■ウィンブルドン選手権とは

ウィンブルドン選手権(英語: The Championships, Wimbledon)とは、イギリス・ロンドンのウィンブルドン (Wimbledon) で開催されるテニスの四大国際大会の一つである。

■ウィンブルドン選手権の概要

本大会の名称は、以前は「The Lawn Tennis Championships on Grass」であった。この名称が短縮され、現在は「The Championships」と呼ばれる。日本語では便宜上「全英オープン」と呼ばれる場合もある。

毎年オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブを会場とし、6月最終月曜日から2週の日程で開催される。開催期間中の第1週と第2週の中間に位置する日曜日をミドル・サンデーと呼び、この日を休養日として設ける伝統がある。雨天による日程の消化不良が深刻化した1991年まで、この伝統は一貫して遵守されて来たが、1997年と2004年も同様の理由からミドル・サンデーに試合が行われた。この時期のウィンブルドンは雨が降りやすく、試合が中断される事が多い。

試合や練習の際には白いウェアを着用する事が義務付けられている事も伝統となっており、これは1884年の同選手権女子シングルス部門の初代優勝者が白で揃えたウェアを着用していた事に由来する。

開催国イギリスの優勝者は1977年の女子シングルス優勝者バージニア・ウェードを、男子シングルスでは1936年のフレッド・ペリーを最後に現れておらず、ウィンブルドン現象という言葉が生まれた。

優勝決定後の表彰式の準備の手際の良さも見どころの一つである。

2009年にはセンターコートに引き込み式屋根 (retractable roof) が設置され、同年6月29日、ディナラ・サフィナ対アメリ・モレスモの試合において初めて使用された。屋根は午後4時39分より動き始め、4時46分までには完全に閉じられた。午後5時19分、屋根が閉じた後初めてのプレーがモレスモのサーブにより開始された。

優勝者には、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブの会長であるケント公爵エドワード王子からトロフィーが授与される。

■テレビ放送

BBCが1937年からウィンブルドン選手権の放送を担当しており、2005年の実績では全チャンネルで約900時間を放送した。また法令により、決勝戦の模様は必ず生中継で最後まで放送しなければならない。

日本ではシングルスはテレビ朝日(?~1986年。当時の放送時間は準決勝までは深夜枠にて、女子のシングルス決勝は土曜日のニュース最終版終了後の深夜枠にて衛星中継、男子シングルス決勝は「日曜洋画劇場」を休止して衛星生中継で放送していた。途中ニュース最終版などの挿入による中断あり)→NHK(1987年以降~)、ダブルスはGAORAで長年放送されていた。シングルスはNHKデジタル衛星ハイビジョンで全日程生中継され2003年まではNHK衛星第1テレビ(年によっては衛星第2テレビ)でも大半の試合を生中継していたが、年々NHKがウィンブルドン放送を担当する時間は大幅に減少していき2008年からはNHKに替わってWOWOWがウインブルドンの衛星放送権を獲得している。

NHKは地上波総合テレビのみでの放送となり、毎日24時台~4時15分の日付起点時間までの終夜体制で録画中継を行っている。生中継は一旦廃止されたものの2012年に男子シングルス決勝と女子シングルス決勝の生中継が復活した、また大会終了から1週間後に衛星第1でシングルスの決勝戦を2時間程度にまとめた録画版を放送している(2009年の男子は試合が長引いたので3時間程度のものになった)。2010年は他のスポーツ中継と重なり、教育テレビで放送を行っている。

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