食材を使った素朴な田舎料理とか出してくれたら番組的にはありがたいのですが・・・

岡:郷土の食材っていったら、リンゴとか?

阿部:あんまり料理に使うイメージは無いですけどね。

岡:いや料理にも使いますよ、リンゴとゴリラの炒めものとかありますよね?

阿部:ゴリラは食べられないだろ!てかリンゴ→ゴリラってそれもしりとりの定番じゃないか!

岡:たださすがにラッパは食べられなかった・・・

阿部:もういい。そんなのよりも、あなたがいつも食べてるような家庭料理をできれば出して欲しいんですよ。

岡:分かりました、じゃ今から家庭料理を作りますね。

阿部:よろしくお願いします。


(30分後)


阿部:あぁさすがに6時過ぎるとお腹がすいてきたなぁ。料理まだかな。

(キェーーーーーーーーーッ)

阿部:なんか生き物の悲鳴みたいなのが聞こえたぞ! いったい何が起きたんだ!?

岡:(阿部のもとに駆け寄る)すいません料理中の出来事です、ただいま食物連鎖という名の生命の営みが行われただけなので気になさらずに・・・

阿部:気にしますよ! まずこんな叫び声をテレビで放送できるわけないですし。

岡:ちなみに、夜の営みの方はまだまだこれからですよ。

阿部:黙れ! さっさと料理作れ!


(30分後)


阿部:遅いなぁ、本当いったい何を作ってるんだか・・・

岡:できました~。(料理を持ってくる)

阿部:ようやくできましたか、ありがとうございます。何を作ってくれましたか?

岡:まずはこちら、本日獲れたてのものを使った、タウナギの蒲焼きです。

阿部:それさっきの田んぼにいた生き物か!? こんなんおいしく食べられるんですか?

岡:知らないの? タウナギは中華料理などでも使われる食材ですよ。

阿部:使われるにしてもマイナー過ぎますよ・・・

岡:続いては、タウナギのゼリー寄せです。

阿部:またタウナギか! てか、うなぎのゼリー寄せってイギリスでマズいと噂される料理だろ、本当に大丈夫か!?

岡:続いては、豆御飯です。

阿部:これは普通に美味しそうですね。

岡:ただ豆が足りなかったので、3粒に1粒ぐらいの割合で正露丸が入ってますけど気にしないで下さいね。

阿部:それは気にする! だいたい正露丸なんて料理に入れるもんじゃないだろ!

岡:あと健康のために10粒に1粒にんにく卵黄が入ってますけどそれも隠し味なので・・・

阿部:だから何でも入れりゃいいってものじゃないから!

岡:最後に、スッポン鍋です。

阿部:さっきの悲鳴はスッポンですか、てかよく調理できますね。何気にスゴいし。

岡:ただ肉が足りなかったので、先ほど山で獲ってきた赤マムシも一緒に入れておきました。

阿部:だからそんなの入れなくていいから! てかさっきからうなぎとかスッポンとか赤マムシとか、滋養強壮に良さそうなものばかり食べさせようとしてないか!?これどういうことだ!

岡:ムフフ・・・

阿部:ムフフじゃない!

岡:まぁとにかく心を込めて作ったので、どうぞお召し上がり下さい。

阿部:じゃ食べますよ・・・いただきます。まずはタウナギから・・・(モグモグ)

岡:どうですか、お味の方は?

阿部:うん、なんかゴムみたいだ。

岡:最高の褒め言葉ありがとうございます。

阿部:別に褒めてないです。じゃ次は豆御飯いきますね・・・(モグモグ)うん、正露丸の味がキツい。

岡:薬膳料理みたいで素晴らしいってことですね、ありがとうございます。

阿部:さっきからポジティブ過ぎだ! 

岡:では最後に一番の自信作のスッポン鍋を食べさせてあげますね、熱いからフーフーしてあげる。

阿部:いらないですよ、そんなフーフーとかされても逆に困りますし。

岡:フーフーいらないの? じゃハァハァは?

阿部:それはもっとヤバそうだから却下!

岡:はい、じゃお口をアーンして・・・(お箸を手に食べさせようとする)

阿部:だからこんなことされても困るって・・・

岡:はい、食べて。

阿部:1回だけですよ・・・(モグモグ)

岡;どうですか、お味の方は?

阿部:まぁこれは普通においしいんじゃないですかね。

岡:良かった~、嬉しい! あぁ嬉し過ぎて興奮してきた、スッポン鍋を褒めてもらった、安産でスッポン!安産でスッポン!

阿部:それタモリさんの持ちネタですよね、やっぱりファンなんですか。

岡:いや、今はあなたしか見えない。

阿部:もういい!


(30分後)


阿部:ごちそうさまでした。じゃ、次はお風呂に入ろうと思うんですがいいですか?

岡:お風呂ですね、もう沸かしてありますわよ。

阿部:ありがとうございます。

岡:ただ、ウチのお風呂の方は混浴専用になってるんですよ。

阿部:ウソをつくな! 家庭用の風呂で混浴専用とか無いだろ。

岡:せっかくなので一緒にお風呂に入ってみたいわ・・・阿部さんとお風呂に入り隊の隊長になってもいい。

阿部:そんな隊を結成されても困るから! 今から1人で入ってきますね・・・

岡:残念・・じゃ1人で行ってきて下さい。お風呂場には、先ほどさばいたスッポンの返り血が飛び散ってますけど気にしないで下さいね。

阿部:それはとんでもなく気になる! せめてちゃんと掃除して下さいよ!

岡:スッポンの血を水に流すなんてもったいない・・・阿部さんに1滴残らず舐めて欲しかった。

阿部:そこまでスッポンの血を欲してないから!


(20分後)


阿部:ふぅ、いいお湯だった。

岡:あがりましたか。じゃ、いよいよ熱い夜の始まりですね・・・

阿部:いやいや何のつもりですか、まず最初にも言いましたけどこれはあくまでテレビですから。

岡:(阿部に擦り寄りながら)抱・い・て。

阿部:いやちょっと、何言ってるんですか。

岡:抱いてって言ってるの~、代理店じゃないですよ抱いてですよ。

阿部:そりゃこの状況で代理店とは言わないよな! いくらなんでもそんな聞き間違いはしないから!

岡:どうしてもダメ・・? それならせめて相撲だけでもとらせてくれない?家の中は狭くて無理だから田んぼの中で・・・

阿部:それどこの泥んこ相撲大会だ! たまに田舎のお祭りでそういうのあるけど!

岡:それもダメなの・・じゃ、朝までしりとりしない?

阿部:しりとりやっぱり好きなんですね。まぁそれぐらいならOKですけどね。

岡:やった~! じゃまずは私からいきますね。子豚。

阿部:タヌキ

岡:キツネ

阿部:猫

岡:コンバイン買い取りセンター

阿部:何だそれは!? 田舎にはそんなものあるのか!?


(そして朝になる)


阿部:おはようございます。

岡:おはよう。今日でお別れなんですね、短い時間だけど楽しかったです。

阿部:そうですか、まぁ楽しいと言って頂けたのは光栄です。じゃ最後に一宿一飯の恩義ということで、岡さんが喜ぶことを何かしたいと思ってるんですが、何がいいですかね?

岡:そりゃもう言わなくても分かってるでしょ・・・

阿部:あれですか・・じゃお礼ということで、1回だけですよ。(岡をハグする)

岡:・・・ウホーーーーッ!ウオーーーーーーッ、メ、メ、メェーーーーーーーッ!!

阿部:ちょっと興奮し過ぎ! この年になってどこからそんな声出してるんだ

岡:あぁ最高だ、あぁーーーーーっ! (バタン)

阿部:倒れた!? ちょっと、気を確かにしてください! どうしよう、とりあえず救急車を呼ばないと!

岡:(ピクピク)

阿部:息が止まって硬直してる!? どうしようスタッフさん・・・えっ人工呼吸!? まぁ確かにしないと命にかかわる・・・分かりました、しますよ!(口をつける)

岡:(阿部の唇に吸いつく)あぁ・・・生き返った。やったわ、阿部さんと人工呼吸という名のキスまでできた、もう天国だ・・・

阿部:倒れたフリして俺の唇を奪うなーーっ!! もういい加減にしろ!


ジンガー

マグネッツ

スライドGARAS

サイクルハンマー

QQQ

加点・減点

平均点

総合順位

68

35

57

52

 

50

72

 

55.6

23位

・ 終始楽し気な雰囲気で、読んでて楽しかったです。
ただ、ここが突き抜けて良かったという部分が特になかったかなぁと。
おばあさんのキャラがほんの少し印象深かったかなぐらいでしょうか。
何か1つ、もっとネタの中で立たせるものがあれば満足度の高いネタになるのではと思います。(ジンガー)

・んー、面白いボケはあったんですけどね、
「新幹線通ってれば都会」とか「正露丸」とか「コンバイン買取センター」とか好きです。
ただ大半がベタな単発ボケ気味だったのでどうしても評価しづらいなあと。
田舎に泊まろうで一夜の過ちを期待するって言うのもちょっとありがちな発想だと思うので、
田舎なのに都会と言い張る方を主軸に展開した方が良かった気がします、そこよりのボケは面白いものが多かったので。(マグネッツ)

・笑いどころのムラが大きく感じました。
いいボケは自然にスっと入ってくるんですが、悪いボケは「これはボケです!!」って自己主張してしまっています。
『家の庭に2羽ニワトリが侵入』とかがその顕著な例でしょうか。

と言っても、以前2大会よりは「すいません料理中の出来事です」
「うん、なんかゴムみたいだ。」「コンバイン買い取りセンター」などいいフレーズ率が高く感じました。(スライドGARAS)

・おばあさんの方が訛ってたりそうでなかったりが統一されてなかったのが気になりました
「丸焼き」「正露丸」「コンバイン買い取りセンター」などちょくちょく面白いフレーズはあるんですが、全体的に小ボケ止まりですごい面白いと感じるところが特に無かったです
「ど田舎なのに、都会だと思っている」という設定が後半無くなってしまっていたので、そこを広げても良かったんじゃないかなあ、とも(、)

・もっと短い尺だとまた印象が変わるかもしれないのですが前回よりもボケとツッコミが一本調子だった為か料理を作っている辺りから
少しずつ失速してしまった印象があって、途中からどんどんおばちゃんから田舎臭さが薄れてしまっているのも気になりました。
逆セクハラ的な方向に進むのは面白いと感じた分、そのくだりでもっとふんだんに田舎的エロさ?を盛り込んでみても差し支え無かったのではないかと。(QQQ)

・おばあちゃんのゲスやらしいキャラが妙にツボに入ってしまいました
全体的には終始セクハラ的な小ボケの連打って感じだったんですけど、どれもこれも外れは無くて常にニヤニヤできるネタだったと思います(翔)


エントリーNO.4 非可逆劇場

「hospital」

 




[病院]

平岡: はぁ~。まさか入院する事になるなんて…。

岡井: でも手術は成功したんだし、あとはしっかり休むことだよ。

平岡: 悪いな。なんかお見舞いに来てもらって、ところで仕事はどう? 順調?

岡井: 順調だよ。今、新しいパソコンのソフトウェアの開発に成功したんだよ。




ガラガラ

ナース: 点滴のお時間です。坂崎さん。

平岡: 平岡です。

ピッ

ナース: あ! 平岡さんですねごめんなさい。

平岡: この前は高見沢って言ったよね。

岡井: そのピッってやつはなんですか?

ナース: この病院では患者さんの情報はすべてコンピューターで管理しているので。
     では点滴入れますね。



ナース: では失礼します。

ガラガラ




岡井: あのナースさん可愛くない? 何て言うか、上戸彩に似てるよな。激クソ可愛いよな

平岡: クソと可愛いを一緒にしちゃったよ。

岡井: いーな あんな可愛いナースさんに会えて。 もはやコンパ!!

平岡: あくまで病院。

岡井: まさか!! ナースさんとHなことしてるんじゃないの?

平岡: してねえよ。

岡井: じゃあナースさんに夜な夜な何かされてるんじゃないのかなぁ~?

平岡: 点滴されてる。

岡井: 言っちゃえよ。ナースさんが好きだって。毎日ナースさんにアソコをぬいてもらってるって。

平岡: 点滴の針は抜いてもらってるけど。

岡井: 何だよ~。つまんないなぁ~。ナースさんが好きとか無いの?

平岡: だって俺、彼女いるし。

岡井: え? なんだよこのやろう。俺より先に彼女なんかできやがって。 (グリグリ)

平岡: やめろよ。点滴の針を押し込むんじゃないよ。

岡井: そうだお見舞いの品を持ってきたんだ。でも点滴してるし、何か食べちゃいけないものとかある?

平岡: いや、特に言われてなから大丈夫だと思う。ありがとう。

岡井: はい。チキンカツ。

平岡: バカじゃないの?

岡井: えっ。特に言われてないんじゃないの?

平岡: 病人に油っこいものを食わせるんじゃねえよ。

岡井: 大丈夫大丈夫。キャノーラ油だから。

平岡: 揚げ物の時点でダメに決まってんだろ。

岡井: キャノーラ油でも?

平岡: キャノーラ油に絶対の信頼を寄せるんじゃねえよ。

岡井: せっかく持ってきたのに食わねえとはどういうことだよ。(シャッシャッ)

平岡: やめろよ。カーテンを開けたり閉めたりするなよ。

岡井: もう怒った。

平岡: どこに怒る原因があったんだよ。

岡井: 明日、俺がお見舞いに来たとき覚えてろよ。

平岡: 明日もお見舞いに来てくれるのか。ありがとう。







[次の日、病院]

岡井: 来たよー。

平岡: 来たねー。


ガラガラ

ナース: 点滴のお時間です。桜井さん。

平岡: 平岡です。何でALFEEなのかは突っ込まないでおきます。

ピッ

ナース: あっ!! 平岡さんですね。ごめんなさい。
     点滴しますね。



ナース: では失礼します。

ガラガラ


岡井: ゼリーを持ってきたよ。食べる?

平岡: 食べる食べる。

岡井: これがグレープフルーツでこっちがグレープフルーツ。

平岡: どっちもグレープフルーツじゃねえかよ。

岡井: そういえばさぁ、お前の彼女ってどんな人? 俺も知ってる人?

平岡: あぁ知ってるよ。だってお前の妹の佐紀だもん。

岡井: はぁぁぁぁぁぁぁぁ!? 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ。

平岡: いや、本当だよ。ほら! これは二人で撮った写真。

岡井: 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪


平岡: 恐い怖い恐い怖い恐い怖い恐い怖い恐い怖い恐い怖い恐い怖い恐い怖い恐い怖い恐い。

岡井: どっっど……どど………どこで知り合ったんだよ。

平岡: 俺がよく行ってたキャバクラで。

岡井: キャ? キャバ……? キャッサバ……………!? キャバクラァァァァァ!?

平岡: キャッサバ関係ねえよ。そうそうキャバクラで佐紀が働いてたの。そのキャバクラではNo.4の人気だったよ。

岡井: 妹がキャバ嬢だし、トップ3にも入れてないし!!

平岡: まぁそれで3年ほど付き合ってた。

岡井: 3年も!? 3?……………。3………!? 4年!?

平岡: 何で数増えちゃったんだよ。3年だよ。

岡井: 今すぐ別れろ今すぐ別れろ今すぐ別れろ今すぐ別れろ今すぐ別れろ。

平岡: 何でぇ? いいじゃん別にさ。妹に彼氏がいても。

岡井: 妹に彼氏がいるのは別に大丈夫なんだけど、何でお前だよ!! 今すぐ別れろ。

平岡: 何でぇ? もうすぐ結婚もするのに。

岡井: 結婚!? けっ……………? え!? けっ……!? キャッサバ!? けっっっっっっっこん!?

平岡: どこからキャッサバが出てきたんだよ。

岡井: ふざけんなよ!! 今すぐ別れろ!! この病人が!!

平岡: 何でダメなの? 別に俺はお前に何か変なことしてないから。

岡井: 妹を知り合いに取られるこの気持ち分かるか!? この坂崎め!!

平岡: 平岡だよ。ゼリー食べるね。

岡井: ダメ!! これは全部俺のために買ってきたやつだから!! 返せ泥棒め!!

平岡: 別に俺、お前からゼリー奪ってねえよ。

岡井: とにかく絶対結婚には反対だからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

平岡: 何で?

岡井: おらぁぁぁぁぁぁぁぁ!! かかってこいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!! 決闘じゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

平岡: 俺病人だよ。

岡井: お前をぶっ殺してやるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!

平岡: 病院で何てこと言ってんだよ。

岡井: この妹泥棒めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

平岡: でも、まぁお前が佐紀のこと大事なのは分かるけど、もう佐紀もいい歳なんだからさ。

岡井: だからね!! 別に佐紀に彼氏が出来るのはいいんだけど、何でそれがお前なんだよ!! 病人みたいな顔しやがって!!

平岡: 病人だからね。

岡井: バーカバーカ 絶交だ絶交だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

ナース: すみません。他の患者様がいらっしゃいますので静かにしてください。

岡井: うるせえよ!! ブスが!!

平岡: お前が昨日クソ可愛いって言ってた人だよ。

岡井: うるせえよ!! 上戸彩似のブスが!!

平岡: 新しい表現が。

医者: すみません。 静かにしてください。

岡井: うるせえよ!! 高収入が!!

平岡: お前、恐いものなしだな。

岡井: よし分かった。お前はこの話は知ってるか?

平岡: 何の話?

岡井: 実はな、佐紀のう○こは異常に臭いんだ。

平岡: お前は自分の妹の何てこと言ってんだよ。っていうかう○こは大体臭いだろ。

岡井: いや、佐紀と同年代と比べても明らかに臭い。

平岡: 佐紀の同年代の標準が分からねえよ。

岡井: もう硫化水素と同じ臭いがする。

平岡: 腐卵臭じゃねえかよ。それは何かの病気だよ。

岡井: あと料理出来ないし、性格悪いし、頭悪いし、腹黒いし、出身横浜だし。

平岡: 悪口のオンパレードじゃねえかよ。横浜出身に関しては、だから何だよ。

岡井: もう怒った!!

平岡: ずっと怒ってたから。

岡井: さっきから揚げ足鳥やがって!!

平岡: 揚げ足鳥って何だよ。鳥の足を油でカラッと揚げたみたいじゃねえかよ。

岡井: うわー!! そういうところ性格悪いわー!!

平岡: あなた程でもないですよ。

岡井: いいか!! 1週間後にお見舞いに来たとき覚えてろよ!!

平岡: また来てくれるんだ。

岡井: その時までに別れとけ!!




[1週間後、病院]

岡井: 来たよー。

平岡: 来たねー。




ガラガラ

ナース: ジョニーさん点滴です。

平岡: 平岡です。もはや日本人でも無くなった。

ピッ

ナース: あ!! 平岡さんですね。 あ!! 点滴薬間違えた!! こっちだった!!

平岡: もはや笑えない。

岡井: ゲラゲラゲラゲラ

平岡: 笑ってるやついたよ。

ナース: あら。岡井さんじゃないですか?

岡井: どうもー。


ナース: では失礼します。

ガラガラ




平岡: 何で名前を知られてるの?

岡井: 実は俺が開発した情報管理ソフトがこの病院で使われることになったからかな。

平岡: なるほど。それで名前が知られてたのか! っていうかその前に患者の名前覚えろよ。

岡井: それで佐紀とは別れた?

平岡: 別れるわけないじゃん。

岡井: お前は反抗期か!!

平岡: 別に反抗してる訳では無いけど、だって彼女のお腹にはもう新しい命があるしね。

岡井: え!? 新たな命!? ……………!? ん……? えぇ!? キャッサバ!? 新たな命ぃぃぃぃぃぃ!?

平岡: だからどこからキャッサバが飛び出して来たんだよ。

岡井: 赤ちゃんが出来たとしても、別れろぉぉぉぉぉ!!

平岡: 赤ちゃんが出来たとしても?

岡井: その赤ちゃんは俺が育てるから!! 俺と佐紀の子として育てるから!!

平岡: 狂気でしかねえよ。発想がストーカーじゃねえかよ。

岡井: さぁ!! 今すぐ別れなければ、貴様は後悔することになるぞぉぉぉぉぉ!!
    もう貴様を潰す準備は完全に整ってるからなぁぁぁぁぁ!!
   ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

平岡: たとえ潰されたとしても、俺と彼女は一生一緒に過ごすんだ!!

岡井: 貴様にそんなことが出来るのかな?
    ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

平岡: おぉ。この笑い方はVシネマでしか見たことねえよ。

岡井: ちょっと前から佐紀と連絡が取れなくなってるよ!!
    ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

平岡: それは俺が彼女に君のことを話したからだと思う。

岡井: いつの間にか佐紀の住所が変わってたよ!!
   ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

平岡: そこまで君が恐かったんだね。

岡井: 新しい佐紀の住所を割り出すまで苦労したよ!!
   ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

平岡: おぉ。歪んだ兄妹愛が君をストーカーにしたんだね。

岡井: ドラハネネソクタマヤホテテテテコシウクロワワヲヲナフ

平岡: 何かの呪文を唱え出した。

岡井: ロロヤハタケウミミワフヲヲサジジヌケケゲプリシャネタァケ

平岡: 私は平生を装っていますが、物凄くおしっこが漏れそうです。というよりちょっと漏れてます。

岡井: ソハタヌゲゲヨダアバスギヤヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲブレ

平岡: 途中のヲの連呼が怖ぇ。もう帰れよ。

岡井: 分かった帰る。

平岡: 意外と素直。





[1週間後、病院]

岡井: 来たよー。

平岡: 来たねー。

岡井: 今まで俺が間違ってたよ。ごめんな平岡。俺はお前と佐紀を応援するから。
    お見舞いの品として、手作りのゼリーを作ってきたんだ。食べてくれ。

平岡: ありがとう。分かってくれて嬉しいよ。

岡井: おめでとうな平岡。佐紀を…あんな横浜出身の佐紀をよろしくな。

平岡: 横浜出身に関しては、だから何だよ。

岡井: さぁ平岡の第二の人生に乾杯!! 焼酎をもってきたよ。

平岡: 病人に酒を飲ませんじゃねえよ。

岡井: あとメンチカツ。

平岡: 病人に油っこいもの食わせるんじゃねえよ。

岡井: だけど、あのキャノーラ油だよ!!

平岡: キャノーラ油に絶対の信頼を寄せるんじゃねえよ。

岡井: ちなみにあのナースはALFEEのファンらしい。

平岡: なるほど。だからか。だからって事でも無いけど。

岡井: さぁ俺の手作りゼリーを食べてくれ!!

平岡: うん。いただきます。





[1時間後]


ガラガラ

ナース: キャッサバさん点滴の時間です。

平岡: Zzz

ナース: 寝てますか。失礼します。

ピッ

ナース: 間違えた!! 平岡さんですね。 あれ? また点滴薬間違えた。こっちだったか。











[そして]

TV: 自身が開発した情報管理ソフトを悪用し、患者の情報を書き変えたとして岡井雅が逮捕されました。
    またこれが原因と見られる投薬ミスにより1名の死亡が確認され・・・









佐紀: 私はこれからどうすれば………。


ジンガー

マグネッツ

スライドGARAS

サイクルハンマー

QQQ

加点・減点

平均点

総合順位

72

65

76

54

73

46

58

20

66.2

17位

・ボケの質が好きです。さりげなくガンガン重ねてくる感じとか。
あとなんかグレープフルーツの件が妙にハマってしまいました。
ただ、ネタ全体を通して見ると、もう1つでかいパンチが欲しかったかなぁという感じでしょうか。
オチはなんでしょうね。手作りゼリーだったり話の流れ的に予想できてしまったので、
最後周辺のボケの作り込みをよくして流れを見えにくくした方がいいのかなぁと。(ジンガー)

・「キャッサバ」「怖いものなしだな」「来たよー」あたりの破壊力がすごい。
オチもいいなあ、伏線の貼り方が結構丁寧なのに軽めのセリフ運びがそれを感じさせなかった気がします。
逆に平岡がちょくちょく敬語でツッコミするところ(「何でALFEEなのかは~」)とかは悪い意味であざとく感じました。
あと、岡井が狂いだすところはもっと面白くしようがあったと思います。
もっと意味わかんないこと口走らせるとか、自由度を高くできるとこだと思ったので、勢い押しではちょっともったいないかなと。
単体のボケの威力はかなり高く、ストーリー性もあったのでこの点数で。(マグネッツ)

・いや2つ前のネタで「死なない」って言ってたら死んだよ!露骨に殺されたよ!

…それはそれとして、岡井と平岡の温度差がよかったです。
「キャッサバ」などの良いフレーズもありましたが、
個人的には「3………4年?!」が好きでした。3って言いきってるのになぜ間違える。
最後の畳み掛けは「天丼」とは違うような同じボケの2回目に感じてしまったので、
そこをもうちょっと工夫出来ればよかったかと思います。
「このコントの総集編」と見ればそうでもないのかもしれませんが。(スライドGARAS)

・岡井を狂気的なキャラクターにするにはちょっと語尾の伸ばし方とかがノイズになってるかな、と思いました。冷めたツッコミとの対比はいいんですけどね
ここも小ボケの連続といった印象ですが、最後の畳み掛けは好きです。せっかくだから「ジョニー」の部分も何か関わりのあるセリフにして欲しかったですね
そして佐紀ちゃんが本当にかわいそう(、)

・岡井さんのバカっぽいキャラが面白い!勢いにもっていかれました。
ただアルフィーのボケはさすがに使い古された感がありますね。アルフィー自体は好きなのですが。
「出身横浜」というのも横浜はむしろ都会的で高級なイメージがあると思うので別の地名の方が良かったのでは。
後半のボケが前に一度登場したボケばかりになったのも惜しい。まだまだ伸びしろはあると思うので今後に期待してます。(サイクルハンマー)

・前回同様に、無意味なカーテン開閉や呪文のフレーズ選びが面白かったです。日が変わるごとに「来たよー」「来たねー」とリセットされるくだりはこの手のコントならではのボケだと思います。
ただ、岡井が自分の妹と平岡が付き合っているのを知ってしまった辺りから一気に空回りしてしまった様な印象を受けてしまいました。
狂い出した岡井よりも平然とカミングアウトした平岡の方が非常識さで勝っていた様に感じたからか、それ以降での岡井崩壊によるゴリ押しパートで清々しい位にハマれなかったです。(QQQ)

・[次の日、病院]
岡井: 来たよー。
平岡: 来たねー。
がめっちゃ面白かったです(笑) オチに向かって狂気が感じられるネタでしたね
ストーリーとしてはなかなかですが、笑いに繋がりにくい感じだったのが惜しかったです
それにしても友人に妹と付き合っている平岡さんが平常心で岡井さんに接していられるのが不思議です(笑)(翔)


エントリーNO.5 カッターズ

「Cinderella story」

 

?? ある所にシンデレラと言う女の子がいました。シンデレラは幼い時に家族を亡くし、意地悪な継母と義理の姉に意地悪をされながら暮らしていました。










シンデレラ ふう、お掃除は大変だわ・・・。

姉上 あら、シンデレラ。お掃除は終わったの?

シン あ!お姉様!す、すみませんまだで・・・!

姉上 あらあら・・・まだ半分も終わっていない・・・しょうがないわね・・・ちょっと箒を貸して。

シン え?

姉上 何をぼさっとしているの?二人でした方が効率がいいでしょ?

シン そ、そんな大丈夫ですよ!

姉上 いいからいいから。貴方は私の可愛い妹なのだから。ほら、手分けしてやりましょう。

シン あ、ありがとうございます!

継母 (ガチャ)あら、シンデレラに姉上。

シン あ!お母様お帰りなさい!

姉上 お母様、やっぱり私に姉上って言う名前を付けたのは間違いだと思います。シンデレラが来るまで一人っ子だったし。

継母 まあ、いいじゃないの。それよりシンデレラ、掃除は終わったのかしら?

シン す、すみません!まだ終わっていないんです!

継母 あらそう・・・。(テーブルの上のティーポットから中身をぶちまける)

シン ひっ!!

姉上 お、お母様!?

継母 姉上、箒を貸して。

姉上 は、はい!

継母 いい事シンデレラ、紅茶の出がらしを床にまいてから箒で掃くとほこりなどをしっかり取ってくれるのよ。

シン ・・・!

継母 ・・・三人で、この家をピカピカにしましょう!

シン !

姉上 はい!










?? ・・・ある日、シンデレラの家にその国の城で行われる舞踏会への招待状が届きました。何でも、その舞踏会で王子様の結婚相手を決めると言うことなのだそうです。










シン (ガチャ)お母様、お姉様!お城から舞踏会への招待状が届いていました!

姉上 あら、そうなの?何でもうちの国の王子様が結婚相手を探しているらしいのよね。

継母 結婚相談所でやれって言う気もするけれど。

シン た、確かに・・・国を挙げての婚活とか・・・。

姉上 まあ、話の種に行ってみようかしら?

継母 うん。行ってらっしゃい。

シン ・・・え!?お母様は行かれないのですか!?

継母 ふふふ・・・私はもう60を越えたおばあさんよ?それに、もし貴方達が王子様に気にいられるような事があれば・・・私は何も言うことはないわ・・・。

シン お母様・・・。

姉上 ・・・今年で72歳でしょ?

継母 シー!!60超えたでも間違っちゃないでしょ!?

シン 知らなかった・・・!

継母 と、兎に角!二人で楽しんでいらっしゃい!新しいドレスも用意してあげるから!

シン・姉上 はいっ!!










?? ・・・そして、舞踏会の夜、二人は馬車に乗り、お城へと向かいました。










姉上 それじゃあ行ってきます。

シン 何かあったらすぐに帰ってきますから!(パカラッパカラッ・・・)

継母 いいのよ。私の事は気にしないで。楽しんでいらっしゃい。

(シンデレラ・姉上 退場)





継母 さてと、私はちゃちゃっとチキンラーメンの袋についているベルマークを回収しないと!

?? ・・・いや、お前が行けよ・・・。

継母 ・・・え?

?? お前と姉上が舞踏会へ行けよ・・・!

継母 だ・・・誰!?

?? ・・・魔女だよぉ!!

継母 え!?なになに!?姿が見えない!何!?怖い怖い!

魔女 いや、私自身はあんたの目の前にいるよ?でも、子どもにしか見えない仕様なのよ。

継母 えぇ!?そ、そうなんですか!?それより、お前が行けよってどういうことですか?」

魔女 あんたシンデレラって義理の娘がいながら何を愛情を注いじゃっているのよ!?馬鹿じゃないの!?何をベルマーク集めようとしてるの!?

継母 目に見えない相手からバカって言われた!怖い!シンデレラに姉上助けて!!(スマホを取り出す)

魔女 意外と時代背景が古臭く無いわね。寧ろ最先端!

継母 (ピッピッピ)もしもしシンデレラ!?今ね、家に魔法使いが現れたの!嘘じゃないわよ!今すぐ来て!

魔女 正直に伝えたわね。って言うかそれでシンデレラは納得したの?

継母 (プツッ)もちろん!シンデレラは純真無垢で正直で清潔で健やかな毎日を送っているのよ!

魔女 後半聞いたことある!そんで信じちゃったんだ!何か保険金詐欺とかに引っ掛かりそうね!

継母 それよりも、何故私が舞踏会へ行かなければならないの!?なに!?王子は65を越えたおばあさんが好みなの!?

魔女 あんた意地でも70越えって言うのを認めないわね!違うわよ!相場よ!相場!!

継母 そ、相場?

魔女 あんたたちみたいな義理の母と義理の姉は引き取った義理の娘をいじめたりするものなのよ!

継母 そうは言われてもねえ・・・あんなに可愛くて可哀想な身の上の女の子を放っておけるわけないじゃないのよ。

魔女 思い入れ半端じゃないわね!・・・まあ、確かにあんたとあんたの娘はそっくりだけど、シンデレラは物凄く可愛らしいわね。

継母 私の弟の奥さん・・・もう亡くなってしまったけれど私の義理の妹はそれはそれは可愛らしい女の子だったわ。透き通るような白い肌に、真っ黒な髪・・・最期は毒りんごを食べて亡くなったっていうあり得ない死因だったけど。

魔女 色々言いたいけど旦那さんの口付けで復活しそう!それよりシンデレラよ!あんた達がシンデレラをいじめないから私の立場が無いじゃないのよ!

継母 えぇ~・・・?どういうことなんだかさっぱり分からないのですが・・・?

魔女 だって!義理の母や姉から意地悪されている女の子を助けるのが私の役目なのよ!

継母 ・・・でも、私達の家の事を助けてくれて、自分の身の上のことを決して口にも出さない健気で可愛い子なのよ?私にとっては実の娘と同じくらいに大切な子です!!

魔女 真面目か!この継母真面目か!!って言うかやらせて!他の魔女みたいに「シンデレラストーリー」をこの手で実現しようと思ったのに!

継母 ・・・しんでれらすとーりー?

魔女 知らないの!?身の上が不幸な人が、あるきっかけでスターダムにのし上がり、成功者となる事よ!

継母 たまたまうちのシンデレラと同じ名前でそういう過去を持った人がいたのね・・・しかも生い立ちが似ていたというのが運命を感じるわ・・・。

魔女 でしょ!?運命感じるでしょ!?だから、私もその運命に乗っかっておたくのシンデレラをスターにしてあげたいのよ!そのためにはシンデレラがある程度・・・いや、相当不幸じゃないといけないのよ!だからシンデレラをいじめ抜いて!

継母 いやいやいや!貴方の願望の為に可愛いシンデレラをいじめるなんてできませんよ!

魔女 頼むよ~!シンデレラをいじめておくれよ~!焦げた料理を出したり、服に醤油をこぼしておくれよ~!

継母 いじめ方が陰湿!他にもどうせ靴に画びょうを入れろとか言うんでしょ!?

魔女 何を言っているの!そんな物入れてもガラス何だからすぐにばれるでしょうが!

継母 ・・・ガラスの靴?

魔女 おっと!私の魔法の力がばれる所だったわ・・・!

継母 大勢を知ってしまった気がしますけどね。何にせよ私も姉上もシンデレラをいじめたりなんかしないわ!

魔女 そ、そんなぁ・・・じ、じゃあ!あの子を王子様のお嫁さん・・・つまりはこの国のお姫様にしてあげるわよ!私の魔法で!

継母 え?あなたにそんな力があるんですか?

魔女 ふふふ、魔女歴4年のキャリアを舐めないで!あの子のみすぼらしい・・・ってわけでもないけど着ている服を煌びやかなドレスにしてあげるわ!

継母 た、確かに綺麗なドレスを着させてあげられればあの子も喜ぶかもしれないわ・・・っていうか思ったより魔女歴短い!。

魔女 そうでしょ!?それに、カボチャを馬車に、ネズミを馬に変身させて舞踏会へ連れて行ってあげるわ!

継母 それは凄い!・・・でも、カボチャは昨日にっころがしちゃったし、ネズミは先週業者に駆除してもらったんですけど。

魔女 何してくれてるの!?タイミング悪すぎる!私の能力を発揮させる気がまるでないようなタイミング!!

継母 知った事か!・・・で、でも、シンデレラはさっき電話した時に一回戻ってくるって言ってたから・・・。

魔女 ぬう、しかたあるまい!それならシンデレラの服装だけでも綺麗にしてあげるわ!

継母 あ、ありがとうございます・・・あ!帰ってきた!

(姉上、登場)

姉上 お母様、大丈夫ですか!?

魔女 何でお前が帰ってきちゃうんだよぉ!!!

姉上 あら?どこからか品のない声がするわ・・・シンデレラの話では「お母さまが遂に白痴になった」って事だったのに。

魔女 さりげにシンデレラ毒舌だ!!

母上 本当に魔女が来たのよ!貴方には見えるの?!

姉上 なんか、テーブルの脇にうすぼんやりと・・・何か空間が歪んで見えるっていうか、お化けがいるんじゃあ・・・?

魔女 失礼しちゃうわね!私はお化け何かじゃあないわよ!!!

母上 それより、シンデレラはどうしたの?

魔女 そ、そうよ!何でシンデレラじゃなくて姉が来ちゃうのよ!実母、実子、そんで魔女って三者面談か!?

母上 最後のはどうかと思いますけど・・・。

姉上 シンデレラは舞踏会を楽しんでいたので、代わりに私が様子を見に来たのです。

魔女 何てことをしてくれたの!!これじゃあ可哀想なシンデレラを助けるっていう件が出来ない!!

姉上 ・・・?なにを言っているのかよく分からないけど。

母上 いや、何かシンデレラストーリーって言うのをプロデュースしたいみたいなのよぉ。

姉上 ああ、私はその言葉聞いたことありますよ。

魔女 それなら話が早いわ!貴方の妹のシンデレラを幸せにしてあげるわ!

姉上 でも、境遇と名前が似ているからって重ね合わせるのは愚の骨頂だと思うんですけど。

魔女 あんたも毒舌だな!シンデレラの毒舌の由来を見た気がする!

姉上 っていうか、シンデレラは舞踏会自体初めてだし、本当に料理や踊り、周りの人との交流を楽しんでいたし、わけのわからない存在が現れたっていう連絡を受けたくらいでそれを無碍にするのは絶対駄目でしょうが。

母上 もっともな意見!流石私の愛娘!

魔女 マジかよチクショー!!折角私がプロデュースするつもりだったのに!私の魔法の使いどころが無いじゃないのよ!ムキー!!

姉上 はた迷惑な願望ね。まず、不幸な女の子って言うのを要求してくる所に性格の悪さが感じられます。

母上 あぁ~確かに!

魔女 注目する所そこぉ!?

姉上 それでいて、そんな不幸な人を助けるという行為をすることで、自分の凄さ、誠実さをより実感したいんでしょ?つまるところ自分が一番可愛いってことですよね。

母上 うっわ!最低!魔女最低!魔女裁判かけて打ち首にされればいいのに!

魔女 もう嫌この二人!私は勧善懲悪のつもりでこのチャンスをうかがってたのに!

姉上 それを口に出しちゃう時点で到底善人とは思えないわね。

母上 おら、家の掃除しろや。

魔女 明らかに風当たりが強くなった!その冷たさをシンデレラに向けてくれれば万事願望は叶うのに!

姉上 ほら、自分の願望を叶えたいだけじゃない。

母上 おら、便器舐めろや。

魔女 姉上とシンデレラの口調は母上譲りだった!!ここ数分で私への口撃が半端じゃないもの!

母上 あ、それじゃあ姉上のこのドレスを貴方の魔法で美しい物にすることもできるんですか?

魔女 それh

姉上 それはできないって言うか、出来るけどやらないでしょ?「可哀想な女の子を助ける」って言う条件を満たしていないから。

魔女 説明する前に言われた!

母上 あぁ・・・こんな頑なな意思を持ち合わせた魔女に絡まれるなんて、姉上は何て可哀想なんでしょう・・・!

魔女 そこまで!?可哀想な人を助けるつもりが可哀想な人を生み出しちゃった!

姉上 どっちかと言えば、そこまで頑固な貴方の方が可哀想に見えますが。

魔女 とうとう私が一番可哀想になっちゃった!

母上 そうよ、あなたが自分の魔法で綺麗な格好をして、王子様にアタックすればいいじゃない。

魔女 そういうのがしたいんじゃないのよ!私は全然王子様と結婚したいとか思ってないし!舞踏会にも出たくない!

姉上 ・・・人見知り?

母上 あぁ・・・だから姿を消しているのね・・・可哀想。

魔女 そういうつもりは微塵もないって!姿を消しているんじゃなくて姿が見えないだけなんだって!!

姉上 って言うか、母上もう舞踏会に戻っていいかしら?シンデレラの事も心配だし。

母上 そうね。私さえ我慢すれば、この人の声も聞こえないのだから・・・ごめんね呼び戻してしまって。

魔女 勝手に解決しようとするなぁ!!

姉上 解決もくそもそっちの問題とこっちの問題は別問題ですからね。

母上 うん。そちらは「シンデレラストーリーのプロデュース」で、こっちは「得体の知れない存在への対処法」だから。

魔女 ぐぬぬぬ!見えないからって舐めやがって!ここで二人に呪いをかけるのは簡単だけど、私の美学に反する事は絶対にできない!

姉上 見えないけど志はちゃんとあるのね・・・。

母上 このままじゃあいよいよ救えないから、一回シンデレラに会わせて見ましょうか?

魔女 え!?

姉上 お母様!私達の可愛いシンデレラに変な虫を近づけるなんて!

魔女 とうとう虫扱い!

母上 まあ、相手もシンデレラに危害を加えようとしているわけじゃあないし、シンデレラが綺麗なドレスを着れるとなったら会わせてもいいかなあと思うんだけれど。

姉上 なるほど、直接蹴りをつけてもらうわけですね。厄払いしてもらいましょう。

魔女 更には厄扱い!!

母上 ちょっと待ってて下さい。シンデレラに電話する・・・

(プルルルル・・・プルルルル・・・)

母上 あら!丁度シンデレラから電話が来たわ!

姉上 見計らったかのようなタイミングね・・・まるで魔法みたいな・・・はっ!

魔女 いや、私関係ないわよ!!・・・で、でもシンデレラに直接アポを取れればもしかしたら望みがあるかも・・・。

母上 (ピッ)もしもしシンデレラ?どうしたの?・・・うん・・・うん・・・えぇ!?本当に!?・・・そ、そうなの!?・・・わ、分かったわ!じゃあ、今度家にご招待して!はい!それじゃあ気をつけて帰って来て!は~い!!(ピッ)

魔女 普通に電話切った!何やってんの!?

姉上 シンデレラはどうしたんですか?それに、招待してって誰の事?

母上 何でも、舞踏会で王子様に惚れられて、お付き合いを始める事になったらしいわ。

姉上 え!

魔女 !!?

姉上 ・・・と言う事は・・・シンデレラがこの国の姫に!?

母上 ・・・そういうことね。

姉上 凄い!凄いわシンデレラ!

母上 天国の貴方のお母さんも喜んでいるわよ!良かった!本当に良かった!

魔女 よくねえよ!!何を独力でスターダムにのし上がってくれてるのよ!

姉上 ・・・こうなるとあなたの存在意義いよいよないわね。

母上 おら、十字架に縛られろや。

魔女 ちくしょー!!!!

(魔女、箒に乗って窓をぶち破って退場)

姉上 あ!窓が!・・・あーあ・・・行っちゃった・・・。

母上 ・・・結局、あの魔女の願望は叶わなかったわね。

姉上 ・・・って言うか、シンデレラって言う名前に固執しなければいいのに・・・。



















こうして、成功のきっかけを待ち、自分から何もしなくなる事を、「シンデレラシンドローム」と言うようになった。

魔女 私がきっかけかこの言葉!!


ジンガー

マグネッツ

スライドGARAS

サイクルハンマー

QQQ

加点・減点

平均点

総合順位

47

59

82

72

95

78

64

 

71.0

12位

・姉上と母上が優しくて物語がずれてるっていうのは面白いと思うのですが、
ツッコミの魔女のキャラがちょっと好ましくないため、どこに共感していいのか分からないという感じになってしまいました。
(それ故、魔女に罵倒を浴びせるところは面白かったのですが。)
話そのものをボケとして見るには魔女のツッコミがちょっと邪魔になってきますし、
いっそのこと、自分の願望のためにとかじゃなくて、メタな視点から「シンデレラってこんな話じゃない」と
言わんようなツッコミを魔女にさせた方が楽しめたかもしれません。(ジンガー)

・んー、このネタは100行ぐらいで見たかったかもしれません。
設定自体はすごく好きですし、継母がすごく真面目な性格ってところも姉上が帰ってくるってのも面白かったんですが、
そこから二人で魔女を責める展開がだいぶダレてたように感じました。
もっとコンパクトにまとめてもう一展開……とかだとちょっと難しそうな設定だし、
もっと魔女の見苦しさを面白く見せれれば……と言ったところですかね。
オチは素晴らしかったです。これだけで後半の心象だいぶチャラになるぐらい。(マグネッツ)

・「姉上が呼称じゃなくてホントに名前だ」ってのは古典的ながらもかなりよかったです。
だからこそ継母が「まあ、いいじゃないの。」で簡単に片付けちゃってるのがもったいない気もしますが…。

過去2大会のカッターズさんは「ストーリー性は五本の指に入る。だけどボケの量や質が…」という感じだったのですが、
このネタは非常によかったです。
母上が『うん。そちらは「シンデレラストーリーのプロデュース」で、こっちは「得体の知れない存在への対処法」だから。』というセリフで説明している通り
継母と姉上が全くボケてる気が無いし、魔女も己がしたいことを主張してるだけなので話がとても自然なんですよね。
カッターズさんの弱点であった「ボケの弱さ」を構成(そもそもボケてないし)でフォロー出来ていたと思います
このようなコントが好きなので自ずと高評価でした。

あと魔女歴短けえな。(スライドGARAS)

・どちらかというと姉上と母親と意見に肩入れして見てました。そうだよ図々しいよこいつ
ただそれはツッコミである魔女の意見が弱いということにもなるんで、ちょっと本人の思惑とは違うんじゃないかな、とも思いました
中身はスムーズにボケツッコミがあって好きです。ただ、すぐにツッコミが欲しい場面で三人目の発言が混ざってちょっとテンポが悪くなった場面も見受けられました
オチはお見事(、)

・爆笑させて頂きました。ぶっちゃけ登場人物全員性格悪いと思いましたが、それが嫌味にならないギリギリのラインでボケを当てまくってましたね。
「おら、便器舐めろや。」こんなので笑ってしまう自分が不覚だがそれでも笑ってしまった・・・
間違いなく優勝候補の一角でしょう!(サイクルハンマー)

・根っからの悪い人を出さずに善人だけで面白いコントを作るのって結構難しいと思うんですが、そういった面白さが前面に出せていたんじゃないかと思います。
こちらもインタープラグと同様丁寧にト書きを入れられているんですが、こちらは設定や登場人物の性格のディテールと所々での笑いどころ1つ1つそれぞれのバランスがしっかりしていて面白かったです。(QQQ)

・やり取りが良い意味で滑稽な感じがしていいですねー
シンデレラをこういう風に描くとこんなにも日常コメディになるのかと感心しました
ちょっと展開面で単調だったのが残念でしたが、楽しめました(翔)


エントリーNO.6 天体観測

「天体観測のむかしばなしでオムニバス大作戦!」



【桃太郎】

ナレ:川で大きな桃を拾ったおばあさんが自宅で桃を切ると中には元気そうな男の子がいました



 翔:こんにちはおばあさん! 拾ってくれてありがとう!

ミヤ:あん? おばあさん? あぁん?

 翔:……ありがとう、お姉さん

ミヤ:いいんだよ。そうだ、名前を決めてあげないとね

   えぇと……今私の肩に出来ているイボが桃みたいな形をしているから『桃太郎』と名付けよう

 翔:もう少しマシな理由にしてくれよ

ミヤ:じゃあ私の腕の汗疹が『桃』っていう字に見せなくもないから『桃太郎』と名付けよう

 翔:決め方一緒じゃねぇか。なんでおばあさんの身体の不調から名付けられなきゃいかんのだ

ミヤ:あぁん?

 翔:……お姉さんでした。もういいです。桃太郎でいいです。コンパとかで絶対に名前の由来を喋れないけど

ミヤ:じゃあ早速だけど鬼ヶ島に行ってくれるかい? そこで大根と蓮根とゴボウとカブを買ってきておくれ

 翔:はじめてのおつかいじゃねぇんだから。あとなんでそんなに根菜をチョイスするんだ

ミヤ:ついでに鬼退治も行ってきてもいいのよ

 翔:鬼たちもおまけ扱いされるとは思ってないだろうね。分かったよ! 僕、鬼退治に行ってくるよ!

ミヤ:その意気じゃ。そうじゃかばやき三太郎。これを持っておいき

 翔:勝手に駄菓子に改名するなよ。ありがとう! 何を持たせてくれるのかな? キビダンゴかな?

ミヤ:犬と猿とキジじゃ

 翔:一式揃ってるのかよ

ミヤ:だってここペットショップだしね

 翔:ここのペットショップ、キジいるのかよ。日本の国鳥だぞ 



【浦島太郎】

ナレ:海辺で亀を助けた浦島太郎はお礼に竜宮城に招待されました



ミヤ:いらっしゃいませー! 素敵な夜のお供『竜☆彡宮☆彡城』へようこそ! 2時間飲み放題4000円ぽっきりでございま~す!!

 翔:夜の楽しいお店じゃねぇか。道理でおかしいと思ったんだ。教えられた住所が新宿だったし

ミヤ:お客さん、ご指名はどなたにしますか! 本日のオススメの子はカレイちゃん、ウナギちゃん、アナゴさんです!

 翔:アナゴにさん付けするな。一人しか思い浮かばなくなるから。ていうか全体的に華が無いな! もう少しマシな魚名があったろ!

ミヤ:そういえばお客さんは私のペットである亀を助けてくれたんですよね? 本当にありがとうございます!

 翔:あぁ、そういえばそんな話だったな。すっかりキャバクラ物語かと思ったわ

ミヤ:お礼に飲み放題メニューに生ビールと焼酎も入れておきますね!

 翔:地味に嬉しいじゃねぇか。居酒屋だと500円くらい上乗せしないとダメなサービスじゃねぇか

ミヤ:さぁ、奥のテーブルにお座りください!

 翔:せめてイスに座らせてくれ

   あぁ、でもせっかくですけど今日は帰りますね。家でチューボーですよ観なきゃいけないんで

ミヤ:それは残念です……せっかくですのでお土産を持って帰ってください!

 翔:お、お土産ってまさか! 玉手箱ですか!?

ミヤ:犬と猿とキジです

 翔:ここペットショップだったのかよ



【力太郎】

ナレ:力太郎は自慢の怪力で犬・猿・キジ・馬・牛・羊・ヤギ・インコ・亀・ハムスター・とかげ・ムササビなどを投げ倒しました



 翔:ペットショップで暴れたのかよ

ナレ:倒された動物たちはのちの十二支と呼ばれました

 翔:違うよ!? 十二支調べてから出直してこい!



【シンデレラ】

ナレ:継母たちに家の掃除を命じられた心優しきシンデレラは舞踏会に行きたいと強く願いました。するとそこに現れたのは……



 翔:やぁシンデレラ。僕は魔法使いだよ! 君の願いを3つだけ叶えてあげる!

ミヤ:お金!! 金! 金! 金! 金! ギブミーマネー!!

 翔:圧がすげぇな。圧とゲスさが半端ない。誰だよ、こいつのこと心優しいって言った奴はよ

ミヤ:ほら! 早くお金よこしなさいよ! 小切手でもいいから早く15億円を!

 翔:額もえげつねぇな。あ、あのさ……僕ってそういう魔法は使えないんだよね……

ミヤ:ちっ。使えねぇな

 翔:あらやだ、とんでもなく殴りたい

ミヤ:じゃあバッグをお願い! フサエブランドの新作バッグ! 

 翔:僕、家を間違えたんじゃねぇかな。少なくともコイツは王子様と結婚させたくないわぁ

ミヤ:それも出来ないのぉ!? アンタ何なら出来るのよ?

 翔:……着ている服をドレスに変えたり、カボチャを馬車に変えたり……

ミヤ:あっ、カボチャならあるわ! 今日の夕飯に出てきたもの!

 翔:それ煮ちゃった奴じゃねぇか。しかも細かくカットされて。そんなもんが馬車になるかよ。カボチャ丸々はないの?

ミヤ:いまどき一般家庭にカボチャが丸々あると思ってるの? おばあちゃんの家にすら無いわよ!

 翔:うっ……じゃあ今着ている服をドレスに変えてあげよう

ミヤ:いや、私ドレスとか着慣れてないからいいわ。今着ているジャージでいいわよ。動きやすいし

 翔:こいつジャージで舞踏会に行く気かよ

ミヤ:さぁ、行きましょう! 

 翔:お、おう……そういえば3つのお願いはどうするの?

ミヤ:じゃあ婚姻届けとペンとハンコを出してくれるかな?

 翔:その場で婚姻する気なのかよ 



【金太郎】

ナレ:山の奥に力自慢のきんたまろうがいました



 翔:おいナレーター。『ま』が余計だろう。『ま』が。とんでもなく卑猥な奴になってるじゃねぇか

ミヤ:やぁ、きんたま

 翔:せめて郎を付けてくれないかな。お互い損をするだけだと思うんだ

ミヤ:今日は森の木陰で相撲を取ろうよ。勝った方が3代目高見盛を襲名するの

 翔:2代目誰なんだよ。まぁ、いいよ。オイラは相撲で負けたことがないからね!

ミヤ:いつも負けっぱなしで悔しいから、本日は助っ人に来ていただきました。振分親方です

 翔:初代高見盛が来ちゃったよ。勝ち目無いわ

振分:ごっつぁんです!!! 好物は冷製パスタっす!

 翔:もっと力士っぽいもの食べろよ。もういいや! 勝負だぁぁぁぁ!

振分:どすこーい!!!

 翔:ぐへあっ

振分:ごっつぁんでした!!

ミヤ:勝ったー!! これで私が今日から3代目市川染の助ね!

 翔:もう何でもいいです……  



【ウサギと亀】

ナレ:ウサギと亀が競争します



 翔:さっきからナレーター適当になってない!?

ミヤ:ほら亀! さっさと競争するわよ! 今日のコースは芝2400Mの左回り。日本ダービーと同じ舞台よ

 翔:なんで競馬風味なんだよ

ミヤ:勝った方は3代目高見盛を……

 翔:全然関係ねぇよ。負けた方が勝った方を何でも聞くってのはどうだい?

ミヤ:いいわよ。私すっぽん鍋って食べてみたかったのよね

 翔:恐ろしい願望を口にしてねぇか? これは負けられない戦いになったぞ

ミヤ:コースには第1チェックポイント、第2チェックポイント、ウサちゃん専用お昼寝スペース、最終チェックポイントがあるわ。

   チェックポイントは全て通過すること!

 翔:こいつ寝る気満々だ。余裕ぶっこいてやがる

ミヤ:じゃあ用意はいい!? 用意スタート!!

 翔:くそっ! とりあえず一生懸命走るぞ!!



ナレ:勝ったウサギのタイムは2分21秒。これは東京2400Mのレコードタイムである



 翔:くそぅ……まさか手を抜かないなんて……そんなにすっぽん鍋が喰いたかったのか……  



【はなかさばあさん】

 

 翔:おい、タイトル間違ってんぞ!! はなさかじいさんだろ!



ナレ:鼻に出来たポツポツを気にしているおばあさんがいました



ミヤ:最近いやに鼻が乾燥してカサカサするなぁ。それにどうも鼻に出来たポツポツが気になるなぁ。やっぱりクリームとか塗った方がいいかなぁ。

 翔:本当に鼻がカサカサしているばあさんがいるだけかよ!! こんなむかしばなしねぇよ!!

ミヤ:他にも肩に桃みたいなイボは出来るし腕には文字みたいな汗疹も出来るし……

 翔:桃太郎のばあさんじゃねぇか! 



【かちかち山】

ナレ:昔々、あるところにチンコがカチカチな男がいました



 翔:やめとけよ! この話そんなんじゃねーだろ!

ナレ:チンコがカチカチな男は山火事のせいでボーボーになりました

 翔:いい加減にしろ!





【さるかに合戦】

ナレ:猿とカニがいました



 翔:それだけかよ!!

ミヤ:よぉよぉ、カニさんよー!

 翔:うわっ、いじわるなお猿さんだぁ……どうしたの?

ミヤ:ちょっとぉ、マジでぇ、腹がぁ、ゲキ減りなんすけどぉ、ちょーぱねぇっすわぁ

 翔:相変わらず清々しいほどチャラいなぁ……あ、あの僕、おにぎり持っているんですけど……

ミヤ:いやぁ、今はぁ、おにぎりの気分じゃねぇっていうか? マジでカニ鍋の気分っつうか?

 翔:恐ろしい願望を口にしてねぇか?

ミヤ:でもぉ、おにぎりで我慢すっかぁ。よぉ、カニさんよぉ。オイラの持ってる柿の種とおにぎりを交換しねぇ? マジ交換しねぇ?

 翔:どうせ断れないからなぁ……はいどうぞ

ミヤ:マジサンクスなんですけどぉ。あっ、柿の種を植えれば柿がたくさん出来るからぁ、その時には呼んでくれよなぁ

 翔:は……はい……



ナレ:そして半年後



 翔:うわぁ、たくさん柿が出来たぞぉ! とても美味しそうだ!

ミヤ:カニ鍋♪ カニ鍋♪ カニ鍋♪

 翔:とんでもない独り言を言ってる奴が来たなおい

ミヤ:やぁ、カニクリームコロッケさん♪ こんにちはぁ~♪

 翔:調理後の名前で呼ばないでよ。あと半年でキャラがガラッと変わったな

ミヤ:おぉ、たくさんの柿が出来たねぇ。でもあんな高いところにあったらカニシューマイさんは、届かないじゃないか! どーうーすーるーのー?♪

 翔:え? 何? 劇団四季にでも加入したの?

ミヤ:あっ、そうだ! オイラが木に登って柿を取ってきてあげるよ~♪

 翔:本当かい? ありがとう!

ミヤ:よ~し、木に登るぞぉ♪ よいしょ、よいしょ、良いしょ、悪いしょ、普通のしょ♪

 翔:欽ちゃんの古いコントじゃないんだから

ミヤ:着いたぞ♪ うわぁ、美味しそうだ! いただきま~す♪ (むしゃむしゃ) おいし~い♪

 翔:やったぁ! 柿が美味しく出来たんだ! 大成功だぁ!

ミヤ:むしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ

   むしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ

   むしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ

 翔:喰うペースえげつねぇな。志村けんかよ

ミヤ:食感は悪くないけど甘みとコクの物足りなさが残るわね。そのせいでどうしても食べてくるうちに飽きてくるという欠点が浮き彫りになるわ

 翔:海原雄山か。それにそれだけ喰えば飽きるだろうよ

ミヤ:ふぅ、だけども大変おいしゅうございました

 翔:岸朝子か。さっきから例える人物が高齢すぎてビビるわ

   ……ねぇねぇ、お猿さん、僕の分は?

ミヤ:ふん。お前にはこの腐った柿がお似合いさぁ(びしゅっ!)

 翔:(カキーン!)

ミヤ:な、なんだと……



ナレ:お猿さんの投げた146キロの外角のストレートはまさにカニさんが待っていたボールでした。それを狙いすましてライトスタンドに叩き込んだカニさんが

   ドラフト候補の目玉となったのは言うまでもありません    



【鶴の恩返し】

ナレ:夜中、おじいさんの家に「コンコン」とノックの音が。開けてみるとそこには美しい女性が立っていました



ミヤ:あのぉ……今晩一晩だけ泊めていただけませんか?

 翔:あらあら若い女性が可哀想に……ボロ家ですが良ければ一晩泊まっていってください

ミヤ:ありがとうございます……実はお腹も空いていまして……

 翔:あらあらそれは可哀想に……ちょうど晩御飯を作ったところです。一緒に食べましょう

ミヤ:わぁ、嬉しい! ビーフストロガノフですか?

 翔:ジジイはそんなもん食べんわ。さぁ、どうぞ芋粥です

ミヤ:すいません。味噌と醤油とマヨネーズありますか?

 翔:人が作ったものの味付けを大幅に変えるつもりだな

ミヤ:ちょっと色合いが淋しかったもので

 翔:粥って大体こういう色だからね。アンタの調味料混ぜたら地獄みたいな色になるからね

ミヤ:ふぅふぅ……おえっ……ぐあっ……いやぁ、これはとても美味しいですね……

 翔:てめぇ、今あってはならない言葉があったぞ

ミヤ:ぜひお礼がしたいのですが……

 翔:別に良いですよ。なんか腹立つんで帰ってください

ミヤ:いえ、それではこちらの気が済みません!

 翔:……お礼って何ですか?

ミヤ:こちらの部屋を貸してください。そして私が出てくるまで決してこの部屋を覗かないでください……

 翔:え? まぁ、わかりましたよ



ナレ:こうして美しい女性は部屋に入っていきました。そしてしばらくすると隣の部屋から何やら怪しげな音が……



(おっぺけおっぺけおっぺけおっぺけ)



 翔:なんか隣の部屋から聞いたことがない擬音が聞こえるんですけどー!



(おっぺけおっぺけおっぺけおっぺけひひーんひひーんおっぺけおっぺけ)



 翔:馬いるの!? なんか馬っぽい鳴き声聞こえるんですけど!

   もう我慢できない! 開けてみよう!



(ガラッ)



ナレ:そこには綺麗な鶴と犬・猿・キジ・馬・牛・羊・ヤギ・インコ・亀・ハムスター・とかげ・ムササビがいました



 翔:ペットショップにする気かよ!

ミヤ:開けてはいけないと言ったのに……開けてしまいましたね?

 翔:そりゃ開けるさ! だって隣からひひーんって聞こえたんだもん!

   ……ってお前は!?

ミヤ:そうです……以前助けていただいた鶴です……恩返しに来ました。それではさようなら……



ナレ:こうして鶴は空に羽ばたいて帰っていきました



 翔:……この動物たちはどうすればいいんだよ!?