本馬の血統は母の父がキーポイントとなるかもしれない。ザフォニックは2歳夏にデビューし、その年はGⅠ3勝を含む4戦全勝。特にサラマンドル賞(仏GⅠ)ではあのキングマンボに3馬身もの差をつけ圧勝し、全欧最優秀2歳牡馬に選ばれた。そして引退後、印象的なのが、産駒も父譲りの仕上がりの早さを示していることだ。それは日本でも確認でき、ザカリヤ(ニュージーランドT・GⅡ)やルゼル(青葉賞・GⅡ)が該当。さらに最近、母の父としても同様の傾向が出てきている。マルカシェンクが昨秋のデイリー杯2歳S(GⅡ)を勝つなど、完成度の違いを感じさせた。つまりザフォニックの血が入ることで、早期の活躍の可能性が高まるというわけだ。また父系から見ても、2歳戦から走っても決して不思議ではない血統背景。伯父ブラックホークは現役時、どちらかといえば晩成型のイメージが強かったが、この甥っ子は早くから頭角を現してくれそうな雰囲気が、血統構成から漂っている



